千羽鶴のちょっと気になったこと

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寄付・募金について

2009-08-30 02:51:34 | 法律
24時間テレビが始まっているようです。
毎年のことなんですが、今回はタイミングが悪かったですねぇ。
総選挙とぶつかるなんて。
でも考えようによっては良かったとも言えるのでは?
番組内容は卓球8時間耐久リレーとかやってるし。
何年か前に耐久ゲッツとかありましたねぇwww
大した内容がないなら選挙速報と平行放送して場を持たせるということもありでしょう。

マラソンのイモトさんは普通にしてても可愛いと思うんだけど…あの眉毛…。
こちらはTBSとは違ってぶっ通し走り続けるんでしょ?

最近は朝まで生テレビとか24時間テレビとかで深夜まで起きてたりして。
まぁ午前2時なんてまだまだ序の口なんですがw

さてこの24時間テレビもそうなんですが、基本は寄付を募るというのが番組の趣旨ですよね?
この場合の寄付は使途を定めないで行うものですが、
例えば、難病や移植の手術費用募金に関して若干疑問があります。
海外で手術する場合、手術費用の他に渡航費や宿泊代など莫大な金額が必要になるわね。
それを募金で集めようということはよくあることです。
問題は目標額に届かなくて手術ができなかった場合や渡航の必要がなくなった場合などはどうなるんだろう。
特定の団体が間に入って包括的に管理している場合はともかく、
特定個人のための募金(○○ちゃん募金)となるといろいろ問題が生じるでしょう。
手術関連費用を全額募金で集めようとする場合(自分の財産はそのまま残す)はどうなんだろう。
この種の募金って法的には負担付贈与(広義での)じゃないの?(間違っていたら訂正してね)
その負担というのが手術を受けるということ。
負担を履行しない場合には双務契約の解除権が発生するわけよね?
もし贈与者(募金者)が解除した場合は返還義務が発生する…と。
まぁ現実的には街頭募金などで署名金額記載などはしないから募金したという事実の証明が難しい。
ただ道義的には問題があるんじゃないかなぁ。

日本には独自の寄付文化がありますね。
いいことだと思いますが、この文化を生かすためにはなんらかの工夫が必要です。
人の善意による法律行為…。
大切な善意と財産が有効に活用され、社会に還元されるということが重要だと思う。

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