ハイ♪ 今回は時代小説ばかりでございます。
『大江戸怪奇譚 ひとつ灯せ』(宇江佐真理・文春文庫)
料理茶屋の隠居・清兵衛は、病の床についているところを幼馴染の甚助に
助けられる。聞けば、妙な男の霊にとり憑かれていたという。
命拾いをした清兵衛は、甚助に百物語をするという「話の会」に誘われるが…。
いつしか話の会の妖しい魅力に取り憑かれた彼だったが、
やがて「話の会」の各々の身辺で奇妙な出来事が起こり始める。
どこまで現実でどこまで幻かわからなくなる、幻想的なお話です。
『もののけ本所深川事件帖 オサキと江戸の歌姫』(高橋由太・宝島社文庫)
白狐に似た魔物のオサキと、オサキモチの手代・周吉の活躍を描くシリーズ。
雨が降り止まない本所深川。雨止めの伝え歌「十人の仔狐様」を歌う、
十人組の歌組「本所深川いろは娘」が大流行していた。
ある日、一番人気の小桃が行方不明になり、大川で死体となって見つかった…。
「本所深川いろは娘」って、アレからヒント得たんですか。(笑)
結構重いお話。ミステリとしては…ちょっとなぁ。
あの落ちで、ああいう風に死んでいるのが発見されたって…アリなのかな?
『質蔵きてれつ繁盛記 貧乏神の軍配』(沖田正午・双葉文庫)
質屋・八前屋の店主である仁三郎、女番頭・お紋、手代の歌八が活躍する
シリーズものの第四弾。お紋は行商に行った先の雑貨屋「十越屋」の主から、
関ヶ原の戦いで使われたと言う古めかしい軍配を見せられる。
ところが半月後、流行っていたはずの十越屋は潰れ、軍配を質入れされた
八前屋の商売は突然窮地に陥ることに…。
この話に出てくる武将は筆者の創作なのかな?
『樽屋三四郎 言上帳 まわり舞台』(井川香四郎・文書文庫)
若き町年寄・樽屋三四郎と江戸の町人の平和を影で支える百眼の活躍を描く、
シリーズものの第三弾。江戸時代の色々な社会の仕組みもわかったりして
勉強になる小説だと思っています。町人の自治や武家社会のね…。
幼馴染の佳乃に誘われ人気芝居を見に行った三四郎。ところが、舞台に突然
現れた狐面の男たちによって芝居小屋が乗っ取られてしまう…。
三四郎さん、なんだかんだ言っててやっぱり佳乃さんのこと好きなんだよね?
幼い頃の二人のエピソードが、結構きゅんだったりする。
『大江戸怪奇譚 ひとつ灯せ』(宇江佐真理・文春文庫)
料理茶屋の隠居・清兵衛は、病の床についているところを幼馴染の甚助に
助けられる。聞けば、妙な男の霊にとり憑かれていたという。
命拾いをした清兵衛は、甚助に百物語をするという「話の会」に誘われるが…。
いつしか話の会の妖しい魅力に取り憑かれた彼だったが、
やがて「話の会」の各々の身辺で奇妙な出来事が起こり始める。
どこまで現実でどこまで幻かわからなくなる、幻想的なお話です。
『もののけ本所深川事件帖 オサキと江戸の歌姫』(高橋由太・宝島社文庫)
白狐に似た魔物のオサキと、オサキモチの手代・周吉の活躍を描くシリーズ。
雨が降り止まない本所深川。雨止めの伝え歌「十人の仔狐様」を歌う、
十人組の歌組「本所深川いろは娘」が大流行していた。
ある日、一番人気の小桃が行方不明になり、大川で死体となって見つかった…。
「本所深川いろは娘」って、アレからヒント得たんですか。(笑)
結構重いお話。ミステリとしては…ちょっとなぁ。
あの落ちで、ああいう風に死んでいるのが発見されたって…アリなのかな?
『質蔵きてれつ繁盛記 貧乏神の軍配』(沖田正午・双葉文庫)
質屋・八前屋の店主である仁三郎、女番頭・お紋、手代の歌八が活躍する
シリーズものの第四弾。お紋は行商に行った先の雑貨屋「十越屋」の主から、
関ヶ原の戦いで使われたと言う古めかしい軍配を見せられる。
ところが半月後、流行っていたはずの十越屋は潰れ、軍配を質入れされた
八前屋の商売は突然窮地に陥ることに…。
この話に出てくる武将は筆者の創作なのかな?
『樽屋三四郎 言上帳 まわり舞台』(井川香四郎・文書文庫)
若き町年寄・樽屋三四郎と江戸の町人の平和を影で支える百眼の活躍を描く、
シリーズものの第三弾。江戸時代の色々な社会の仕組みもわかったりして
勉強になる小説だと思っています。町人の自治や武家社会のね…。
幼馴染の佳乃に誘われ人気芝居を見に行った三四郎。ところが、舞台に突然
現れた狐面の男たちによって芝居小屋が乗っ取られてしまう…。
三四郎さん、なんだかんだ言っててやっぱり佳乃さんのこと好きなんだよね?
幼い頃の二人のエピソードが、結構きゅんだったりする。