ひたすら日本応援歌

安倍総理・安倍内閣応援のブログでしたが、諸般の事情により、今後は、菅義偉内閣を応援します ガースー (^^)/

笑っちゃいけない韓国の反撃、米中摩擦の影響、ホントにやるのか消費増税 その対策等々 長谷川幸洋のニュース実験室No.7

2019-08-18 23:40:17 | 日記
笑っちゃいけない韓国の反撃、米中摩擦の影響、ホントにやるのか消費増税 その対策等々 長谷川幸洋のニュース実験室No.7

https://youtu.be/gF7Z1tWJxd0



11:25~

絶対に笑ってはいけない韓国の反撃24時

梅宮:笑ってはいけないって人気のバレエティがあるんですけど、これ韓国の反撃が笑ってしまう


長谷川:チョッと経緯を先に見ておこうかな?先ず、これの流れ。安達さん、どういう風に見ます?


安達:これは、基本的には韓国逆切れですね。なんで、まぁ、日本の今の対応はそれで良いと思うんですけど、まぁ、どうなんでしょうね。

基本的に、まぁ輸出規制をするとか輸出制限をすると言ってるワケではないのに、何故か過剰な対応をして、何だか便乗して何となく文政権をお祭り騒ぎに持っていこうとしたら、自爆したという、そういう感じにしか見えないですけどねぇ。


長谷川:高橋さん、どう?


高橋:このねぇ、最初の…日本がやったの2つに分かれて、最初3品目、で、輸出管理の見直し。で、後、ホワイト国の見直し2つあるんだけど。

最初の話って、ハッキリ言って、大した話じゃないのに、韓国過剰に反応しちゃったですよね。

だってコレ、フッ化水素何とかっていうんだけど、まぁ、これ、半導体っていうの作る時に使うのは事実なんですけどね。半導体ってアレですよね。沢山作って、歩留まりの問題だけなんですよ。

で、沢山作って歩留まりが少ない方が良いに決まってんだけど、あっ歩留まりが多くて、不良品がって言うかなぁ、規格外の製品が少なくなるのが1番良いんですね。


歩留まりあるいは歩止まり(ぶどまり)とは、製造など生産全般において、「原料(素材)の投入量から期待される生産量に対して、実際に得られた製品生産数(量)比率」のことである。 また、歩留まり率(ぶどまりりつ)は、歩留まりの具体的比率を意味し、生産性や効率性の優劣を量るひとつの目安となる。例えば、半導体製品では、生産した製品の全数量の中に占める、所定の性能を発揮する「良品」の比率を示す。歩留まりが高いほど原料の質が高く、かつ製造ラインとしては優秀と言える。
歩留まりとは、製造ラインで生産される製品において、不良製品を引いたものの割合です。

例えば、100個製品を生産した中で10個不良製品があった場合は、不良率は
不良率[%]=不良製品数÷製品製造数=10/100=10%
となります。

そして、歩留まりは
歩留まり[%]=良品製品数÷製品製造数=(100-10)/100=90%





電気に関する情報を詳しく説明するサイトより借用
日本のを使うと、多分純度が高いから、歩留まりが凄く大きくて、チョッと規格外が出るって話じゃない。

純度比較したらどうなるかって言うと、ハッキリ言うと、結構出来るんは出来るんだけど、歩留まりがチョッと差があるってレベルなんですよ。

私ねぇ、この品目だけだと、日本に確か依存してるんだけど、純度低かったら、色んな国で、出来るから。フッ化水素なんて、別に作るの簡単だからね。

だから、実は、それをサムスンが輸入して、やればね、歩留まりがチョッと変わるレベルだと正直思った。だからサムスンから見ると、まぁ、純度高いのが良いに決まってるけど、多分これで生産計画を抜本的に見直すとかね、そういうの多分ならないっすよ。

だから、そんな大した話じゃないでしょ。っていうのが私のイメージなんだけど。これをWTOに持って行って色んな事喋っても、私の言った話、結構単純で分かるから


長谷川:っていう事は産業界のフッ化水素の用途、使い方を分かっている人から見たら、たいした話じゃないの?


高橋:パソコン持っているから知ってるけど、要するにメモリーってあって、色んなグレードがあるワケね。だから凄く高い。反応が良くて要するに色んな耐性が強い所から、粗悪品みたなモノまであるワケ。

それがどうやって出来るかって話なワケね。だから、その気になったら、安い価格で売るだけの話なのね。

だから、それで良いのを作ろうと思ったら、沢山作れば、良い品質のモノは必ず出来るから、これで生産計画がガチャガチャになるというのはチョッと考えられないですよ。

だから、それ考えたら、サムスンからしたら、まぁ、多少純度が低くても、まぁ、良いかなってレベルになるでしょ。


長谷川:或いは、他の国から持ってくれば良い。


高橋:他の国でも作れるのは作れるんですよ。純度多少下げればね。そうすっと歩留まりっつうか、不良品がチョッと増えるという話だけなんでね、これで生産計画抜本的にまずならないでしょっていうのが普通ですよ。


長谷川:まずね、私が思ったのはねぇ、この156件ですよ。これ、フジテレビが最初特ダネで流したんですけど、韓国の側から、実は4年で156件も不適正な事例が出てきたっていうデータが出てくる事自体に、先ず驚いたんだけど。


高橋:これ、前から出てる。


長谷川:前から


高橋:だから、経産省は当然知ってるでしょうしね。それは、多分、日本の不適切事例っていうのも経産省いつも発表しているから。そういうの見てると分かりますよ。


長谷川:これは確か、韓国の国会議員が、政府に国会で質問したんだよね。そしたら政府が把握せずに出てきた。


高橋:どっかに出してる様な資料だと思う。で、これ見てチョッとビックリしちゃったのは、ある意味でね、私も前に出ててよく知らなかったけれど、よく見たら、シリアとか中東の国が全部あってね、それはチョッとマズイでしょ。

だから、そっから横流しして、北朝鮮に行く可能性は十分あるから。あのリスト見ただけで、あぁ、これは横流ししてるなと。再輸出してるなと。


長谷川:そこが最大の問題なんだけど。つまり、シリアなんかに出ると、迂回輸出で北朝鮮やもしかしたら、イランみたいな所に行くんじゃないか。ここがそもそも最大の問題だったワケ。


高橋:そうそうUAEなんかもあってね。だから、けっこうヤバイ国だって。そこの不正が沢山あって、フッ化水素みたいなのもそこにチョッとかかっていたし、あの戦略物資って韓国の資料にも書いてあったから。それはチョッとマズイでしょと。


