ひたすら日本応援歌

安倍総理・安倍内閣応援のブログでしたが、諸般の事情により、今後は、菅義偉内閣を応援します ガースー (^^)/

朝から又、北朝鮮が短距離ミサイルを2発発射

2019-08-01 01:49:33 | 日記
朝から又、北朝鮮が短距離ミサイルを2発発射

https://youtu.be/QbAEt52QqEc

飯田浩司のOK! Cozy Up 令和元年7月31日放送分より 末延吉正氏の解説
あさイチでミサイル発射があった為、そのニュースをトップに持ってきています。

▼北朝鮮が短距離弾道ミサイルを2発発射




06:50位~

先ずは今朝入って来たニュースです。韓国軍の合同参謀本部は、北朝鮮が今日未明に東部・元山(ウォンサン)市付近から飛翔体を数発発射したと明らかにしました。

北朝鮮は今月25日に短距離弾頭ミサイル2発を発射したばかりです。韓国軍は、今回発射された飛翔体の情報収集や分析を急いでおります。

又、防衛相は日本の領域や排他的経済水域EEZへの弾頭ミサイルの飛来は確認されていないと明らかにしております。


▼河野外相が、あす中国・王毅外相と会談

01:35位~

飯田:河野外相が、あす中国・王毅外相と会談  河野外務大臣が明日8月1日に中国の王毅外相兼国務委員と会談することが決まりました。東南アジア諸国連合(ASEAN)関連外相会議に合わせて開催されるもので、タイの首都バンコクで行われます。また調整していたロシアのラブロフ外相との会談は日程が合わず見送り。一方、韓国の康京和(カン・ギョンファ)外相との会談はいまのところ調整中ということです。という事で、王毅さんとは明日やるということです。ASEANを舞台とした外交が展開されるわけですか?


末延:これから今年(2019年)の冬にかけて、外交の季節ですよね。中国とは非常にうまく行っています。逆の言い方をすると、ロシアの北方領土問題はチョッと停滞気味ですが、韓国を除くと全て話はうまくできる状況にありますから、中国との間では、元々決まってる来春の習近平主席の日本公式訪問。

これを確認したり、詰めしたりと。あとは韓国・北朝鮮・台湾、この辺の全体の情勢の意見交換ということで、日中会談そのものはね、そんなに揉めるということはない。いい感じで終わるんじゃないでしょうか。


飯田:まぁねぇ、そうなると韓国、あるいは北朝鮮に対して中国もどういうアプローチをして来るのかっていうのがねぇ。


末延:G20の前に、習近平さんが平壌に行きましたね。あの時も安倍総理からのメッセージという形で、拉致問題については中国側もプッシュをしているんですね。勿論、トランプさんも言ってるって事で。

そういう意味で今、日中の関係が北朝鮮の問題でもいい方に働いているということではないでしょうか。

問題は、文在寅政権。反日叩きで支持率を上げて、北朝鮮に引っ張られるような形ですから、ここがキチッとした政権ができて落ち着かないとですね、なかなか極東アジア全体は、何となくガサガサした感じが残りますよね。


飯田:で、又、これ支持率が、文在寅政権の支持率が50%を超えて来ていて、このところ調査するたびに上がっていると。


末延:ただ、経済界の焦りはすごいですよね。このままずっと行くとですね、韓国経済は殆ど壊滅的になっていく可能性がありますしね。

それからもう1点。中国が日本にイイのは香港の問題があって、これで台湾の独立志向の強い蔡英文さんの…逆転しましたねぇ。


飯田)支持率でねぇ。


末延)台湾の状況も変わって来た。ここは結構緊張してるんですよ。中国との間で。従って中国は今、色々な敵を作りたくない。何よりもアメリカとやりあっている最中ですから。

日本にとって気になるのは韓国と北朝鮮ですが、政府サイドを取材するとね、いつもの甘えだと。色々言っていれば、最後は水面下で日本が譲ってくれるだろうと。過去ずっとそうだったからと。でもその繰り返しはね、しない方がいいと、

国際ルールやマナー、あるいは約束事はチャンと守るんだという事をキチッと確立した方がいいっていうのが、今の政権の考え方なんで。今迄の様にね、何となく、水面下でしょうがないかという形で譲るという事は、今回はないとハッキリしていますね。


飯田:まぁ、何か韓国が困っているだとか、日本製品の不買運動があるんだみたいな事を新聞…まぁ朝日や毎日なんかが書くんですけど、一方で世論調査では、韓国をここは甘やかしてはいけないという様な世論がずっとついて来ていますよね。


末延:やっぱり、特に天皇陛下に謝罪しろと言った文喜相国会議長、あの辺りからチョッと韓国も言い過ぎではないかと、割とおとなしい日本人が変わりましたよね。その辺は大きなターニングポイントだったと思いますけどね。


▼かんぽ生命の不適切契約18万件に!

