千羽鶴のちょっと気になったこと

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酒井法子被告に判決

2009-11-10 03:35:41 | 日記
逃走は卑劣だが反省している…酒井被告の判決要旨

覚せい剤取締法違反(所持、使用)に問われた元女優酒井法子(本名・高相法子)被告(38)に対し、東京地裁(村山浩昭裁判官)は9日、懲役1年6月、執行猶予3年の有罪判決を言い渡した。 判決の要旨は以下の通り。

       ◇

 被告は旅行先で覚せい剤を使用し、使い残りの微量の覚せい剤をさらに使用するために保管するなど、覚せい剤に対する親和性や執着は明らかである。
 年前頃に夫に勧められて初めて覚せい剤を使用した後、昨年夏頃から毎月のように月1回から数回程度、夫と共に使用するようになった。被告から使用を持ち掛けたこともあり、常習性や、ある程度の依存性が認められる。弁護人は常習性がないと主張するが、当たらない。
 告は夫が警察官から職務質問を受けていた現場にいたのに、逮捕されるとみるや現場から立ち去り、覚せい剤使用の発覚を免れようとして転々と逃走するなど、事後の行動も卑劣である。覚せい剤が社会に及ぼす害悪が大きいことも、検察官の主張する通りで、刑事責任は決して軽くない。
 しかし、現在は反省を深め、自分の責任を直視し、覚せい剤と絶縁する決意をしていて、覚せい剤の使用を勧めた夫との離婚も考えている。母親らが監督を約束していること、芸能プロダクションを解雇され、社会的制裁を受けていること、前科のないことなど、酌むべき事情も認められ、今回に限って刑の執行を猶予するのが相当である。


TITLE:逃走は卑劣だが反省している…酒井被告の判決要旨(読売新聞) - Yahoo!ニュース
DATE:2009/11/10 01:48
URL:http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091109-00000311-yom-soci
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判決は懲役1年6月執行猶予3年。
大方の予想通りでしたね。
押尾被告の場合は執行猶予が5年だから、それに比べればかなり反省している姿勢が評価されたかな。
判決要旨の中で夫が逮捕されるとみるや現場から立ち去り、覚醒剤使用の発覚を免れようとして逃走したことが卑劣とされているけど、
人間としてはある意味当然の行為かもしれないね。
つまり、人間は最終的には自分の身の安全を最優先するということ。
もちろん子供に関しては自分の分身のような存在だから自分と同視できる存在。
でも旦那は違うってことなのかもね。

この立場はいわゆる性悪説というもの?
犯罪というのは多くは自分の欲望を満たすのが目的でしょ。
通常は理性がそれを抑えているんだけど、その抑えが取れてしまったときにとんでもないことをしてしまう。
酒井被告も覚醒剤を使用することは悪いこと、犯罪行為であることは当然知っていたはず。
それでも覚醒剤の効果の方を優先したってことね。
殺人や傷害などとは違って特定の被害者がいないということも始めた切っ掛けにあったかもしれない。
この被害者がいないということから、社会的制裁を受けているという状況が猶予判決に繋がったんでしょう。

このように社会的制裁が減刑の要因になることはよくあることですね。
っということは、いろんなところから叩かれた方がいいとも考えられるわね。
芸能界への復帰を約束したり、経済的援助を保証したりするのは拙いということ。
事務所が当初の見解を変更して解雇処分を決定したことが判決に影響したわけね。
ただ、判決が確定した後は分からないよ。
芸能界復帰は難しいでしょうが、類似する仕事に就くことはあり得るかも。
介護というお話しがあったけど、音楽療法士?に変更したという情報もあり、先のことは決まっていない状態。
ただ執行猶予の期間中は大人しくしていなければならないのは当然だけど、その間に立ち直る環境を整えなければ…。
この3年間は彼女にとって非常に重要な期間です。
マスコミも追いかけ回すでしょう。
民事の損害賠償問題もある。
旦那の方は離婚すれば完全にただの人…。
やっぱり誰かがいろんな面で援助しなければならないんだろうねぇ。

でもわたしは子供の存在・成長が彼女を精神的に支えていくんだと思うのよ。
母は強しです。
子供のためなら何でもできる。
子供は自分と同等いやそれ以上の存在なんですよ。
だから彼女は自分自身のためだけじゃなく、子供のためにも必死に努力するでしょう。
彼女は執行猶予の3年間で立ち直れると思います。



コメント
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