長谷川:だから、忖度すれば、そこの所を「じゃあ、分かりました。チャンと管理しますよ。」とすれば、この話は本質的には終わっていたワケでしょ。


高橋:それを韓国が、何か過剰反応しちゃったってのは、日本も言ってない様な徴用工の話でしょって言っちゃうワケよね。それは気持ちはそうだからって、その…。

韓国人と喋ると、ホントはそうでしょって、でも、そうじゃないよって、ホントはそうでしょって、こんななって話にならないじゃん。


長谷川:面白いのはそこで、気持ちはそうだけど、でも、気持ちだけ…


高橋:外交なんて、気持ちなんて関係なくて、日本が言っている理由を跳ね返せば良いんだけど、でも、日本が言ってるのは違うでしょって言うから、議論にならないじゃん。


梅宮:こういうタイミングで日本側もそう言いだしたって事は…いつだって言いだせたのに。この時期にしたのは


高橋:どういう時期になったって、日本側の理由は安全保障って言ってるから、要するに再輸出の話だけで、再輸出管理の話だから。これこれ事例については、こうですって韓国が説明したら、日本も取り下げざるを得ないの。


梅宮:そうでしょうね。


長谷川:つまり、論争っていうのは、ルールの下でやってるワケだから、気持ちは別に、日本がこう言ってるんだったら、それはそうですかという事でやれば、建前の闘いでは、十分巻き返せたのに。


高橋:だって、最初から違うよ。


長谷川:お前の気持ちはホントは俺を叩きたかったんだろう。


梅宮:そうなんだけど。


高橋:叩いてって、そうじゃないって。逆に言うとね、私が経産省の担当官だったらね、いくら徴用工の話されても、外務省の話だから、俺に言ってくるなって話で終わっちゃうよ。

縦割りだけでも簡単じゃない。経産省に徴用工の話して、ハイそうですかって言えるワケないじゃん。


長谷川:外務省は実は、気持ちはそうだから。俺たちじゃなくて、経産省が勝手にやったって思ってるらしいから。


高橋:それはそれで、世耕さんがやってるのは事実だし。そこで世耕さんの話の時に外務省の話したってしょうがないじゃない。そんな議論にならんと思うけどね。


安達:文在寅氏の勇み足じゃないんですか?これを切欠に、一気に日本にイチャモンつけて、日本が又、折れちゃったりすると、それで一気に人気回復みたいな事を狙ってたけど、思いっきり滑ったっていう。


長谷川:私なんかねぇ、最初に気持ちの問題と建前の問題の使い分けが、私の知る限り、この日本国としては、初めてこういう事をやったかなぁと思っていて、そこが実にエレガントだと。エレガント、闘い方としてっていう風に見てきたんだけど、高橋さん、どう?


高橋:エレガントって、韓国が思いの外、感情の国だったって事でしょ。だから私が韓国のアドバイザーだったらね、「いやぁ、これ輸出管理の話だから、例えば韓国の企業で消費これだけしましたと。再輸出こんだけしましたけど、これからは、再輸出について、規制をこういう風にします」と言ったら、日本の経産省は二の句が出ないよね。


長谷川:又、ホワイト国に戻す


高橋:だから、その後、規制の状況を見てね、その後の実施状況を見てね、多分、1ケ月か2ケ月後に、もう1回協議しましょうっていう言うより無いよね。

それでも、最初に経産省の担当官は徴用工の話されたって、俺は関係ねぇだろうって言っておしまいだろうね。これ外務省の話、俺たちに聞いても、こちらから降りられないよって話。


長谷川:じゃぁ、何故、韓国は気持ちの部分を日本側の気持ちの部分を言ってきたんだろう?


安達:韓国経済メタメタですから。何かやっぱり打開策が欲しいワケですよね。多分。で、北朝鮮からは、パシリ扱いされて、最近、パシリ以下になってるじゃないですか。そいで、アメリカに持っていったら、アメリカは完全に引いていて、中国は無視。

完全に孤立していて、韓国だけ凄い勢いで沈んでいる状況なんですよね。で、経済で言うと完全に文政権の経済政策は、間違いだらけで、日本で言うと旧民主党の政策をそのままやって…旧民主党がやらなかった事迄やってるという感じになっていて。

全部ダメなんですよ。なので、まぁ、最近だとサムスンの輸出みたいな話があるんですけど、実は消費も大幅に悪くなっていて、理由は雇用が悪くなっているから。で、雇用が悪くなっている原因は最低賃金を一気に3割位上げたんです。

2年で3割。その瞬間に企業は賃金上がっちゃうんで、もうリストラで人をカットして、で、失業者が増えて…。失業者がだから前年比で10%位…10%増なんです。なので、若者は日本に就職活動に行く。


梅宮:10%もですか。


安達:10%増なんですよ。で、消費が落ちていて、韓国の主要銀行も7月に利下げしたんですけど、ズッと利下げせずに、逆に利上げしてたんですね。で、住宅価格が激下がりして、住宅不況になってって感じになって。で、それもダメと。

後はサムスン自体が、米中貿易戦争の煽りか何かでかもわかりませんけど、もうメカニカルダメで、で、設備投資は韓国の元はサムスンなので、サムスンが設備投資やらないともうダメで。色んな項目が全部ダメ。

っていう状況で、ドンドン、ドンドン沈んでいる状況なんですね。なので、文政権も、さすがに韓国の国民も「こいつアホやないか」って感じで見だしたと思うんです。


長谷川:最近はね。


安達:なので、そこで何か打開策を求めるという事で、安易に日本にイチャモンつけたら、切り返されたという…そういう事だと思うんですね。


長谷川:つまり、日本と喧嘩をすると、こっちも殴ると、こういう姿勢を見せる必要があると。


安達:あったという事で、正しかったですね、今回の事。


長谷川:まぁ、それのお蔭で、支持率がチョッと持ち直したと。


安達:ただ、もう、経済もメタメタで、誰も助けてくれない感じになっているので、チョッと厳しいです。トランプ大統領も見限った感じですから。


長谷川:いやぁ、私、率直に言ってですね、韓国の一連の対応を見てると、ハッキリ言って、韓国はこれ程…まぁ、これテレビじゃないから言っちゃうけど…バカだとは思わなかったと。これ程バカだった、貴方たちというのが正直な気持ちなんだけど、それがねぇ、もう一つ腹に落ちないんですよ。

だって、韓国人だって、多少勉強すればさぁ、こういう事になるってこと位分かりそうなモノなのに。高橋さん、どう思いますか?


高橋:バカだったんじゃないの?いや、韓国の人と話をしてもね、何か議論に乗らないで、ホントはそうでしょって違う事言うでしょ。

私もある番組で、韓国の人と話をして、「いやぁ、高橋さんの言うこと、ホントは違うでしょ。」「そんな事、言ってないでしょ。」って話で、議論にならんじゃない。感情の国なんじゃないの?感情の国っていうのが、表に出ちゃったんじゃないですか?

