カイロ・ウノ(chiro-uno)=^.^=宇之助室長の猫の手

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JACシンポジウム その5

2009年12月04日 | カイロプラクティック
 「アプライド・キネシオロジー(AK)」の講師は、中塚祐文先生。

 一般社団法人日本カイロプラクターズ協会(JAC)会長
 ナショナルカレッジオブカイロプラクティック卒。
 国際アプライドキネシオロジスト認定。
 国際カイロプラクティックスポーツサイエンス資格取得
 中塚カイロプラクティック研究所 院長

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 AKはジョージ・グッドハート D.C.によって開発されました。

 身体の機能障害を「筋肉テスト」を使って評価、治療します。

 健康は構造・栄養・精神が基本的要素であるとし、適切な量やバランスが保つことが重要となります。

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 グッドハートは晩年になっても、とても勉強家だったそうです。

 "Why is that ? "

 いくつになっても「何故そうなるのか?」と、原因を追究。

 この探求心が、AKの検査・治療に驚くまでの拡がりを持たせているのだと思います。

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 後半は、中塚先生がクリニックで行っている臨床のデモンストレーション。

 テクニックはもちろんですが、インフォームド・コンセントの流れも「なるほど!」と納得のできるものでした。

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 患者様が「昨日、枕が変わって寝違えを起こした」といえば、症状は急性です。

 ただし、バイタルサインや問診・検査の結果等を総合して考えると、枕が変わったことは「引き金」の場合も多いのです。

 隠れた原因を探り、栄養やストレス・姿勢・食習慣に対するアドバイスを行うことも重要です。

 東洋医学の中に「急ならばその標を治す、緩ならばその本と治す」という言葉があります。

 急性の場合は症状に対しての治療が必要になります。

 その後、原因を取り除くことで、再発を防ぐことができるわけです。

 初診時にしっかりとしたインフォームドコンセントを行うことで、必ず患者様のQOLは高くなると思います。

 もちろん、人によっては体質や生活習慣の改善が必要になりますから、患者様の努力も不可欠ですが…。

 特別な器材がなくても、エネルギー・インデックスを算出することで自律神経のバランスを知ることができることも、始めて知りました。

 う~ん、凄いっ!

 感動です。 

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 個人的に、中塚先生のお話と声のトーンはとてもおだやかで、心が和みます。

 このあたりも、先生の魅力なのでしょう。

 ついつい「今日のお話の〆は何だろう?」と、推測をしてしまいます。

 いつも、良い意味で裏切られるんですけどね。


 

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