昔、私が生まれ育った家には「はた織機」がありました。
そのおり機(手織り機)で母が布を織り、私達子供の着物や、洋服?を作ってくれました。
あの、トン、トン、というリズミカルな音を聞きながら遊んだ懐かしい思い出があります。
やがて、子供は成長し姉が嫁ぐとき、絹糸で反物を織り、染物屋で染めて頂き、私にも同じ着物と羽織を作ってくれました。
私は、その着物と羽織をタンスのコヤシにしていますが、姉は着なくなったしもったいないので、と、ほどいて私に「半纏」と「ちゃんちゃんこ」を作ってくれました。
母の33回忌に頂くなんて心憎い演出にビックリ!!
生地は絹100%なので柔らかく、軽く、暖かくて姉の愛情がたっぷり込められていて、涙が出るほど嬉しかったです。姉さん、有難う。感謝です。
色合いも美しく、模様も豪華。きょうは「古典の日」だそうですが、古典的な柄なのかな?
ちゃんちゃんこは、袖のない羽織の様な形をした防寒着ですね。
今現在、来ていますがとても暖かいです。
半纏は、これから寒くなりますので出番が増えます。半纏を着て今冬の節電に協力します。
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