だから冷静に考えてみたら、その徴用工の話にしても間違いなワケ。要するに、これ徴用工の話して、日本はチャンと知ってたけど、チャンとアメリカ政府は、この徴用工の話については、解決済みと日本の立場をアメリカはズーッと昔から言ってるのね。

だからそれを二人で、日韓でやった時にね、最後に揉めたらやっぱりアメリカ頼りになるじゃない。その時にアメリカがどういう風に思うかを考え無いで言ったとしか思えないよね。

だから、徴用工の話アメリカに持っていっても、「日韓で」で終わりでしょ、日本の言う通りで終わっちゃう。そんなの分かってて、これ、もう勝てないよって事選んでるワケ。全部が…徴用工の話にしても勝てない。

全然こっちが言ってない、勝てない話を言ってるワケね。どう考えても合理性なんか全く無い。


長谷川:それでね、そうなんだけども。然は然り乍ら、それでも何処か、合理的な部分があるんじゃないかと思って、私チョッと目についているのはね、そのぉ、文在寅大統領が言った、その一連の日本との大喧嘩が始まった時に、

「北朝鮮と南北平和経済を実現する」と。つまり南北一緒になれば、日本の経済に勝てると。ここに実は本音が出たんじゃないかと。


高橋:それはバカな話が本音になっちゃうのね。いくら考えたって、南北でって、世界最貧国と一緒になってね、そんなんプラスになる筈がないって、直ぐ分かるじゃない。こんなのね、実は韓国の中の保守系の社説にも書いてあるよね。何を血迷ってんだって話だよね。


長谷川:でも、そうなんだけども、実は、そこがホントの出発点なんじゃないの?


梅宮:資源を…一杯投資して…


高橋:左巻きってそういうの有るんですよ。だから理想を描いて。


長谷川:南北統一こそが、最大のゴールであり、そのゴールから全部個別の問題を引き出している。


高橋:それ多分そうだよ。


長谷川:であれば、南北が統一する、しかも自分たちは北にシンパシーを持っている。で、北に全くシンパシーの無い日本はケシカラン。で、俺たちは南北で愛国朝鮮なんだという事が出発点にあり、それに抵抗してくる日本というのは、もう闘うしかないという単純な話なんじゃないの。


高橋:要するにバカじゃないの。だからさ、最初の前提がバカだと、出てくる答えも全部バカだっていう答えしかないでしょう。

あのねぇ、もしそれを狙うんだったら、合理的に考えたら、韓国は国力を非常に強めて、北がすごい弱い侭でね、北の方から助けを求めて併合するっていうのだったら、多分、それは1つの戦略になると思いますよ。

でも、それならないでしょ。自分たちを弱めて、最貧国とレベル同じにして、一緒になろうって話にしかならないじゃない。だから全く、合理性が無いワケ。

左の人って、時々、理念で発信しちゃって、合理性がなくなるんですよ。その典型で、合理選がなくなって、単純に出てきてるってだけじゃないの。


長谷川:だからさ、最初のゴールの設定が間違えているから、個別の対応も全部間違っている


高橋:そこをね、狙っているんだったら、韓国凄く強くなって、ドンドン強くなって、東西ドイツみたいな状況になってね、東ドイツを飲み込む形になれば、それが出来るでしょうね。


安達:東西ドイツも、でも実は3~4年、ダメだった。ユーロが無ければ、全然ダメで、ドイツ強い様に見えるんですけど、実はOECDの中で成長率が1番低い国は日本なんですけど、その次なんですよ。だから全然ドイツ経済ダメなんですよ。


高橋:でも、その時に、東西ドイツの奴らは別に西ドイツの理念でやったワケじゃなくて、棚ボタでなったワケね。その時、東ドイツは今の北朝鮮よりかは結構良かった。あん中で、社会主義国の中で良かった方なんだよね。

それで後ユーロっていうのも、ヨーロッパの歴史がすごくあってね、機が熟してきて、それで結果的に上手く乗れたんだけどね、でもチョッと合理的に考えたら、今の北朝鮮考えたら、全く、東ドイツより低いし、ユーロなんか全く無いじゃない。

だから助ける道が全くないんだから、普通合理的に考えたら、これは韓国が強くなってきて、北が助けに来るのを待つっていう事しか無いんじゃないの。だから、そこが間違いなの。

だから有り得ない。もうチョッと合理的に考えたら、有り得ない。間違いを前提に考えたら、出てくるのは全部間違いとしか言いようがないよね。


長谷川:でもさ、この問題議論するのにね、要するに、間違いの根本を議論しないと分からないじゃない。


高橋:でもそれは、バカに当たって、何処がバカですかって言ってるのと一緒で、言われてる方も分からないでしょ。


安達:でもアレですよ。アメリカ人でジム・ロジャースっていう投資家が居まして、もう、朝鮮「買い」ですよ。朝鮮を朝鮮、韓国株「買い」



ジム・ロジャーズ氏「北朝鮮バブルが来る。私は大韓航空株を買った」

高橋:ホントに買ってるの、アレ?ポジショントークじゃないの、アレ。


長谷川:なんで?


安達:あのねぇ、統一で需要が拡大するから、「買い」っていう本を、もう3冊位書いています。


梅宮:あのぉ、因みに日本製品の不買運動が、韓国がしているボイコット・ジャパンとか、後、五輪をボイコットするとか騒いでいる…騒がれているんですが。


安達:ほっとけば良いんじゃない。まぁ、オリンピックはね、僕ね、個人的にはねぇ、あんまり言っていいのかどうか分からないですけどね、来てもらいたくない。いつも何か怪我するでしょ。柔道の選手が脱臼したりとか、アレ全部韓国戦なんですよね。

後、ボクシングで、判定負けしたら、怒って審判殴るとか…。いつまでもリングから降りないとか。そういう事…サッカーもそうですよね。


高橋:良い事言うよねぇ。


梅宮:お客さんには来て頂いた方が良いんじゃないですか?


高橋:韓国の人ってねぇ、興奮するんだよ。


安達:他の国からくるでしょ。


高橋:興奮するの。私ねぇ、ホントにねぇ、韓国の人でビックリしたのは、2002年のワールドカップの時ね、日韓あれだったでしょ。そん時に韓国は大躍進だとか、日本で新聞やマスコミは報道しないんだけど。

ホラ、1リーグ突破して、ベスト4迄行ったでしょ。その時に、スペイン戦とイタリア戦があったのんだけど、ありゃサッカーじゃないよね。もう、格闘技ですよ。だからね、あれ以降ね、もう、ヨーロッパの人はね、韓国と試合しないって。

だからこの間、ロナウドが帰っちゃったでしょ。そしたら韓国の人怒って訴えるんだけど、こんなトコで試合したら怪我するかもしれない。ロナウドって自分がすごく大切だから、こんな所でサッカーして怪我させられたら、たまらないって、帰っただけなんだね。
そんな感じなんだね。


長谷川:韓国について、この事聞いておきたいんです。今迄、ケチョンケチョンに貶してきたけど、チョッとは見習う所は無いの?どうですか、高橋さん。


高橋:嘘も百回言えば通るとか。だって、平気で嘘、ズーッと言うでしょ。ほいで、彼は、ズーッと言えば真実になると思ってるからね。そのロビーングは凄いよね。


長谷川:国際的なロビーングね。


高橋:国際的なロビーングで、WTOで一回負けちゃった事もあるけど、あのロビーング力は凄いですよ。


長谷川:慰安婦問題もそうだね。


高橋:慰安婦問題もズーッと言ってるでしょ。その粘り強さは凄いと思う。いやぁ、そこは見習った方が良いかなぁ。


長谷川:さて、それで以上が韓国なんですけど、加えて、私はこっちの方がもっと重大かなと実は思っているんですけど。続いてのテーマ。


梅宮:韓国より心配。米中摩擦の影響は?


