直6BEAT主義MarkⅡ

カメラと写真と、たまにギター & 何かしら修理ばっかりしてます。

とある林道に来てまして、レールが・・・

2012-10-22 00:37:43 | 津軽森林鉄道

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津軽森林鉄道の廃レール利用のゲートのようだ。

山菜採りで来ていたのだが、帰り道、何気にこのルートに進入してみた。

「キノコ」や「ミズ」なんかを探すのが第一目的なのだが、この道は何かありそうな気配を感じる。
(森林鉄道の遺構のほうだけど・・・)

おいおい、山菜はいいのかよ!?

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山菜もそうだが写真も撮りたいと、沢へ降りてみた。

水が綺麗だなぁ~っと、そのまま真っ直ぐ視線をやると・・・

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アレ!?、不自然に長いものが水中にある。

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レールだ!!

なんで!?

左端は対岸の方に向かって川底に埋まっている感じだ。

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なんか、対岸が軌道のように見えるのは私だけ・・・

山菜探しモードから遺構探しモードへチェンジ!!

上流へとこのまま岸辺を歩いて進んでみた。

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コケが生えていて、滑りやすそうだから気を付けよう。

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っと、言っている矢先に、滑って、しりもちをついた。

お尻が痛い。( TДT)

こういうところでは受身は、しりもちですね。

場所によっては岩盤の上を歩いたりしているので、頭を打ったりでは痛いだけではすみません。

長靴も釣り用のは、丈夫で軽く、滑りにくい良いのがあるのでしょうけど、お値段もその分・・・

まぁ~、装備のせいにしてもねぇ~。

気を取り直して立ち上がり、周囲を見ると、

目の前にレールが土から生えてる!?

おそらく、土砂崩れの災害で埋もれたモノであろうと思われる。

さらに進んでみた。

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護岸工事のあとです。

やはり、先ほどの予想は合ってるかもです。

これ以上進めないので、周囲を見渡すと・・・

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先の対岸には、何か出てる!?

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レールのようだ。

手前の倒木の下の水中には・・・

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レールが沈んでいます。

次は、この先へ・・・

私の装備ではこのまま行けない。

この先の対岸に突き出ているものはレールのようなので、それを確認するため、いったん道路に戻る。

それから少し先へ回りこんで、そのポイントへと近づいた。

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突き出たモノはレールに間違いありませんでした。

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しかし、ひっくり返って曲がっています。

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曲がったレールの先と思われる方向には、土砂が崩れたあとのような地形があります。

もっと先へ進んで調査をしたいところだが、おなかが空いてきたので撤退時間です。

身体を動かしているのでお腹が空くのも早い。

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第一次調査!?の終点より振り返ってのバックショットです。

左岸の大きな倒木や右岸の護岸工事あとからみて、津軽森林鉄道が走っていた当時からは相当景色を変えていると思われます。

自然の力とはすごいものです。

こういった自然のパワーで壊れた路線を修復しながら津軽森林鉄道を走らせていた当時の人たちの知恵とパワーには敬意を払いたい。

その昔、津軽為信公が津軽地方を統括、藩の財源とするために山を管理をした。

津軽藩の林政はヒバの保護を厳重にしつつ、林政の方針を整えていったようだ。

現在まで、古い大きな良質のヒバが多いのは、それがあったからのようです。

青森ヒバの成長速度は250年~300年と言われている。

特に抗菌・防虫効果が高いので、昔から神社・仏閣の土台などに使われることが多いようだ。

神社・仏閣の改修工事が250年~300年に一度の周期らしい。

その後の改修工事に使う分を植林しておき、成木になったら改修に使うのかもです。

軌道跡の周辺は青森ヒバが伐採され、跡地にスギが植えられているところがほとんどでしょうか?

生産性を考えれば成長の早いスギのほうが良いのでしょうが、森林の再生は色々と難しいことがあるようです。

青森ヒバ天然林の再生も研究しているようですし、植林して増やして欲しいものだ。

明治より国内の経済活動が活発化するにつれて木材需要が増加。

それに答えるべく活躍した津軽森林鉄道、また、それに従事した人々の努力があって現在の青森県の姿にもなっていると思うのです。

この先は機会があればもっと調査したい。

しかし、ここはレールが乱雑にいっぱい出てくる。

以前のように感動しなくなっちゃいました。(´▽`*)アハハ

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っで、お腹が減ってるので、トボトボと歩きながらの帰り道です。

何気に川底を覗き込むと・・・

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平行する2本のラインが川底に・・・

レールだ。

枕木付きではないのが残念。

今日は、思いがけず遺構の発見ができた。

こんな感じで山菜でもないかなと、ちょっとだけルートを変えて見るのもいいかもです。

その代わり深く進入せず、次回につなぐ感じがよいかと思いました。

もっと、もっと、この先にはすごい遺構があるんじゃないかと、

調子をこいて進んでしまうと、自分の体力の状態とか時間とか忘れて危険なことになりかねない。

山の天気は変わりやすいし・・・

私の行動範囲での山歩きは、砂利道や、空気を多く含んだふかふかの地面など比較的柔らかいところを歩く。

私のひざには優しいことが、最近判明。

津軽森林鉄道の遺構に興味をしだして、今秋から山歩きが本格化しただけです。

歩いている距離はたいしたことないですけどね・・・(´▽`*)アハハ

だけど、身体の調子が良くなります。

気分のリフレッシュ、適度な運動による軽い疲労感、

帰ってからのご飯が美味しい、お風呂が気持ちいいe.t.c

もっと早くから山歩きを経験していれば、この身体の老化をストップできたかもしれないね!?

などと思うのであった。

できればアンチエイジングというより、若返りたいです。

それを可能とするものが、山菜や山の果実のどれかには無いものか!?

山の仕事に従事していた人は見た目も若く見えるし、身体そのものが年齢以上の体力が備わっているような気がします。

山には、そういった若々しくいられる人のみが知る、他の人には教えられない秘密の食べ物が生えているところがあるのだろうか!?

=へばまんだのぉ~=


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