ネット生活 レベル1(仮)

私、魚住千晶(HN)の趣味の話&生存確認。更新遅めです。

最近の読書

2013年05月13日 18時17分49秒 | 読書
『下町不思議町物語』(香月日輪・新潮文庫)
妖怪が出てくる小説のシリーズが人気があるようで、気になってた作家さん。
関西から転校してきた小学6年生の直之は、病気のせいで体が小さくても、
方言をからかわれても、母親がいなくて厳しい祖母に辛くあたられても、
挫けない。いっこうにめげない彼には、実は秘密があった…。

ノスタルジックで不思議で暖かい世界で、直之の成長とか、家族の絆を
取り戻す物語が語られます。直之が「師匠」と慕う高塔さんや、
彼の仲間たちがなんとも良い味出してます。でも、高塔さんが直之に
語る言葉は、人としてごく当たり前なことだったり…。

『交換殺人には向かない夜』(東川篤哉・光文社文庫)
烏賊川市を舞台に鵜飼探偵たちが活躍するシリーズ・第4弾。
不倫調査のため、使用人を装い山奥の屋敷に潜入した私立探偵・鵜飼さんと
黎明ビルのオーナーの朱美さん。ガールフレンドに誘われ、彼女の友人の
山荘を訪れた探偵の弟子・戸村流平くん。寂れた商店街で起こった女性の
刺殺事件の捜査をおこなう刑事たち。無関係に見えた出来事の背後で、
交換殺人は密やかに進行していた…。
全編にちりばめられたユーモアとギャグ、そして鮮やかな伏線。

彩子さん、カッコよすぎるだろw(※詳しくは書けない)

『幻魔斬り 四十郎化け物始末③』(風野真知雄・角川文庫)
礼金の良い化け物退治をこなしても、息子・娘のための金策、
妻の薬代などにより、四十郎の借金は膨らむ一方。やむなく彼はまた
新たな依頼を引き受ける。連作短編集か…と思いきや、そこがそう
繋がっていたんですね。街で良いことをする遠山桜の偽物を演じるなど、
四十郎さんも色々と活躍してらっしゃいます。(遠山金四郎さんも)
やっぱり、人の心ってあやういものですね…。

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