長谷川:これです。米中摩擦。まぁ、トランプ政権と習近平は、この間の大阪のG20の時、会って、一応対立棚上げとなったかと思ったら、制裁関税第4弾。それから為替操作国の指定。とありますけど、今、どういう局面を迎えていると。


安達:今は、エーッと、昨日のニュースで、関税の適用を一部製品については、12月15日でしたっけ…にするという事になってますが、結局、トランプ大統領も、選挙があるので、非常にアメリカの景気をこれ以上悪くするのは、ちょっとマズイという判断なのか、それとも側近とかが、そういう風にアドバイスしたのか、一瞬頭を冷やしたかなという感じですね。

今回の場合は、アメリカも両方チキンレースでアクセル踏んじゃった感じで、それをチョッと一瞬緩めた感じ


長谷川:私は12月っていう風に延期したでしょ。あれ、明らかにクリスマス商戦考えてるから、つまりクリスマス商戦でおもちゃとか中国製品、物凄くいっぱいあるワケですよ。そこの所にかかっちゃっていると、クリスマス商戦ガタガタになって、トランプ批判に跳ね返ってくるという事を考えてかなぁと。


安達:それは大統領が言ってましたね。クリスマス商戦を意識して、取り敢えず、まぁ、雑品っていうんですかね、そういうモノに関しては、一応延期という。


長谷川:それと、もう1つ。今日は専門家が居るので、もう是非、聞きたいんですけど。為替操作国の問題。これは…トランプ大統領は中国が為替操作して、人民元安してるじゃないか。本来もっと高くすべきなんじゃないかと言う事を言ってんだけど。

中国の人民銀行は、寧ろ、為替市場に介入して、人民元を買って、つまり、高くしようと思って、介入してるワケでしょ。実際問題。それがダメだと言ったら、寧ろ安くなっちゃう。大統領が希望している人民元安と、要するに矛盾する事になるんじゃないかと指摘がありますけど、そこはどういう風に考えます?


安達:今回の場合は、個人的には完全にアメリカの言い掛かりで、人民元は基本的に多分安くはしたくないんじゃないかと思うんですけどね。


長谷川:でしょ。それが大統領の本音ですよね。


安達:エーッと、中国も。中国も同様に。


長谷川:だから、


安達:それがなっちゃってる原因は、個人的にはFRBの緩和不足、完全に。だと思ってます。なので、完全に中国としては言い掛かりなんですけど、まぁ、言いがかりなんで、基本的にはスルーというか、まぁ、7元で、一応放置という。


長谷川:1ドル7元ね。


安達:で、もしこれ為替に実際介入して、人民元高にしろと、そういう風にしようと思うと、今度、金融引き締めになっちゃうんで、中国が今、それをやると、完全に危ないです。まぁ、韓国もかなり死んでますけど。中国もかなり死んでます。なので、それも出来ないんで。ほっとくしかないと思うんですね。


長谷川:高橋さん、如何?為替操作国の指定と大統領の狙っている本音。


高橋:まぁ、これ、為替ってのはIMFに届け出て、フローティングっていう変動相場制とそうじゃないっていうのがあって、そいで、中国はもう、そうじゃないって言ってっから、ハッキリ言って、操作してるっていうのは、自ら言っている様なモノですよね。

そういう意味では固定相場制で、マネージしているんです。そんな言い方なんだけど。でもそれは中国自らIMFの大出資国なんだけど、それをズッと言ってるから、そりゃマネージメントしてるでしょ。

だから、そういう意味では操作国なワケ。ほいで後は、実際フリーだったら、どうなるかって事は推計するだけなんですけどね。推計するってのは、一番結構簡単なのはマネタリーべースの比でやるワケね。

それでやると、チョッと、今の現状が、まぁ安過ぎるって。そういうのが出てくるんですよ。まぁ、これ色んな計算があるんだけれども、元々中国のマネタリーベースっていい加減だから。

色々とやり方あるんだけど、チョッとどうも、色んな補正しても、まぁ、チョッと安過ぎるっていう事をストーリーとして作ろうと思えば作れるんですよね。

まぁ、だから、難癖っていうかですね、だから中国も、言われた時に、絶対そうじゃないとは言い難いワケね。だからどうなるかっていう最終的な答えってのは、為替の自由化しかないワケね。

それをやる為には、普通、経済学の理論だと、為替の自由化しちゃうと、資本自由化も付いてくるんですよ。だから、それは中国の体制問題になるから、もう、中国として、絶対受けられないって分かって言う様な話じゃないかなと思う。

これ言ってる限りでは、中国は対応策が無いから。やりようが無いから、結果的には、ズーッと大統領選挙迄、ズーッと引っ張れるな、そんな感じだと思いますね。

だからアメリカの大統領選挙迄引っ張っておくのが、多分、トランプの戦略なんだろうから、ズーッと難癖つけられて、中国は対応できないというのが続くんじゃないの。

対応出来ないから、ズーッと言ってる、言われてるってパターンだけ。だから、政治的にはこれは1番簡単なやり方をしてるなと思った。


長谷川:今の話の基本的な所に戻りますけど、完全フリー、マーケットにお任せの相場って事になったら、もうチョッと高くなるって話?でも、その一方で、例えば、中国が市場介入して、外貨準備高使って、市場介入して、今の相場が出来てるというワケですよね。


高橋:それはチョッと怪しい。中国の場合は、外貨準備って…外貨準備ってすごくザックリ言ってしまうと、国内の持っている外貨資産を民間と政府で分けるだけなんだよね。

分けて外貨準備って決算出来ない。日本とか普通の資本主義の国は政府の持っている対外資産っていうのと、民間がもっているのは結構識別されていて、日本だと、外為特価って結構分かるワケね。中国の場合、何処までかよくわかんないね。


長谷川:あぁ~そういう事


高橋:あんなの…その操作の話でね、ひょっとしたら、中国の持っている国営銀行で、やってる話ってのは、日本的に考えると、これ政府関連企業じゃないかと思っちゃう時も私なんかあるワケ。

だから、そこの仕分け分かんないから、あくまでも誰がやってるかって、中国の人民銀行は確かにそうかもしれないけど、準人民銀行とか沢山あるんだから、中国は。


長谷川:という事は、よく言われるのは、外貨準高が、MAX4兆ドル迄いきましたよね。でも直近は今、3兆ドルですよねと。だから1兆ドルは使ったんでしょと。介入してと。こういう話になってんだけど、実はそこは分かんない。


高橋:その外貨準備の定義なんて、各国それぞれ委ねられているから、日本みたいな国は分かり易いけど、中国みたく何が国営か分からない、あんなの分けようがないじゃない。


安達:中国の外貨準備に関しては、経緯がよく分からない。IMFに一応マニュアルがあって、それに従って作る事になってんですけど、その適用も非常にフリーなので、実際その…ホントは米国債で運用してますとか、アメリカの銀行に預けていますっていうのが外貨準備なんですけど、それだけではない。

