光と影の軌跡Ⅱ

つれづれなるおじさんの写真日記

木更津市中島のツナハリとネパールの類似した綱飾り

2021年01月26日 | 日記
 
 木更津市の不思議な行事ツナハリは、市内の牛込地区と中島地区で行われていますが、今回は中島地区のツナハリを紹介します。最初は中島地区鯨区集会所近くの竹内商店横のツナハリ。これは道伝いに入ってくる疫病神を、ツナハリと言う綱を張りそこにつけた藁飾りで封じたという言い伝えにより行われているものです。

 また2014年10月にツレと行ったネパールでこのツナハリとよく似た綱飾りを見ました。この時ネパールは「ダサインの祭り」の真っ最中でしたが、これに伴う神事かもしれません。ブログの後半にその写真5点をUPしました。





  中島地区の2番目は竹内商店から三井アウトレット方向に100m位進んだ所、近くに十字路があります。折から家族ずれが犬を連れ、ツナハリを潜っていました。下の写真はこのツナハリから50m位のT字路に張られたものです。





 上は武内商店のツナハリを下から見上げた写真です。下はネパールダンプス村の綱飾り、よく似ています。ただ木更津は海の民、タコやイカが綱につけられていますがネパールは山の民、木の葉やマリーゴールドの花が付けられています。





上はダンプス村のグリーンランドと言う宿の綱飾り。下は聖なる山マチャプチャレが良く見える場所に立てられた綱飾り。





 上下ともポカラ市内の綱飾り。この綱飾りの名称や由来は分かりませんが、またネパールに行けるようになったら調べてみようと思います。しかし木更津のツナハリとこんなに似ている物があるとは、ネパールに行くまで知りませんでした。日本からネパールまでは直線距離で5095㎞だそうですが、意外にルーツは同じなのかもしれませんね。