ネット生活 レベル1(仮)

私、魚住千晶(HN)の趣味の話&生存確認。更新遅めです。

最近の読書

2013年04月30日 18時33分58秒 | 読書
最近、読んだことない作家さんの話題の本に手を出すこともあります。
ちょっと不思議な話系とか、萌えの予感のするものとか(笑)。

…で、気がついたのだが…ここ数年の新しめの文庫作品ってさ、
若者の主人公が就職浪人とかフリーターとか多いな。

…時代…なんだな。

あと、リストラされたリーマンとか…。

『幻想郵便局』(堀川アサコ・講談社文庫)
就職浪人中のアズサは、特技欄に「探し物」と書いて提出した履歴書のおかげで
アルバイトが決定。職場は山の上の不思議な郵便局でした。

…なんとなくだけど、NHK様に(ここ重要)ドラマ化してもらったら
面白そうだよなぁ…と、思ってしまいました。個性的な人々が多くてさ…。
郵便局の皆様にしても、幽霊の真理子さんにしてもね。

真理子さんの死の真相が気になって仕方なかったんですが…そうだったのか。
そこが、そういうふうに繋がるのか…。

『浅草かみなり大家族』(沖田正午・徳間文庫)
ちょとした食い違いが、運命を狂わすことがある。
間違いで、四十七歳になる松五郎と見合いをしたお多枝。(二十二歳)
さっそく、松五郎の七人の子供を紹介されるが…。

これはシリーズものの第一弾になりますね。

ゆるく笑いながら読める系の時代小説です。お多枝さんカッコいい。
あと、松五郎さんの双子の息子たち…時次郎と三郎太の今後に期待だな。
年の差夫婦に、ヒロインの兄貴分の十手持ちの親分、イケメンの双子…。
これから色々な事件が起こりそうで楽しみだ♪

『樽屋三四郎 言上帳 福むすめ』(井川香四郎・文春文庫)
若き町年寄・樽屋三四郎さんが活躍するシリーズ・第5弾。
江戸庶民の幸せを考える彼が関わることになる、4つの話が語られます。
江戸時代の制度とか、そういうものも知ることができて良いですね。
現代で言えば「生活保護」のようなものもあるとか…。

今回は、三四郎さんと佳乃さんが一緒にいる場面が少ないなぁ。

『ご依頼は真昼のバーへ Barホロウの事件帳』(加藤実秋・角川文庫)
就職浪人中の隼人は、友人の楓太に連れられて怪しげなバーを訪れた。
朝オープンすると言うその店には、魔女のようなママと、謎のイケメン
バーテンダーのイズミ。イズミにうまく丸めこまれた隼人と楓太は
なぜか素人探偵をすることに…。

正直、萌えがあるんじゃないかと思ってこの本に手を出したわけですがw
イズミくんがいい味出してます。本当に、何者なんだろうか…。
ミステリよりも青春小説っぽいのかな? 昔からの友達同士だから故の
隼人と楓太の確執があったりして、ドロドロした部分もあります。

3DSでDLゲームを嗜む

2013年04月28日 19時14分10秒 | ゲーム
最近、ゲームやる時は3DSばっかりですね。
一番やってるのは相変わらず「ファンタジーライフ」ですが、
DL購入した「電波人間のRPG」なんかも少々…。



…しかし、家のベランダや庭だとアンテナ付きの能力値良い感じの
電波人間さんが全然捕まらんのですよ。仕方なく、車で買い物行く時に
ホームセンターの駐車場で(もちろん車の中でな)、3DS取り出して
電波人間捕獲しようとしたが…サッパリだったり…。

…あと、こんなのも買ってみた。



パズル系のゲームですよ。

最近の映画鑑賞

2013年04月20日 19時19分27秒 | Weblog
今更だけど、先週の土曜日に「シュガー・ラッシュ」観に行ってきました。

主人公は30年間ゲームの悪役としてビルを壊し続けているラルフ。
彼は皆に愛されるヒーローになりたくて、自分のゲームの世界を飛び出して
しまいます。迷い込んだのはお菓子の国のレースゲーム「シュガー・ラッシュ」…。

公式サイト様はこちらです♪

ヴァネロぺちゃんが、実に良い表情で…可愛いですねぇ。
大男と小さな女の子のコンビもなかなか良いね…と♪
日本の有名なゲームキャラクターもちょこちょこ出演していたりします。
予告編なんかだと、ザンギエフさんが目立ってたりしますよね。
子供向けだと侮っちゃいかんよ。ゲーム好きな中年にこそオススメ。

↓こんなものも発見しましたよ。なんか凄いなぁ…。
映画「シュガー・ラッシュ」の劇中ゲームがブラウザで遊べる(まとめサイトより)

ディズニー作品を劇場で観たのは「トイ・ストーリー2」以来ですかね…。

最近の読書

2013年04月20日 18時35分39秒 | 読書
最近は少しは読書をする余裕が出てきましたな。

『東海道五十三次殺人事件』(風野真知雄・実業之日本社文庫)
若き歴史研究家の月村弘平は、雑誌の取材のために訪れた箱根の旧街道で、
女装をした中年男性の死体を発見する。一方、月村の恋人でもある警視庁刑事の
上田夕湖は、品川で起きた変死事件の捜査を始めていた。(本の裏より)

