Chiakiの徒然日記

「麒麟がくる」

ああ、終わってしまった。
コロナ禍の所為で、放送自体が3ヶ月弱ストップ。
歴代の大河の光秀を見ていく、という趣向は面白かったし、今作との比較も出来た。
ただでさえ短い放送期間が、さらに短くなるのでは、と危惧されたが、
越年放送という形で予定通り全44話放送と決まったときは嬉しかった。

私が初めて大河ドラマを見たのは「信長 KING OF ZIPANG」だった。
当時中学3年生。
家のルールを考えると「よく見せて貰えたな」と思うのだが、まぁ、このドラマを見るために
昼間必死に勉強していたのだろう(あまり記憶はないが)。
その「信長~」と全く同一と言っていいであろう時期、別視点からのドラマということで、放送前から楽しみにしていた。

信長が力を持っていく過程を見るに付け、演じる染谷将太さんの変貌も目を見張るものがあった。
最初から力を持っていたわけじゃないのだから、彼の配役はバッチリだったのだと思う。

主人公の光秀。作中では、ずっと「十兵衛」としか呼ばれていなかったので、
ふとすると「明智光秀」という名前を忘れそうになったりもした(笑)
過去の光秀の振り返りで、「(自分はさほど苦労していないのに、)メチャクチャ苦労した」というようなセリフに対し、
それが信長の逆鱗に触れて…という場面が複数あったのだが、「この十兵衛がそんなこと言うかな?」と不思議に思っていた。
そうしたら、そのような場面は一切なかった。
良かった。人の手柄を取り上げるような人物として描かれていないので、アレだけは違和感があったんだよね。

本能寺の変。
いやー、まさかね、あんな形になるとはね。
決行したのは十兵衛だけど、焚きつけたのは信長以外の全員じゃないか…。
信長って人望なかったのね、あったとも思わないけど。
でも、最大の動機は、帰蝶の「そなたが信長様を変えたのだから、自分で決着をつけろ」(意訳)、
信長の「わしを変えたのはそなたじゃ」の2つのセリフだろうなぁ。
「自分で蒔いた種は自分で刈り取りました」という展開になろうとは、想像を超えていた。
いろんな人たちから「信長をどうにかしろ」みたいなことを言われていたしねぇ。

最後に語られた「どこかで生きているという噂」、この作品に限って言えば、そうだといいなと思わせてくれる、
新たな明智光秀像だったと思う。

さて、次回からは「青天を衝け」。
一週で切り替えられるか?と思ったが、戦隊シリーズでは毎年一週で切り替えられるのだから
大河ドラマでも大丈夫だろう。
時代も全然違うしね。

ランキングに参加中。クリックして応援お願いします!

名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「大河ドラマ」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事