光と影の軌跡Ⅱ

つれづれなるおじさんの写真日記

友人と巡る西日射す町・木更津③-レトロ建築

2021年10月28日 | 日記
  
  創業以来約120年続く海鮮料理の店・宝家で昼食をとった後、お腹もイッパイになったので、木更津西口に残るレトロ建築を見て周りました。それにしても駅周辺だと言うのに人通りが少ないです。店舗も殆どの店のシャッターが閉じています。友人も駅前なのにこんな閑散とした街は珍しいと、感心していました。最初は田面通りにある安室薬店です。昭和4年(1929年)に建てられた木造2階建ての店舗。2階部分の西洋的な装飾が歴史を感じさせます。木更津看板建築の代表的な建物です。





  安室薬店の道を隔てた反対側が木更津岡埜栄泉堂。大正7年(1918)の創業で自家製餡にこだわり、美味しい和菓子を製造販売している店。103年も営業を続けています。



 そして岡埜栄泉堂から田面通りを、駅の方に約50~60m進むと紅雲堂書店があります。江戸時代は魚の干物の卸だった店ですが、明治元年に書店になったそうです。関東大震災にも倒壊せず、現在まで本屋を続けています。



  紅雲堂の1軒置いた隣が金田屋。少し変わった形のレトロな看板建築の店です。江戸時代には薬を扱った店でしたが、明治時代後期に金田屋洋品店を開業。現在の建物は昭和7年(1932年)に立て直された物で、菱形にはめ込まれたステンドグラスが印象的です。



 中に入ると不思議なオブジェ「リヒトミューレ」が光を浴びて回転しています。現在は時計修理、アンティークの専門店です。



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