なんでも著者初の現代トラベルミステリーらしいです。私も著者の本は
時代小説は何冊か読んでおりますが、現在モノと知ってちょっとビックリ…。
イケメンだけど胴長短足の月村弘平は、「四十郎化け物始末」シリーズの
月村四十郎の子孫であるとか…。

トリックなども、なるほど現代モノらしいなぁ…って感じです。

『質蔵きてれつ繁盛記 質入れ女房』(沖田正午・双葉文庫)
質屋・八前屋の主人・仁三郎と女番頭のお紋、手代の歌八の物語・第5弾。
ある日、八前屋に女房を質に入れて金を借りたいと言う夫婦連れがやってきて…。
 
…ところで、著者は双葉文庫から新しいシリーズ出てるようだが、このシリーズ
もう終りなんですか? 仁三郎に思いを寄せてるお紋と島村屋の秋乃さんだが、
恋の行方はどうなったの? これで終わりだったら寂しいじゃないか…!

奇妙な質屋…と言うか、無限講の話は「こうなんじゃないかなぁ…」ってのが、
途中からなんとなくわかったぞ。時代小説だけど、ちょっと現代的。

『ひまわり事件』(荻原浩・文春文庫)
隣接する老人ホーム「ひまわり苑」と「ひまわり幼稚園」は、理事長の
思いつきで、相互交流を開始する。当初は困惑するものの、しだいに
打ち解けてゆく園児と老人たちだが…。
一緒にひまわりの種を蒔いて育てようなんて、良いじゃないですか。

恐る恐る歩み寄って交流を始めていく、「ひまわり苑」の誠次と園児たちの
様子がユーモラスだけど…なんかいい。晴也、すっかり成長したな…と。
そして、作中の某人物の長きにわたった思いが…本当にせつない。

『思い出のとき修理します』(谷瑞江・集英社文庫)
仕事にも恋にも破れ、都会を離れた美容師の明里。引越し先の、子供の頃に
少しだけ過ごした思い出の商店街で奇妙なプレートを飾った店を見つける。

なんでも、文庫本では今かなり売れている本のようですね。
私も表紙と帯の言葉に惹かれて、なんとなく買ってしまいましたよ。
物語の舞台はシャッターが閉まっている店も多いさびれた商店街ですが、
そこには若くして商店会の会長をやっている、やさしくて不思議な
時計屋さんが住んでいます。
ちょっぴり不思議な事件に巻き込まれるうち彼に惹かれいくが、
実は明里はある秘密を抱えていて…。

個人的に色々あったので「過去を修理する」って言葉に惹かれたのかも…。
「茜色のワンピース」が実にせつないお話でした。

タンポポ

2013年04月07日 19時46分49秒 | Weblog
この週末は雨風が強かったですが、昼前から良い天気になりました。
相変わらず、色々上手くいかないし気分が沈んでること多いけど、
折角だから1枚でも春らしい写真撮ろうと思ってさ…。

村山早紀先生の「コンビニたそがれ堂 星に願いを」読んだってこともあるし…。

…うん。

なかなか更新しない当ブログに拍手下さってる方。
私はWeb拍手解析をちゃんと見ております。
嬉しいです。心から、ありがとうございます。




先日に「おじゃる丸」の、電ボとタンポポの女の子の話を思い出しました。
凄く…せつなかった。アレ、一人で観てたら泣くわ。

最近の読書

2013年04月07日 18時47分10秒 | 読書
やはり村山早紀先生の『コンビニたそがれ堂』シリーズは良いです。

『コンビニたそがれ堂 星に願いを』(村山早紀・ポプラ文庫ピュアフル)
「星に願いを」
ずっと兄妹のように育ってきた、お隣のお兄さんに恋心を抱く女の子の話。
引っ越してしまう彼と最後に流星群を見るために、お弁当を作ろうとします。
せつない…実にせつない。お兄ちゃんが素敵な子だから、尚更…。
こんなお兄ちゃんいたら、自分が愛ちゃんでも好きになってしまうと思うんだ。
そして、彼女のことを気にかけてはいるけど、恋心に気づかない所がね…。
こういうの個人的にツボなんですね!!!!

そうだね。「できることから、ひとつずつ、覚えていけばいい」んだね。
何か困難にぶつかったとき、大人でも忘れてしまうけど、本当にそうだ。
ペットが死んでしまった時の気持ちも、凄く共感できるなぁ…。
たそがれ堂で買った、お弁当箱と万年筆の「おまけ」が実に素敵だ。
そして、最後の最後がニクいじゃないですか…!