07:25位~

飯田:かんぽ生命の不適切契約18万件に倍増。かんぽ生命保険でふてきせつな契約が多数見つかった問題で、契約者の不利益となった疑いのある契約がおよそ18万件にのぼることが分かりました。

既に判明していた9万3千件から倍増したことになります。日本郵政グループは今日、記者会見を行って今後の対応や再発防止策を発表します。

よく、「古い契約だからこっちの方がいいですよ」などと言って乗り換えさせて、その手数料を取るという、ある意味の回転売買みたいな事って、証券の世界とかで「これはいくら何だって、やっちゃダメだ」と色々規制もされていたのですが。今回はかんぽ生命は相当色々と出て来たと。


末延:それこそね、マックス・ウェーバーではないけれど、資本主義は倫理観、モラルですよね。これはやっぱり民営化したけれど民主党政権の時にチョッと揺り戻しのような形になって、組織の意識改革とか含めて、完全な民間にはなりきれなかったとこがありますね。

特に体制とか意識改革で。その分、昔の悪い…経営陣は焦りますから、目の前の成績とノルマが出て来る。で、体質は変わらない。という事になると、こういう、まぁ、言いますけど、詐欺まがいですよね、ハッキリ言ってしまって、言葉悪いけど。お年寄りを相手にね。大体、この保険とかって、よく分からないじゃないですか。


飯田:契約書にダーッと書いてあって、全部は読めないですよね。


末延:で、日本人がね、人間性善説で甘いと言えば甘いのですが、でもお互いに、そんなに酷いことはしないだろうという前提で成り立っているトコがある。

それを逆手にとって、ノルマを果たす為に成績を上げる。これだけの数が出てるって事は、組織的にね、皆分かっててやってた事で、これ秋に金融庁がね、中間報告を受けて検査に入ると思いますけど、やっぱり、こういう信頼を失う…。トップも変わらざるを得ないでしょうね、これは。


飯田:まぁ、何しろ今回、社長が一番最初に言っていたのは、そんな不適切な契約はさほどないと先ず言って、その後、いや調べてみたら9万件あったと。今回、倍増で18万件。どれだけ出て来るんだみたいな事になっちゃいますよねぇ。


末延:だから根拠レスでね、コロコロ変わるのは吉本興業の会見じゃないけど、日本人の謝り方の最も皆に嫌われる、信用されないパターンですよね。僕も記者会見を見ていて、これはダメな組織だと。働いている関係の方には申し訳ないけど、ホントにやっぱり、例えば中小企業とか色んな所で、汗かいて、こう頑張っている人たちから見たらね、勿論、頑張ってる人の方が多いんだけど、組織としてどっかズレてる。この事はもうチョッと真剣に受け止めてもらわないと。全国津々浦々ね、皆コレ信頼しているのですよ。


飯田:まぁ、一番ね身近なね、家にも来てくれて、相談に乗ってくれてと。


末延:だからそこを考えるとね、反省してもし過ぎる事はない。で、やっぱり次どうするかをね、中途半端な形じゃなく、がらりと変えるくらいの気持ちでやってもらわないとね、これはかなりマズいですよね。


飯田:ラジオをやっていますと、現場で働いている方、配送業とかね、聞きながらでメールを下さったり、ツイッターを下さったりするんですが。見てると、現場の事を上はまったく分かっていなくて、とにかくノルマを押し付けて来るんですと。

500人いる支社も、町場の郵便局も同じノルマを押し付けて来る。こっちはやってられないですよ、という様なメールも来ます。


末延:民営化する前の国鉄なんかもそうでしたね。トップのエリートが成績、成績と言うし、下の方は組合の論理になるし。組織の中が上と下とで分離して、乖離したまま、数字だけ出そうとするから。

これはもう、最悪の組織形態ですよね。民営化する時に、もう1歩も2歩も急いで踏み込んでやるべきだったんだけども。

あれでも飯田さん、元々言うとね、小泉さんは郵貯のお金をバックに力を持っていた田中派・竹下派を倒す、あれが「自民党をぶっ壊す」の郵政民営化だったのですよ。

だから、あの頃の色々ねぇ、取材していると、実は政治的政局的なアレはイシューだったんで。その後どうするかはねぇ、それは一生懸命竹中さんたちが制度設計をしたけど、なんか魂が入ってなかった侭。

