港町のカフェテリア 『Sentimiento-Cinema』


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1961年に流行った洋楽といえば

2021-02-20 03:15:30 | ポップス

前回及び前々回に1961年『ユア・ヒット・パレード』と『今週のベストテン』年間順位を紹介しましたが、
1961年には次のような楽曲も流行していました。

映画音楽としては
『荒野の七人』 アル・カイオラ楽団

『日曜はダメよ』 ドン・コスタ楽団など 視聴
『赤と青のブルース』 マリー・ラフォレ 視聴
『九月になれば』 ボビー・ダーリン楽団 視聴
『17才よさようなら』 フロ・サンドンス 視聴
『太陽の誘惑』 ファウスト・パペッティ楽団、ニコ・フィデンコ 視聴
などがヒットチャートに名を連ねました。

映画音楽以外では
『小さい悪魔』 ニール・セダカ

『ポケット・トランジスター』 アルマ・コーガン 視聴
『トラベリン・マン』 リッキー・ネルソン 視聴
『悲しき足音』 スティーヴ・ローレンス 視聴
『デンワでキッス』 ポール・アンカ

『ズビ・ズビ・ズー』 ソフィア・ローレン 視聴
『夢のデイト』 コニー・フランシス 視聴
『涙のムーディ・リバー』 パット・ブーン 視聴
『倖せがいっぱい』 ミーナ・マッツィーニ 視聴
『禁じられた恋のボレロ』 ファルー

『月光のノクターン』 ディック・ジェイコブス楽団 視聴
『夢のカルカッタ』 ローレンス・ウェルク楽団 視聴
『アパッチ』 ヨルゲン・イングマン 視聴
など多種多彩な楽曲がヒットしました。

ヒットチャートにはほとんど無縁でしたが
『祈り』 ロベルト・デルガード楽団

『青い灯影のブルース』 ディック・チャールスワース楽団 視聴
『白い夜霧のブルース』 ビリー・ヴォーン楽団 視聴
などは私の好みの一曲です。

また、
テレビの影響もあって、この年も日本人が日本語でカヴァーした和製ポップスが大流行しました。
ザ・ピーナッツ、坂本九、森山加代子をはじめとして西田佐知子、伊東ゆかり、飯田久彦、そして
年末には弘田三枝子がデビューを果たし、さらには歌謡界から水原弘(禁じられた恋のボレロ)や
小林旭(黒い傷あとのブルース)までもが和製ポップス戦線に参戦しました。
一方で、コニー・フランシスは自身が日本語カヴァーも行ない、以後、本家本元が日本語盤をも
リリースするハシリとなりました。