岩井袋漁港から安房勝山の市内に入る道をゆくと、山裾に鯨塚があります。ここは江戸時代に醍醐新平衛が組織した捕鯨組織の供養塚です。沖で獲って来た鯨を解体する出刃組が1年に1基の供養碑を建てた所。120基程が確認され日本一の鯨塚と言われています。ここも台風の被害にあっていないか心配でしたが、鳥居の前の木が倒れたくらいで大丈夫でした。
小さな神社は弁天様を祀ってあるそうですが、ここも被害がなく青いバケツが転がっていたくらいです。
また小さな堤ヶ谷石で造られた供養塔もしっかり立っています。
これでJR安房勝山駅に戻りましたが、途中被害にあった家の中に白くて大きな猫がいたのが印象的でした。こちらを見て何か訴えているようでした。