更に言うと、民主党政権の時に亀井さんが担当だった。全然別の哲学の持ち主だから、元に揺り戻してしまって。これね、何か中途半端なモンスターみたいな形で残ってしまった。非常にもったいないですよね。

うまくやればね、非常に上手く使えるネットワークだし、大切なネットワークなんですよね。惜しいと思いますねぇ。


飯田:これだけ全国に網の目のように広がっているインフラって、そうないですものね。


末延:明治以来、近代化の過程で日本人の英知で営々と築いて来た。やっぱり、そこの良さというモノをね、コレをどう生かすかの考え方が、民営化なのか、公的なモノなのかって言うんでね、意見が分かれたまま、中途半端な形の民間会社になったと。このツケが来ているような感じがしますよねぇ。


飯田:まぁ、見直す良い機会なのかもしれないですね。


末延:みんな「老後が不安だ」と言っている時に、これは不味いですよね。



▼日韓議員連盟。きょう韓国の国会議員団と会合

13:23位~

飯田:日韓議員連盟。きょう韓国の国会議員団と会合 超党派の日韓議員連盟は、日本を訪れた韓国の国会議員団と今日、東京都内で会談を開きます。冷え込む日韓関係の改善が狙いですが、建設的な議論が行われる可能性は薄いと見られております。

議員外交で打開したいという狙いがある様ですが、末延さん、どうご覧になりますか?


末延:昨日、今日ラジオ来るんで、総理官邸の担当のトップの色々電話取材しましたが、いつもの韓国の甘えの構図が変わらないと。何か反日で言いつつ、日本も困るだろうってんで、世界に向けて、色んな事を言って、自分たちの論理をやっとけば、最後はいつも日本が水面下で譲ってくれる。

今回はそういう事しないと。元々飯田さん、思い出して下さいよ。天皇が謝罪しろって言ったのが日韓議員連盟の会長で議長ですよ。


飯田:そうですねぇ。


末延:日本側も大物首相経験者が居たし。政府がぶつかった時には、経済界や議員連盟が上手くね、裏側で動いて、落としどころを探した。でも、その議員連盟の関係者そのものが、火をつけた様な発言でしょ。だからもう、最初から、コレ機能しないんですよ。

日本側の議連も昔に比べればですね、竹下元総理や森元総理の頃に比べると、明らかにパワーが無いですよね。って言って、これ全く期待できないですよね。

だから、あのぉ、ホワイト国からの排除は早ければ明日の閣議、遅くとも来週の火曜日には間違いなく閣議決定するでしょう。これはチョッと時間が掛かりますよね、だから。


飯田:まぁ、それに対して、それこをWTOの一般理事会とか色んな所で発言をしてますけれども、やっぱり「韓国、やり過ぎなんじゃないか」という声が、海外からも来るようですね。


末延:あのぉ、そこが分かってないですよね。だけど、とにかくワァーワァー言っていけば。WTOだって、二国間で話して下さいって言ってる。貿易管理の話ですから。

そもそも、アジアで1つだけホワイト国だったんですから。韓国1つですよ。で、EUなんか韓国をホワイト国なんかにはしてないですよ。そういうのを見れば、チャンと実務的にね、管理をチャンとしましょうって言ってたのに。

明らかに第三国経由で軍事転用可能なモノが出てたり、そういう事が分かっているのに、協議もしないって事で。その甘えは許さない。で、問題はですね、日本のメディアの中に何かあると何でも悪いのは日本の政府だと。

割とリベラルサイド、僕もそういうサイドの出身だから。あんまり言いたくはないけど、こういう時ってのはねぇ、もう戦後だいぶ時間が経ちますが、国家の理性っていうの?

