Chiakiの徒然日記

東横インの事件に思う

東横インの無断改造が明るみに出て不思議なことがひとつあった。
彼らのやったことは許されることではないけれど、個人的にはそんなことはどうでもいい。
ただ、社長の言っていた「身障者の部屋は使い勝手が悪い」という言葉が引っかかった。

使ったことがないから想像でしかないのだけれど、身障者の部屋って使い勝手はいいんじゃないかな。
我々健常者が使いにくい部屋は、身障者にも使いにくい。
私はずっとそう思っていた。
違うのかな?

先日、福岡へ行く際に特急に乗った。
私が乗っていた車両についていたトイレは身障者のものだった。
周りを見渡しても身障者はいなかったし、別のトイレには2両ほど車両を移動しなければ
ならなかったので、そのトイレを利用した。
揺れる車内で、両脇に手すりがあるというのは使いやすかった。
手を洗う場所もゆったりとしていて、圧迫感がない。
身障者にとって使い勝手がいいものは、健常者にとっても使いやすいものではないか。
私はそう思う。

ベッドに寝転がって、すべてのものに手が届く。
そういう部屋が「使い勝手がいい」とは限らないと思う。

福岡の東横インに泊まったことがある。
ライトアップの光が私の部屋を直撃していて、部屋の明かりを消してもかなり明るい。
遮光カーテンもなければ、ふすまもない。
試験前夜だというのに、ほとんど眠れなかった。

まあそのあたりはいいとして、特に「使い勝手がいい部屋」だとは思わなかった。
少なくとも系列のホテルにまた泊まろうと思わせるようなホテルではなかった。

身障者の部屋は利用する人がいないからと改造していたようだけれど、
身障者の部屋だからといって、身障者だけに利用してもらわなくてもいいのでは?
おそらく、そういう配慮の必要な人は前もって予約するはずだから、
たとえば前日の時点で予約が入っていなければ、他の一般客に回しても構わないと思う。
社長が思ってるほど、健常者は使いにくいとは思わないかもよ?

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