有名キャスター降板

有名キャスター降板→局アナへ、その裏は

　報道、情報番組の有名キャスターの降板がこの秋、相次いだ。各局が制作費削減を進める中、狙い撃ちされているように見える。

　フジテレビ系の報道番組「ニュースＪＡＰＡＮ」で、２００２年１０月から番組の顔としてキャスターを務めてきた滝川クリステルさん（３２）と、テレビ朝日系の情報番組「ワイド！スクランブル」で司会を１１年間務めた大和田獏さん（５９）がそれぞれ９月２５日の放送を最後に降板。

　日本テレビ系の報道番組「真相報道バンキシャ！」でも、７年間キャスターだった菊川怜さん（３１）が同２７日に降板した。

　◆「卒業」って？◆

　それぞれに共通するのは、降板を「卒業」と称し、後任は局アナが担当していること。各局は、降板の理由を「本人から申し出があった」（フジ）、「番組開始１５年目に向けたリニューアル・スタートに伴うもの」（テレ朝）、「通常の司会交代」（日テレ）などと説明する。

　しかし、ネット広告の台頭などで、テレビ広告は２００５年度から４年連続で減少しており、各放送局とも制作費の削減は至上命令となっている。
（2009年11月14日06時50分 読売新聞）
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有名キャスターを使うメリットはやっぱり視聴率が見込めるということでしょ。
あと新番組なら知名度を上げる効果があるね。
でも、キャスターといってもフリーアナウンサーならまだ分かるけど、
最近では女優やお笑い芸人などタレントが務める場合が多かったねぇ。

フジテレビの滝川さんや安藤さんとかはアナウンサー系、
菊川さんや大和田さんは役者系かな。
アナウンサー系はNHKを退職した人が多いみたいだけど、局アナにもいい刺激になると期待されてるのかも。
役者系は完全に視聴率ね。
ただ、フリーアナウンサーはお給料が局アナより高額だというのがネック。
キャスターはアナウンサーとは違って自分の意見や感想を番組で言うわね。
その意見が聞きたいという視聴者はいると思う。
だからキャスターといえる人が何人いるかというと…。
以前TBSに筑紫哲也さんがキャスターを務める番組があったけど、視聴率は伸びなかった。
全体的に硬いイメージだったからね。
テレ朝のニュースステーションの久米宏さんの方がおもしろいから受けてた。
本来キャスターというのは筑紫さんみたいな人のことを指すんでしょう。

そのキャスターとしての役割を会社員である局アナが務まるかというのも疑問です。
報道番組ってスクープは別にしてほとんどソースは同じなんだから、どこで差を付けるか…。
綺麗な女子アナで差を付けるということもあるし、コメントで勝負するということもある。
女子アナの方はまぁいいとして（ｗ　気の利いたコメントができる人っていまいるかしら？
気が利いてるという判断はもちろん視聴者がするわけで、その結果として視聴率が上がる。
フリーアナウンサーはそのコメントに関してある程度裁量権が与えられてたんでしょう。
同じような裁量権を局アナに与えることができるのかなぁ。
役職付きのベテランアナならともかく、中堅や若手には難しいでしょう。

ただわたしが思うに、タレント系のキャスターは素人的な質問をしたり、
素人的な考えを言ったりする役割を担ってるのかな…。
でも地上波のニュースって素人を対象にしてるんでしょ？ｗ

これから期待できそうな、又はなって欲しいキャスターって誰でしょう？