色んなモノが入ってって、それがどう動くかも全然分かんなくて、基本的には、そんなに何か為替レートを厳密に何か操作している感じでもなくって、どっちかと言うと、今人民元ってロンドンとかでも取引場がありますんで、そこで取引して決まったモノを追認していく様な形で、決まっている様な感じなんですよ。


長谷川:なるほど


高橋:これねぇ、前提になるのがね、資本取引の自由が無いと、この話ってホントは出来ないから。中国、元々ないから、極、すごく板の薄い所で、価格操作する様な話に繋がるワケ、これは。

だから、昔、日本銀行のCDレートって1つしか取引なくて、レート無しとかいう例はあるんだけどね、そんなの凄く沢山の取引になったら出来ないんだけど、中国はそもそも資本取引、完全に管理しているから、多分板が凄く薄いと思うよ。

そんなの、どっかの業者に言わして、ポコッとつければそれで終わっちゃうレベルの話でしょ。だから、資本取引の自由化をしない限り、まぁ、殆ど信用出来ないってレベルになります。


長谷川:色んな件数も含めて


高橋:そらそうでしょ。そのさっきのね、少なくとも国の持っている対外資産っていうのは計算できるんですよ。累積経常収支っていうのをやってみると、かなり分かるんだけど、それが民間か政府かなんて、それが分かんないでしょ。

よく分かりません。日本のは分かり易いけど、他は分かんないし、中国のマネタリーベースっていうのも、統計が2000年位しか出てないから、私、どういう風に計算しても、ちょっと違うだろうと。要するに信用出来ない。こんなのってね、何十年もないと、信用出来ないよ。


長谷川:分析する根本の所がチョッと怪しいって事ね。


高橋:だって中国のマネタリーベースって事なんだけど、人民銀行が何個もある感じなんで、1個だけ取ったって分からんじゃない。


長谷川:ちょっとね、じゃあ、仮定の話をするけれども、今、資本取引の自由が無いと言ったけど、仮にだよ、仮に今、完全に自由にしたら、何が起きます?安達さん。


安達:なので、今の議論だと、人民元高が突然ドカーンと来る可能性が有りますよね。オーバーシュートしますから


長谷川:人民元高になる?私の想像は、完全に信用取引を自由にしたら、中国の為込んだ賄賂マネーとか、資本キャピタルが、キャピタルフライトが起きる。それでバーッと逃げて行くから、元が安くなる。


安達:結構ね、それ議論すると真っ二つに分かれるんです。資本流出は、国際収支の統計で、中国の場合は、経常収支の黒字以上に誤差があって、2倍位あるんですけど、なので、今もコソッと流出している筈なんですよ。


高橋:それはね、多分ね、社会主義国ではない、前提で話をしているから、そんな事言ったって、社会主義国の定義って生産手段の国有だから、資本の自由化したら、それが無くなるんだから、それやったらどうなるかっていうと、習近平体制崩壊するとしか言えないですよ。

だって、全部、ホントの民間企業が出来ちゃうんだもん。民間外資企業が出来るって事ですよ。それはないでしょ。だって中国で、民間外資企業なんて、普通の民間企業だって、許してないのに、なんで外資許すワケないじゃない。

今は中国は共産党委員会作れって言って、合弁企業作れっていって、ガチガチなんですよ。それが全部なくなるって事は、習近平体制が崩壊するの決まってるじゃない。そんなになればね。

だって、全部コントロール効かない様な外資企業が沢山できちゃうんですよ。それは無い。だから、前提としてやったら、習近平体制っていうか、中国が、


長谷川:無くなる。


高橋:共産主義、社会主義でなくなるというレベル。


長谷川:トランプ政権としては、当然、そういう色んな事も含めて、中国は対応出来ないよねっていう事を見越した上で


高橋:一党独裁共産党をやめろって言ってるのと等しい話だからね。中国の自由化なんて。


長谷川:という事は、今回の為替操作国の指定というのも、遠大な政略からみたら、お前たち絶対に資本家出来ないよねと。


高橋:資本主義になんだったら良いよって話でしょ。


長谷川:そういう事も視野に入れて言ってると。


高橋:勿論そう。


安達:もう1つありまして、あのぉ、選挙の時には、共和党、トランプ政権はやっぱり農業州で票取らないといけないというのがあって、それを今、米中の貿易戦争で、止まっちゃってるので、それをソロソロ出したいなっていうのがあるらしいんですね。

なので、6月とかは中国は、大量に中国は輸入しますよって話をしだしたんで、だったら良いかなっていうんで、長期的な計画はありますけど、まぁ、短期的には緩めたと。

ところが一向に買わないので、要するに何処から買ってるかと言えば、ブラジルとか、後、ヨーロッパから買ったりしているんで、それでまぁ、切れたっていう事なんだろうと思うんですね。



高橋:あのぉ、それについて言うとね、関税の掛け合いする時に、実は私が着目しているのは、実は消費者物価なんですよ。それぞれの国の。

ほいで、アメリカの消費者物価の場合は、中国製品みたいな細かい沢山の統計があってね、ある程度中国からの、中国からアメリカに輸出している奴の価格って分かるんですよね。

で、それ調べてみると、実は、中国からアメリカに行ってて、アメリカ国内の中国関連の消費者物価っていうのは、殆ど変わってない。チョッと下がってる位。

これ何を意味してるかと言うとね、関税をアメリカが課しているんだけど、実は価格が上がらない様に、中国が値下げしてる。

だから逆に言うとね、これはどういう事かと言うと、中国企業の負担で、アメリカ政府の関税収入を上げている。

中国にも似たような統計があるんだけども、アメリカの価格、上がってるんだよね。これはだから、中国政府が関税アメリカ製品に課しているんだけど、実はこれ、中国の消費者が負担している。


長谷川:高いアメリカ製品を買う事になっている。


高橋:だからしょうがなくなっちゃって、農産物なんかもう、輸出制限しているって感じなんだよ。で、これ何意味してるかというと、実はね、アメリカ政府はね、もう、労せずして、中国企業から着手しているっていうレベル。

アメリカの国民はさっきクリスマス商戦の話になると、代替性がチョッとなくなってくるから、ひょっとしたら、価格上がるかもしんないなと思って、チョッと心配だったんでしょ。


長谷川:おもちゃは中国からしか来ないかもしれない。


高橋:やってみなきゃ分かんないんだけどもね、意外に他の国から来ちゃうかもしんないけど、でもひょっとしてクリスマス商戦の時に価格が上がっちゃうと、問題だと思ってるワケ。それだから、外した。

でね、これね、さっき安達さんの話からいってくとね、中国からアメリカ向けの輸出量って大きいからね。関税25%掛けてんでしょ。莫大に関税収入入ってんだね。だから、私がもしかトランプのアドバイザーだったら、この金使って農民対策するよ。

だって、中国企業の負担で入って収入になってるんだったら、こんなの農民に使って、拍手喝采に決まってるじゃない。だから、最後なると、中国買わなかったら、多分、アメリカのトランプは農村に対する補助金を出すんだね。

これね、日本が昔アメリカにやられた時はね、まぁ、どの様にして懐柔するかって事を私が役人の時やってたんだけど、そん時に、日本としては、まぁね、対外投資してね、雇用作るって戦略やったんですよ。

だからもう、現実制裁全部しますと。だけど安全保障は全部アメリカにお任せですから大丈夫ですよって。全部安全保障はアメリカにお任せですからって言ったのでこれがとれたんだけど、中国はアメリカに全部お任せしますって言えないから、これが取れないでしょ。

取れないから苦しいんじゃないの。だからこういう時には、せめて農産物を買って、胡麻擦るとかそういうレベルなんだよ。


長谷川:だから、私もせめて農産物を買って胡麻擦って時間稼ぎすれば良いのに、何でガチでやっちゃうの?


