思わず納得

「ワースト記録の県民学」

立ち読みで「熊本県」を読んで、あまりにも的を射た分析に思わず購入(笑)

・男性は「肥後もっこす」だけど、意外に小心者
当たってる～(笑)
威張り散らしている人ほど、実は小心者ということが多い。
こういう人は意外と扱いやすい。
おだてて持ち上げて、男としてのプライドを保ってあげればいいだけのこと。
そして、そういう風に上手く男性をコントロールするのが…

・「肥後の猛婦（もうふ）」
男性の威厳を保ちつつ、適当にあしらう(笑)
まさに、母たちと祖父の関係がこんな感じだった。
「俺はこの家で一番偉い！」と虚勢を張る祖父に対し、「はいはい、分かってます」と華麗に受け流す。
いやー、あれがもう見られないのは残念だ(笑)

・肥後の議倒れ
前からここを見てくださっている方は、覚えていらっしゃるでしょうか？
熊本市の政令指定都市移行後の区割りについて、色々書いたことを。
あれがまさにこれ。
議論が好きなのかどうかはともかく、決まりかけたことに対して「いや、ちょっと待った」
と話を蒸し返す人が多い、多すぎる。
この本のおかげで、こういうことは熊本県人に良く見られるということが分かっただけでも収穫。

とまあ、ざっと思いつく限り書いてみたけど、他県のも読んでいて「ほぉ～」と
感心する面も沢山あった。
タイトルどおり「ワースト記録」なので、喜んでいいのかどうか分からないものもあるけど(笑)

暇つぶしに一冊いかが？