国家がキチッと立ってく原則を相手の国が外した時は、キチッと毅然としてモノを言う。その上での友好だし、その上での貿易なんですよ。そこんトコは、この際ハッキリとする。安倍政権、背筋がピシッとしてて、妙な妥協はしない。

言うべき事を言って、韓国がキチッとそこの所に乗って、協調的に話をするっていう事になればね、いいけどと。こういう対応の様ですね。


飯田:まぁね、文在寅政権になってから、これデータで出てますけど、怪しいなっていう不正輸出っていうものが、まぁ、年間ベースで2倍位伸びていて、この3年間で140件以上にのぼっていると。


末延:これは、国連のパネルやってた古川さんなんかも、随分具体的に指摘されてるんですよ。ところが、繰り返しますが、日本のメディアを通じて分断されているんですよ。この世論工作があって。

例えば、海外のアメリカの新聞とかや韓国のメディアと言っても、必ずしも国の人が言ってない場合もあったり。結構、この辺りは気を付けないといけないんですよね。



▼中央最低賃金審査会

18:00位~

飯田:中央最低賃金審査会  最低賃金の引揚げを議論してきた厚生労働省の中央最低賃金審査会は今朝、今年度の最低賃金を全国平均で27円引揚げ、時給901円とする目安を示しました。今後はこの目安を基準に、都道府県毎に最低賃金が決められます。

いや、これは又、マラソン会議で、昨日の午後から続いていて、今朝方漸く終わったと。


末延:前は一日丸々延びた場合がありましたね。でもこれ、政府が凄く頑張れって言ってますから、これはね、当然ですよね。勿論経営側はね、大変だって仰る中小企業の方もいらっしゃいますが、何よりもね、このデフレを抜けていくのは、これから増税もあるでしょ、給料が上がらないのが問題なんですよ。

ここが上がらない限り、明るくならない。そういう意味では、東京、神奈川千円超えましたよね。


飯田:それは超えるだろうという話ですね。


末延:平均で901円ですか、コレ。だから、まぁ、政府の目標は、全国平均の千円を目指していますから、まぁ、それ位迄はいかないと、経済全体は動かないと思いますよ。これはまぁ、非常にWelcomeじゃないですか、この決定は。


飯田:これ正に、経営側の主張と、労働側の主張がぶつかるところで、ある意味、その均衡点を何処に探るかと。いきなりガーンと上げちゃうと、それこそ、隣の韓国じゃないですが、特に若者が雇用されなくなっちゃう。


末延:あのぉ、だから韓国の若い人は、日本に就職活動に来ますよねぇ。しかも韓国は定年も早いから、年配の人も職が無いって困ってて、でね、勿論、サラリーマンとか普通に働く人の賃金が上がるのは大事なんですが、

同時に、ウチの学生なんか見てても、もうバイトしてやるというのが。生活費の一部はバイトで稼いでますし、経営側から見ても、バイトとかそういう時間給で働いてくれる人っていのは、当然の能力になっているワケで、ここの部分がやっぱり保障されないと。

これは経済が膨らんでいかないですよね。そういう意味では、今回の最低賃金審査会の決定は、僕は良かったなと思ってます。


飯田:まぁ、こっから経済を温めていって、で、個人消費が回っていけばと。まぁ、チョッと足下の経済ってのはねぇ。この間の経済財政諮問会議だとか、あの報告書を見ると、厳しいかなって所にきていますもんねぇ。


末延:大事なのは、AIとか色んな5Gの時代になると、コストダウンする所は、そういうモノを使って、コストダウンしながら、働く人の、人間が主役ですから。そこの部分の給料をどうやって上げるかっていう、ここが非常に重要だと思うんですよ。

そういう循環に入っていかないと、アベノミクスでスタートした経済の復活の路線もね、もう一歩のところで、今チョッと止まってますよね。やっぱり成長率がまだまだじゃないですか。

もう何となく自虐の歌の日本人だから、ダメって書く方が皆受けやすいから、そういう原稿が多い事も事実だけども、もうチョッと勢いを出さないといけない。じゃあ、この最低賃金アップのニュースはグッドニュースですよね。


飯田:まぁ、コレ、ここから始めて、そしてこの先って事になっていくと、まぁ、消費増税が控えていて、経済的にはAgainst の風も吹く。まぁ、そこで、やっぱ、もう補正予算だとかも含めて、どうやって盛り上げていくのかって事になってきますよねぇ。


末延:先日ねぇ、安倍総理と電話取材で話しましたがね、やっぱり気にしているのは、10月の増税後。まぁ、色々手は打ってるけど。どうなんだろうっていうね。昨日の日銀の政策決定会合もそうですよ。

ホントはね、もっと深堀しろと言う委員も居ましたし、予防的措置はとるって、かなり踏み込んで言ってましたが、本当は金融も財政も、この際グッとアクセル踏むっていう方が僕は良いんだと思いますけどねぇ。かなりね、その辺は安倍さんや菅さん、やっぱ、気にしている事は事実ですね。