高橋:面子なんでしょ。だから、合理性じゃなくて、こんなのGDPが格差があったら、闘って、内需依存度とか考えたら、アメリカ強いんだよね、やっぱり。

だからね、胡麻擦るって事考えて、考えるか考えないかでしょ。要するに習近平には胡麻擦るって発想が無いんでしょ。


長谷川:あぁ、それは私の結論と一緒だわ。私も実は、この戦いの本当の意味ってうのは習近平の面子問題があるんじゃないかと思うんだよねぇ。


梅宮:文在寅さんもそうですよね。


長谷川:文在寅は面子プラス


高橋:そうなんだよ。要するに面子があると合理性が無くなるんですよ。ほいでね、面子がなければ、すごく下手に出てね、安倍さんなんか年中そうらしんだけど、年中下手に出ててね、それでね、関心を買ってるってそんなレベルなの。そうすっと結果が良い。


梅宮:それで良いんですよね。


高橋:やっぱり、大国に接するには、そっちの方がね、良いワケ。


長谷川:いやいや、私がもし習近平でね、中国共産党の指導者になったら、ハッキリ言って、トランプのアメリカと軍事でガチンコで大喧嘩する度胸はない。負けると分かる。だったら、しょうがないでしょ。だって、ガチンコで負けちゃうんだからね。

面子を捨ててでも、国がチョッとでも豊かになる方策を選ぶんだけど。そこの所が無いって話かな。


高橋:共産主義だからね。経済は関係なくてね、要するに体制維持の方が大事だからね。面子を失ったら大変なんじゃない。


梅宮:私たちは如何にも日本人ですね。あのぉ、合理的なのが良いよねって皆で思うって。


高橋:日本ってそういうの慣れてるんだよね。やっぱり苛められたら適当に下手に出て、誤魔化すという。


長谷川:だから、ここにもし石平さんが居たら、やっぱり、そういう事が分からない習近平って言うのはバカなんだとという風に彼なんかだったら僕は言うと思うんですよ。


高橋:私もそうだったよ。私なんかは、だから対米交渉は割り切って、もうとにかく下手に出て、収めれば良いって、そういう立場でしたよ。それが1番簡単だから。それで対米投資をして、どっかの企業に頼んでね。もう現地生産高めて下さい、それでもう終わるんですからって感じですよ。


長谷川:でも中には、霞が関の中には、居るんじゃないの?


高橋:バカは居る。


長谷川:半導体協定だって無茶苦茶


高橋:バカは居た。居たけど、結果が私が言ってる様な対外投資して、雇用作って、収めてもらうって方が、結果が出てたから。それでやってたんじゃないの。結果が出なかったら大変だった。それでズッと、ズーッとね、アメリカが怒ってたら大変だったけど。

現地生産したら、直ぐに怒るのやめるんだよ。アメリカ人もゲンキンだから。何か直ぐ、ありがとうございますって直ぐ来るんだよねぇ。分かり易いよね。今のペンス副大統領なんかそうでしょ。

インデアナ州なんてその典型だけど、投資沢山してて、雇用沢山作りましたっつったら、「あっそうか」で終わりだもん。それは何ってっか交渉なんだけど、だから日本叩きはアッと言う間に無くなったでしょ。


長谷川:さっき梅宮さんが仰った通り、日本は直ぐ面子は捨てて、こっちが得じゃないかって事をパッパッパって霞が関の中で議論出来るっていう、そういう環境にあるのかな。


高橋:これトップダウンか何かでね、顔面古老の人が居て、「これで行け」って言われたら大変だったね。体裁問題だから。顔面古老で「これで行け」って言われても、ダメでしょうって反応したら、全部クビになるんだったら、大変だよ。


長谷川:っていうか、自民党は、だいたいその路線でやってきたワケだよね。でも野党の皆さんは、多分、こういう議論したら、どうなるんだろう。


高橋:お花畑だから。まぁ、わかんないけど、良きに計らえになるかもしれない。


安達:でも意外と引っ込むんじゃないですか。津田さんみたいに。


長谷川:実は相当拳は振り上げるけれども、ガチンコなったら、さっと負けると。


安達:まぁ、野田さんの消費税みたいにね。


高橋:そうだねぇ。


長谷川:野田さんの消費税、野田総理の消費税?


安達:消費税やらないって言ってたのに、言われたら、いきなりそうですもんね。菅さんの乗数いくら位ですか事件からフゥーッ。


高橋:財務省が野田さんの周りにくっついててね、藤井さんの前の野党の時の野田さんは消費税やらないって凄い言ってたの。そしたら藤井さんが副大臣にして、染めるったらホントに染まっちゃったからね。野田さんもそのレベルだったんじゃないの。


長谷川:藤井って藤井裕久さん?


高橋:藤井裕久さん。そうそう…が、最初財務大臣だったのが、その時に、財務副大臣になった時に、それから以降、私には一切連絡が来なくなったから。


長谷川:という話なんですけど、ここで最後のテーマ 10月消費増税。本当にやるんですかねぇ。


梅宮:消費増税、ホントに、ホントにやっちゃうんですか?


安達:ホントにやっちゃうんですか?


高橋:だってもう、法律通ってるんだしさぁ、これやらなかったら、法律違反になるからねぇ。いくら何でも、法律違反は指示出来ないでしょ。


安達:財務省のホームページにも消費税コーナー出来ましたからね。こういうモノですみたいな。


長谷川:それからあれですよね。この頃テレビの宣伝が凄いよね。


高橋:あれ、ある時から、ホラ、店舗の軽減税率で、税金補助金出しますってのも或る時からビャッと解禁なってるし。


長谷川:レジ?


高橋:経産省が補助金、使いきれないから。一生懸命テレビコマーシャルして使いたいってレベルでしょ。そういう意味では、法律上、もう決まってるし、後、確定申告の事業者だったら、もう消費増税の案内来てるでしょ。


安達:来てる。


高橋:だからああいうの見て、オォ、オォ、ホントに来てんなって思って。あのねぇ、確定申告やってる人は皆、きめ細かく来るの消費税の話が。あれ課税業者になってるからね、私ら。だから…やるんでしょ、それは。

法律通ってて、やんなかったら、これ流石に法律違反って誰かが言うでしょ。


長谷川:さて、それでやった場合、まぁ、私も含めて、今日のお二方も皆、増税反対派だったんだけど


梅宮:次のテーマの実験なんですが、消費税増税で、こんなに日本は不景気になりました


長谷川:どの位不景気になるんだろう。


梅宮:なんかポイントの事もあって、そんなにプラマイで若い子たちは変わんない?


