私的シネ・マレーシア ピート・テオさん

ジェームス・リー監督の「黒夜行路」見た。
本映画祭の作品上映前に、毎回流れる短編Be quiet監督でもあり音楽アーチスト
PETE TEOさん 主演。渋い声もしゃがれててハスキー
男くさくて SEXY。日本でよく知られているのはサントラ盤

ボルネオ島出身の彼が話すマンダリン(中国普通語)は何だか聞き取りにくいのがタマに傷。
「NASI LEMAK2.0」ナシレマ2.0の劇中では　”中国語のできない華人”役どころだったし
「パパドム~パパの味」でも主人公にビジネスをもちかける、怪しい華人役のPETE・TEOさん。。
とてもエリートなのに、その風貌から黒社会のひとみたいに見えてしまうのだった。
映画は福建語もところどころ織り交ぜて、マレーシア黒社会の華人生活を描いた佳作である。

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私的シネ・マレーシア 「ザイール監督の忘れ物」

　

ブノハン鑑賞後、国旗にサインお願いしたら快く応じてくれたザイル監督。
ちょっと持ってて！ と渡されたペットボトルの水。
そのまま忘れて行ってしまわれた　ザイール監督と間接 きゃーっ


シンポジウムによると。。映画テーマ Tree of Life
父は規範、母は大地　　
マレーシア家族の絆は父系がメインになるのが多いが、
実際に家族を束ねているのは母だったりする。
劇中で、"mother's land 母さんの土地" という言葉が出てくるのも
母 が三兄弟の心の拠り所になっているからなんだろう。
大地から樹が伸び広がって行くのを暗喩するリーフ型の影絵Wayang。
息子は"影絵Wayang"のリーフを手にとって、繋がりを絶ってしまうのだった。
男:父:息子。じわじわと深く残る、重厚な作品だった。
BUNOHAN　5/31クロージング上映20:50から



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