飯田:あぁ~あ、まぁ、前回、2014年の時っていうのは、回り皆、イヤ大したことないですよって言いながら、大したことあったじゃねぇかよぉって話になったワケですもんね。


末延:あの時、よく覚えているんです。増税決定前に、会ったんですが、総理にね、官房長官にも。

すごくねぇ、財務省の説明なんか、ホントにそうなのかなっていう、チョッと感じ持ってました。「あぁ、やっぱりダメなのか」っていう事があったのでね。本当はね、チョッと心配なんじゃないですか。

だからもう、そうなれば補正とかね。或いは大型の予算という事で、今からかなり準備はしてるんじゃないですか?少なくとも、心の準備はもう十分出来てるんで、チョッとこの秋はね、要Watchですよね。


▼内閣改造「8月には行わない」

24:40位~



飯田:内閣改造、安倍総理が「8月には行わない」と明言  安倍総理は昨日、自民党本部の役員会に出席し、内閣改造や党役員人事について、8月中に行う事はないと明言しました。総理の外交日程等も考慮し、人事は9月中旬を目途に行われる見通しです。

明日8月1日に臨時国会が召集されますが、これは参院選の結果を受けてという所。で、その先っていうのは、結構外交日程というのが、長崎、そして広島の原爆の日と…それから戦没者慰霊式と。結構もう日程詰まっているんですね。


末延:8月のねぇ、前半は広島・長崎で、まぁ、終戦記念日。で、挟んで少し休養をとって、後ろはG7もあるし、横浜でアフリカ会議TICADも有りますしね。で、9月の末は国連総会。ニューヨークに陣取って、色々な外交を展開します。9月の12とか、あの辺りではないかと言われてますがね。


飯田:さぁ、そして、じゃあ、後1か月位あるって事なんですが、これがどうなるのかなんて、既に記事が出てますよねぇ。


末延:色んなモノを目にしますがねぇ、ホントに取材してんのかなっていうのが、結構有ますがねぇ。あのぉ、思いこみでそうしたいっていうのもあんのかなぁって思いますが、基本は政権支えてる菅官房長官、それから麻生副総理財務大臣。それから何よりも政局をリードする二階幹事長。党三役。

この骨格は、もう全く動かさずに、で、もう自分の任期いっぱい、全力で、憲法も含めて、勿論、北への政策、経済もそうですが、粛々とやっていくと。

後継に、もう、ここんとこ名前が出てる自分の今の体制と政策をその侭引き継いでくれる菅官房長官に託したいという思いを、こうね、チラチラッと見せながら、やっていく。で、この前の在庫一掃って言葉悪いですが、各派閥に総裁選の事もあって、入れなきゃいけなかった。で、色々変な、チョッと頼りない大臣も


飯田:まぁ、失言があったり、色々ね。


末延:腰の定まらない防衛大臣とか居ましたよね。そういう重要な所を含めて、力のある人をなるべく配置したいという事で、骨格は変わらず安定的に。だって外交案件も凄いですしね。

これもう非常にやんないといけない事が非常に多い。拉致、北方領土、それから中国との問題。アメリカとの経済交渉も有りますし。

それから、何よりも経済。増税が有りますから、含めて動かすには、ガタガタしない今の骨格をそのままで、プラス、まぁ、若い人なり、力のある人を少しでも入れたいと。女性も勿論そうですがね。女性はなかなか…候補者全体が少ないですよね。


飯田:まぁ、自民党の中っていうのは。ある程度のベテランでっていうと、人数限られちゃいますよね。


末延:だからもう、民間から入れたらどうですかね。民間に優秀な人一杯いますから。こないだも朝まで生テレビ見てたら、政治家じゃなくて、若いベンチャーの人が出てたら、半分位女性で、いつも政治家の時は面白くないんですけど、結構、要するにリアリティがあって、ああ、今の若い人良いなぁって、僕、改めて思いましたけれどね。政治ももう少し、そういう血を入れた方が良い。


飯田:そうですねぇ。民間登用の大臣って今までも居て、そして成功した例もいっぱいありますもんね。


末延:N国とかれいわ新選組が今回頑張ったでしょ。あれは、普通の言葉で喋ってくれる人っていう事なんですよね。


飯田:俺たちの気持ちを本当に代弁してくれてるなっていうね。


末延:だから僕は野党の、既成の野党の人はわかってないなと思うのは、与党と野党が同じに見えてるんですよ。何か一つの決まった…決まり事の歌舞伎を演じてるみたいで、リアリズム感じないんですよ。