安達:ポイント半年位しかないので。しかもその、ポイントを入れる設備投資がペイ出来ない例えば、おじいちゃん、おばあちゃんが経営している中小小売店は、廃業しますから。うちの近所でも結構、「今日でこの店終わります」って沢山出てますね。


長谷川:街の電気屋さんね。


安達:なので、あんまり還元は多分プラスの影響無いかなと。還元ポイントがスーパーに付かないというのが、結構実は、もしかしてヤバイのかと思っていて、価格引き下げ競争がもしかして逆に始まるかなと。だから大変で。


長谷川:つまり増税分を価格で


安達:なので、増税してコンビニはポイントが付きますと。で、ポイントで返せますって事になるので。

最近よく見るんですけど、結構コンビニ行って、1つ、2つの商品を買って帰るだけと思ったら、結構、買い物カゴに沢山入れて買う奴が居て、こういうのは、多分、スーパーに食われちゃうかもしれない。

スーパーは安くて勝負してるワケなので、ポイント還元無いんだったら、その分代替として価格を下げていかなくてはいけなくて、まぁ、その分のツケは下に払わせるでしょ。そうすると値段が逆に消費税で上がるんでなくて、下がるって事が時間が経過すればあり得ることで。


長谷川:財務省の立場ポイント還元、還元セールで下げるってのはダメだってって事言ってる。


安達:でも言い訳はありますから、色々。値段下げるのは。


長谷川:つまり、『消費税還元セール』と言わなければ良い。


安達:なので、それがまぁ、どれ位の時期たってから起こるか。っていう事だと思うんですけれども。結構だから、再デフレの危機が…きて、次デフレになったら、かなりマズイなというのがあるんです。


長谷川:高橋さんどう?増税もう確実という事で、やるんだけど、それで日本経済どうなると思います?


高橋:前の時に1.何パーセントが起こったんでね、それから考えたら、1%位落っこっても不思議じゃないなと思いますよ。年率で。だから、又、マイナスになるかもしんないなというレベルだと思う。

でも、今回安倍さんって、選挙後、増税終わって懸念あったら、直ぐ景気対策するって言ってますから。政治的には増税を麻生さんに言われて、やります。但し、経済政策は全部吐き出しますって言ってるのに近いから。

だから、これは、もしかして物凄い景気対策する可能性もある。それによっては、落ち込みは低くなって、ホイで、私が昔から冗談で言ってた、全品目軽減税率に近いモノが出ちゃうかなという事もあるかもしれない。

だって、軽減税率入れちゃったんだから、全品目、全部8にすれば終わりでしょ。ハッキリ言うと。じゃあ今と全く一緒だから、全品目軽減税率してるのは、多分、これを経済対策としてやると、殆ど影響がないんですよ。


梅宮:それ良いですね。


長谷川:じゃあ上げた事にならないね。


高橋:でも、一応、表面税率上がってるから。財務省的にも役人的にも、表面税率上がっていたら、何だって増税って言えるから。そいで後は、政策的に軽減税率


梅宮:でも、納得するんですか、それを?


高橋:誰が?バカみたいな話だろ?バカみたいな話してるのは、もう根っこが、こんな時に増税するっていうのは、バカみたいな事だから。でも政治的にしょうがないんだったら、これを経済政策として取り返すのは、これが良い、1番簡単だという事。

それに近い話として、これで全品目軽減税率したら、高橋の言ってたのと同じ話だと財務省が絶対やらない。でも、やらないけれど、例えば所得減税して、何か似た様な事はやるかもしんないなと思う。安倍さんに言われたら。


梅宮:前回の時に、安倍さんがやっぱり麻生さんの事があって、増税にいったんだって事を仰ってて、イヤだと思ってたんですけど、どういう事に納得して、安倍さんが増税という風にいけたのかなと思ったんですけど。軽減税率で8%という事で?


高橋:なんか盟友で麻生さんに恥かかせたくないっていう。それはだから、森友の時にホントは麻生さんクビになっても良い位だったって話なんだけど、ああやって守ってるでしょ。だからこれ、麻生さんの言う事は全部きくんだよ。

だからね、財務省の関連も知ってるから、麻生さんに全部言わせれば、増税、憲法改正は安倍さんやると思ってた、恐らく。


梅宮:やっぱり、その通りに動いているんですか?


高橋:だって選挙で、増税、憲法改正2個言ったじゃない。それ事前に予想されてた事をその侭言うって事は、麻生さんのアレが効いてるんだよ。


長谷川:つまり、仏の顔も三度じゃないけども、もう2回も面子潰しているから、今回は麻生さんの顔を立てざるを得んないと、政治的に。


高橋:政治的な話で。経済政策としては、本当に景気悪くなっちゃって、耳タコなってるから、それは分かっていると思うんで。そうすっと、経済対策しますって言っちゃうんだな。


長谷川:麻生さんだって、全品目軽減税率だって…


高橋:財務省の所長としては、表面税率が上がればOKなワケ。軽減税率は公明党の話でヤダだけどやっちゃったんだから、これ制度としてあるんだったら、全品目軽減税率になったって、文句は言えない、役人的には。

役人的には文句言えないよ、ハッキリ言って。で、こんなかっこ悪い話で、誰が指令して喋れるかってってな話になるだけですよ。さすがに安倍さんも、これはヤダヨって言うと思うよ。いくら何でも。皆が叩くに決まってるじゃない。こんなモノ。


長谷川:全品目とまでは言わない迄もさぁ、例えばさぁ、8割位。


高橋:そうそうそう。だから、半分くらいにしといてね、後は、他、補助金対策でやっちゃうとかね、色んなやり方があるワケ。で、マクロ経済の話で見たら、全品目軽減税率って言うのと、何か色んな寄付付き税額控除みたいな、各個別の所に補助金配るのとあんまり変わりないの。正直言うと。だからそういう手もある。

今はチョッとマイナンバーがそこ迄完璧でないから、そんなきめ細かくやりにくいかもしれないけど、ここで又、公明党の意向をとって、商品券を配るってのもあるかもしれないな。


長谷川:商品券もあるのね。


高橋:公明党の意向ですって言えば、それっきりじゃん。こういう風にね、色んな手があるから、どうなりますかって、秋の臨時国会見てないと、よく分かりにくいです。


長谷川:秋の臨時国会では、何らかの景気対策?


高橋:景気対策は通帳出ないとおかしいでしょ。


長谷川:通帳ね


高橋:安倍さんが言ってるんだからもう、それがどういう風な対策なのかは分かりにくいっすよ。1番簡単なのは、全品目軽減税率で、3兆円位。1番簡単、ハッキリ言う。それはでもカッコ悪いだろう。


安達:新聞以外5%になっちゃう。


高橋:全品目をね、もっと下げて、景気対策する手もあるんですよ。


長谷川:或いは、さっきチョッと言った所得税をやるって話もあるの?


