★ 旧芝離宮恩賜庭園 ★
先日、所用があり浜松町まで出かけたついでに、「旧芝離宮恩賜庭園」を初めて訪れました。
庭園の入り口には、七夕が近づいているので笹飾りが(前回UP済み)飾ってあり風情ある光景でした。
この庭園は、もとは江戸時代の大名屋敷だったそうです。その後、明治8年に宮内庁管轄となり、大正13年東京市に移され公園として解放されたそうです。
猿江恩賜公園同様に歴史ある庭園でした。
高層ビル群に囲まれた比較的小さい庭園ですが、中心に池があり枝ぶりのいい松の木が植栽されていて、飛び石や、石柱、石灯籠が配置され、所々お花が咲いていて散策していると、都会の喧騒から離れほっとする気分をあじわいました。
幹回りの太い「藤の木」。樹齢?
亀の甲羅干しと、カモの休憩。長閑な光景です。
専門家による松の木の手入れ中。
雪見灯籠。
石柱。茶室の柱として使われていたそうです。
当時は、この庭園から品川の海が眺められたそうです。
私が在職中、浜松町にある某施設で、後輩が結婚式を挙げたので、出席を兼ねて出かけた懐かしい浜松町です。
式場から見下ろすと東京湾に数隻の船が係留していて、とてもロマンチックなこの場所から若者たちの船出を祝福しました。
波は、いつも穏やかとは限りませんが、結婚後荒波にもまれながらも、それぞれの家庭を築いているので、安心しています。
この様に、何回も訪れている浜松町ですが、当時、庭園には興味がなく、話題にも上がらず、いつも素通りしていました。
今頃になって訪れたくなったのは、やはり年齢を重ねた証でしょうか・・・。