そこの痛みとかね、その辺を上手く救ったのがれいわ新選組とか、One Issueで分かり易かった、チョッと荒っぽいけど、N国党ってんで、明らかにネット中心の世論が形成されてきて、世の中の空気の捉え方ってのが。大手のメディアが、チョッととらえ間違えているっていのは、僕も研究者の端くれなんで。

それ1番今、気になってますねぇ。


飯田:昔はネットで受けてウワァ~ッとなったとしても、なかなか選挙の投票は別物なんだっていう。それこそ加藤紘一さんとか、そういう例がありましたが、今、寧ろ、それが整合してきてる?


末延:逆に言えば、このネット時代をいち早く掴んだのは安倍政権ですよね。それから共産党も早いですよね。


飯田:拡散部とかありますからね。


末延:そうそう。だから「ゆるキャラ」作ってね。で、1番遅れてたのが、旧民主党っていう、自分たちはメディアと一体だみたいな、少し甘えがあったのかな。ネットの部分とかPRの部分ってのはかなり遅れてる。ここはねぇ。今の安倍官邸は早かった。


飯田:確かに、今回の比例区の票の出方なんかを見ても、ネットを中心にやってる、与野党問わずですが、例えば与党の中でも山田太郎さんとか、和田政宗さんだとか、佐藤正久さんなんかそうだと思いますが、都市部で相当票を取りましたね。


末延:だから逆に言うと、テレビとかで人気があった人が、タレントとかが、あんまり


飯田:奮わなかった。


末延:インパクトが無かった。寧ろネットの中でどういう存在感を持つか。だから僕なんか、もっと積極的に関わったら、人気出るかもしれないけど、大変だからやらないんです。


飯田:大変だから何?


末延:あのぉ、勉強出来なくなるから。微妙なトコなんだけども、明らかに世論形成の世界が変わってきてるってのはもう、間違いないですよね。


飯田:それともう1つ。今回の選挙で、自民党の中で、1番つまずいたって言ったら、アレになりますが…岸田さんは自分の派閥4人落っことしちゃったし、自分の地元の広島でも苦戦して、溝手さん落っことしてしまったし。これ、政調会長、どうなります?


末延:いやいや、これ実は、皆、終わった、終わったって言いますがね、安倍さん当選同期でね、岸田さんに対する信頼って凄く厚いですよ。


飯田:そうなんですねぇ。


末延:ここが、あのぉ、取材してみると、よくわかります。非常に人柄、能力含めて安倍さんがかなり評価している事は間違いないです。だからその、邪険にすることは先ずないんです。その辺がね、あんまり思いこみで言うと間違う。

只、力とか突破力とかを含めて言うと、ここに来て、菅官房長官が一気に出てきた。だから、そういう意味で言うと、ポスト安倍で言うならね、一番手…菅さん、2番手…岸田さん。後は先で、河野さんとか、小泉さんが座ってくるのかどうか。

石破さんはかなりやっぱりね、こう…外れてった感じが今回ありましたよね。つまり自民党の中取材すると、一緒になってやってるのに、何か政権の悪口ばかりいっぱい言ってんじゃないのっていう。捉え方、評論家的でね。

そういうのは今ダメで、リアリティがないとダメだっていう事なのかなって思いますけど。イヤ、あの…石破さん良い方ですよ。


飯田:まぁ政策の立案能力とか。そういう部分では、一家言ある方ではあるけれども


末延:いや、ホントに立案能力なのかどうかっていうのが僕は疑問です。つまり、後付けで評論するのは、大変上手い方だけど


飯田:言葉の調子とか


末延:だけど実際、僕、学生にもよく言いますが、現実っていうのは、例えば理屈で百パーセント正しく存在しないんですよ。7割は合ってるけど、3割は違うとか。そういうグレーなんですよ。

それをどういう風にやるかって、政治は最高のアートだと。正にそういう調整をしながらやっていくってとこで、その意味では、安倍さんとか菅さんの方がリアリズムがある。


飯田:菅さんなんて、本当に、黒子として汗をかくっていう感じの。


末延:絶対総理より前に出ませんからね。あれ程良いコンビっていうのは、私の長く政界を見て来たけども、過去最高じゃないですか?それプラス、やっぱり岸田さんの人柄と力っていうのは、いずれ前へ…中に座る可能性は有る。

あのねぇ、安倍さんの信頼は非常に強いですよ。