光と影の軌跡Ⅱ

つれづれなるおじさんの写真日記

木更津市郊外の野鳥たち-今年もダイゼンがやって来た!

2023年05月06日 | 日記

 4/13(木)午前8時20分頃ツレと朝の散歩をしていると、水を張った田んぼに鳩ぐらいの大きさの鳥が20羽位いるのが目につきました。初めは鳩の集団が餌を食べているのかと思いましたが、望遠レンズで見ると羽が茶褐色のマダラ模様で、頭と胸が黒いのが確認できました。ダイゼンです。昨年は5/11に目撃し写真撮影しましたが、今年は約1ヶ月早いお目見えです。下の写真2枚は昨年5/11に撮影したダイゼンです。

 ダイゼンは全長約29㎝、全体が灰色系の色彩ですが、夏羽では黒味が増し顔から腹は黒くなります。

 またダイゼンはチドリ目チドリ科ムナグロ属の鳥類。夏はカナダ北部やロシア北部で繁殖し、冬は太平洋やインド洋の沿岸部で越冬。日本には渡りの途中で飛来する旅鳥です。

 このダイゼンを最初に撮影したのは、2018年の4/24です。その後2019年5/3、2020年5/16、2021年4/26、2022年5/11、そして2023年4/13と6年に亘って撮影をする事が出来ました。この鳥たちは殆ど同じ場所で撮影しましたが、果たして同じ鳥なのでしょうか?それとも違う鳥達で、場所の記憶が引き継がれているのでしょうか?不思議です。


袖ケ浦市飽富神社のお田植神事②

2023年05月02日 | 日記

 午前10時半頃になると神官を先頭に、関係者や早乙女役の少女が葭苗を投げる鳥居の所に移動していきました。屋外の神事ですが、やはり殆どの人がマスクをつけています。

  鳥居の前の階段に着くと、神官がカゴから葭苗を取り出し、早乙女が12株を階段に並べます。

 これは豊作を願う田植えの儀式だそうです。その後いよいよお田植神事のクライマックス。早乙女が神官から受け取った葭苗を階段下の人達に向けて投げ始めました。

 30㎝位ある葭苗が元気よく空中を飛行し、階段下で待つ人たちに拾われます。この神事は10分間も続きました。まだ小さいのに早乙女役の子は、にこにこしながら頑張って投げており、感心しました。

  お田植神事が終わると、早乙女役の少女がお母さんと神社の方に戻りました。皆拍手をしてお出迎えです。階段下で受け取った葭苗は、各自持ち帰り、田植えまで神棚に供えられます。そして田植えが始まる日に葭苗を田んぼの水口に立てる「葭うえ」して五穀豊穣を祈ります。これが江戸時代から続くお田植神事です。

 また最後に葭苗を作っていた人達に記念写真を撮って欲しいと頼まれたので、撮影しました。来年プリントして差し上げようと思います。皆さんとても良いお顔で、輝いていました。