私の本棚。
とある作家さんの作品は、単行本版と文庫本版と2種類がある。
単行本から文庫になる際に、大幅に加筆修正が加えられているという記載があったのだ。
個人的には、単行本のまま文庫にして欲しい。
修正が必要な部分、誤字脱字、用法を間違えた表現を変えるくらいならまだいい。
シーンごと、ばっさり切り捨てられると、何だかなぁと思ってしまう。
作家さんご本人は「そうなるのは当たり前」というスタンスのようだが、文庫から読むと「あれ?」と思うこともある。
それで単行本を探して購入して読んでみると、見事に「あれ?」の部分が繋がる部分を発見する。
最近は単行本を避ける傾向にあるので、この方の作品に手が伸びにくくなってきた。
誤字脱字、あるいはセリフを発した人物の間違い訂正くらいに止めてくれるといいのにな~。