高橋:そりゃあ有るよ、勿論。それは後、企業の方に雇用の話にカコツケテ、法人税減税もあるしね。色んなパターンが有り得るんですよ。


梅宮:消費税増税って言っても、あんまり騒がなくても大丈夫っていうと変な言い方ですけれども。


高橋:下手すると、景気対策やらないと大変だから、臨時国会でこういうのあるよって盛り上げるのは意味あるんですよ。こんだけ手があるし、何もしなければ、ひどくなるの決まってるから。


安達:収支だけザッと計算すると、1世帯あたり、年間で1万5千円位マイナスなんですよ。なので、例えばNHKの料金がタダになったら、完全に相殺されて、プラスになるし、後、携帯料金が2割下がるだけで、多分5~6千円いくので。だから、その収支表の計算だったら、多分色々な事があり得る。


長谷川:携帯電話もありますねぇ。


高橋:まぁ、1番政策論的には、全部薄くやるから、社会保険料が1番良いわけ。所得税だと払ってない人も居るけど、社会保険料は皆払うからね。だから社会保険料でやると、1番カバレッジが広いから、実は税金も一番軽減税率に近いモノをやれるワケ。

だから、そうやって政策的に考えると、色んなのがあるから、もう、割り切って、もう全部出してしまいますよって言ったら結構出来るんですよ。


長谷川:今でも、選挙的には、全部出すと。頂いているモノは全部出すと


高橋:そういう言い方でしょ。だから、全部出すのもやり方の問題。


長谷川:だからそれに輪を掛けて、頂いてるモノ以上に出すと。


高橋:それも有るんだよね。財務省、最初は文句言うけど、まぁ、基本税率が高けりゃイイや。後、軽減税率、期間を限定するとかね、こういうのだとOK出す。3年とか。


長谷川:1年、2年、3年位はしょうがないと。


高橋:財務省もね、消費税の税率って10年スパンで考えているから、だいたい、平成になってから、3回上げたでしょ。30年に3回だから10年に1ペンなんだ、だいたい。
だからその位考えてると、あと10年位無いワケ。だから安倍さん、後10年上げませんと平気で言うワケですよ、選挙期間中に。だから普通の相場感はそうだから、10年間位で元が取れれば良いやと思うだけ。


長谷川:だから最初の3年間は、出血大サービスでも良いやと。残りの7年でね、取り返せればと。


高橋:それはね、財務省も最近バカじゃないから、せこくね、短期的に辻褄合わせないで、このくらいなら無理ないと思うワケ。


長谷川:それはアレかなぁ、岡本次官のお蔭かなぁ。


高橋:岡本は…さすがにあんだけ叩かれてるからねぇ。そいで、ホント言うと財務省はお取り潰しになっても良い位なんだから。麻生さんには森友で。お取り潰しになっても良い位なんだから、そこを守って、麻生さんにはね、麻生さんに安倍さん経由で言ったら、財務省もやる可能性あると思うよ。

だってそりゃ、お取り潰しになって良い所と麻生さん頑張ったんだから。


長谷川:まぁ、表面税率上げる事に頑張ったんだから、総理の方から、麻生さんに、もう1回、大胆なヤツを出せと。


高橋:だから言い方としてはね、細かく言わないでね、景気、絶対悪くするなよって言ってやれば良いんだよ。悪くするなよぉと。役人で色んな考えするでしょ。私が言った様な話を考えると思うよ。


長谷川:と言う事で、実験、こんなに不景気になりましたとあったけど、増税反対派だった高橋さんが、税金対策を


高橋:この期に及ぶと、こういうのしか言えないから。バカな政策である事は間違いないよ。だから私は、コレ分かんないよ、やっぱり、政治家は、来た奴皆出せば良いんだろって言うけど、そんなら止めたら良いじゃないかってしか言いようが無いんだね。

でも政治家は多分来たモン全部出せば良いって割り切るんでしょうね。恐らくそうなんじゃないの?


長谷川:今の話と関連しているかもしれないけど、11月解散説があるでしょ。これ、もしかしたら、秋に、凄い補正をやって


高橋:全品目軽減5%とか言って解散ってのは、論理的にあると思うよ。ロジカルにね。ただ、チョッと先を考えたら、そんな馬鹿な事やってると思われるのヤダから、解散は国民投票迄、取っておきたいと思うと思うよ。国民投票にぶつけるのが普通ですよ。


長谷川:いつやるの?国民投票。


高橋:うまくいくと、来年の通常国会で発議するんでしょ。5月か6月に終わって、来年の12月に出来ちゃうんだよ。オリンピックの後に。

要するに、その時に、国民投票と一緒に、解散をぶち当てるのが、普通の政治のセオリーですよ。


長谷川:足らない議席が今5議席ですよ。参院で。それはどうするの?


高橋:4でしょ。


長谷川:いやいや…何とかさんっていう人が辞めたんでしょ。


高橋:それは補選で。でもN党と渡邊さんで2は確保だよね。後…後ね、ちらっと見ると、民主党から鞍替えした奴が居て、そいつも落ちると思うよ。だから後、個別攻撃だと思うよ。


長谷川:まぁ、じゃあじゃあ…5って言われたけど。確かに5。一人辞めた奴が居るのね。


高橋:でも、届くレベルの話だと思う。絶対に届かないじゃなくて。一つ名前…立正佼成の奴藤末って民主党に居たんだけど、こいつ賛成しちゃうと思うよ。落とせば。もうチョッと選挙で色々言ってあげればね。だから、フラフラの結構、何人もいるから。コテコテじゃないからね。


長谷川:それから国民民主党はどうなるか分かりませんからねぇ。


高橋:まぁ、あの玉きんはねぇ、チョッと他の番組で落として、そん時に、議論しますって言ったんだけど、次の日に止めましたって言ってきたからね。チョッとガックリきたけどね。でも、あいつ1回言っちゃったのは事実なんで。

あの辺りを言えば、落ちる可能性…国民民主で結構落ちる可能性の奴多いんだよね。


長谷川:だって心入れ替えたって言ったのになぁ。


高橋:目の前で言って、オォっと思ったんだけど、次の日、入れ替えた心を又、替えて。アレ、財務省の後輩なんだけど、なんで民主党行ってるか、理解不能の人間ですよ。


長谷川:さて、と言う事で、今日は色んな話をトコトンやってきました。暗い話がねぇ、多かったのかと、世界情勢暗いかなぁと思ったけど、最後の軽減税率…


高橋:国会で真面目に言ってんだよ。色んなシュミレーションして、最後の最後はそういうのもあり得ると。


長谷川:という事で、色々言ってきました。やっぱりアレだね、二人でやると、なかなか面白いね


梅宮:面白いですねぇ、なんか暗い話じゃないかな。色んな解釈の仕方があって。


長谷川:というワケで、色々やってきましたが、又、来月、色々考えて、又やりたいと思います。お楽しみに。ありがとうございました。