「喫茶店コスモス」
奥さんの鳩子さんとともに「喫茶店コスモス」を経営する宗一郎さんの話。
海のそばのコスモス畑を見に行く約束を果たせなかったため、鳩子さんは
怒って機嫌を悪くしてしまいます。止まってしまった大切な時計を修理に出しに
出かけた宗一郎さんでしたが…。

なぜ鳩子さんにとってコスモス畑がそんなに大切なのか、それを知ると
どうしようもなくせつなくなりました。そして、コスモスの約束を果たすことが
できなかったとき、宗一郎さんが言った「来年だって再来年だって咲くだろう」
って、あのあたりの会話が…。

そして、「喫茶店コスモス」常連の客さんにも愛されて、素敵なお店ですね。
…と言うか、空襲で西半分が焼け野原になりながらも、人々が一生懸命
居場所を作ろうとして復興させた「風早」という町がなんと魅力的なことか。

「本物の変身ベルト」
直属の上司の女性に失恋してしまった青年のお話。
彼は幼い頃に変身ヒーローになりたいと、憧れていたのでした…。
物語の小道具として、ブログやツイッターが出てきたりします。

個人的に一番入りこんで、馬鹿みたいに泣けてしまった一編。

上手くいかないときって、何事もどんどん悪い方に転がっていくんですよね。
それで、自分は「世界にいるたくさんの人間のひとりにすぎない」とか、
「なんのために、この世界に生まれてきたんだろう」なんて思ってしまいます。
まさにその通りだよなぁ…と。

それで、自分も第2ブログに花や風景の写真載せたりしてたの、すっかり
嫌になってしまっていたから、彼の心境わかりすぎて辛かった…。
(自分の場合は、もっと心構えが悪かったり努力不足も大きいですがね・爆)
写真撮ってブログに載せる気すっかり失せた気分を、村山先生にズバリ
言い当てられてしまった気さえしたんですよ。
(ワシの場合はパワハラ・退職勧告の嫌がらせ・リストラのコンボね)

…まぁ。私自身のつまらん話は横に置いておいてだな。

主人公・良太さんは居酒屋で怪しげな求人を見つけます。
高給・高待遇らしいのですが、それがなんと…!!

やはり、風早三郎さんは人間のことが大好きな神様なんだなぁ…と。
ネットで殺人予告をして、お祭り会場にナイフを持って現れた少年…。
いかにも現代的だ、でも彼が人を殺してしまわなくて良かったな…と。

良太さん、カッコ良かったよ。

後書き・解説読んで。
やはり「思い出」はちゃんと作らなきゃいけませんね。
悲しい過去を見ない振りして蓋しただけじゃ…ダメなんだね。

最近のゲーム

2013年04月07日 18時16分57秒 | ゲーム
…はい。ブログ更新しなくてもゲームはやってます。

『ファンタジーライフ』(RPG・レベルファイブ・3DS)
主人公をキャラメイクして、色々な職業(ライフ)に就いて
ファンタジールという世界で生活するRPGですね。
去年の年末に発売されておりましたが、秘かに気になってました。
「リョウコ」(某所のサブアカの名前)という女の子を作成。
人物も動物もとても可愛らしいグラフィックになっております。

最初は「傭兵」として、それから「木こり」「採掘師」「釣り人」など
様々なライフについてファンタジールをうろついていました。
フィールドで鉱石を掘ったり木を切ったりモンスターと戦ったり…。
たまに強いモンスターに襲われて酷い目に遭うこともありますが、
そんなにシビアな戦いは多くなく、牧歌的で実に自分好み。
ある意味「ノリがレベルファイブっぽいな」と思ったり…。(笑)
あの姉妹が可愛らしい…。彼女ツンデレだったの?(ニヤニヤ)
メインストーリーはクリアしましたよ。まだプレイしたいけどね…。

公式サイトはこちら

『ディスガイアD2』(S-RPG・日本一ソフトウェア・PS3)
「魔界戦記ディスガイア」初代の数年後を描いた新作。
亡き父の後を継いで魔王になったラハール殿下でしたが、
魔界にはそれを認めようとしない悪魔も多くいました。
ラハールは己の存在を知らしめて、亡き父親を超えるため、家来のエトナや
フロンと共に実力行使に乗り出すことに…。

あの方々にとって「数年」なんて、人間にとっての「数日」だろうなw
でも、とにかく初代のグッドエンドのその後が描かれています。
今回はかなりシステムが簡略化されている印象を受けます。
シリーズやりこんでる人にとっては「ぬるい」のでしょうね…。
個人的には4の一部の「魔エリア」とか「邪シンボル」が便利だったので
それがなくなったのはちょっと残念でした。ホラ、戦闘に出さなくても
経験値やマナ所得できるとか、アレ系のね…。範囲攻撃が微妙で
育てるのに手間が掛かるキャラ(種族)っているじゃないですか…。
そして、マップ攻略するにはジオシンボルよりジオブロックの方が
奥深いかな…。三次元的に面白いマップとかさ…。
敵の強さ変えるのに、議会必要ないのは本当に楽です。

ストーリーはアッサリめですね。あと、相変わらずネタが多いです。
魔法を使う魔物系キャラが妙に使い勝手良くなった印象を受けました。
こちらもメインストーリーはクリア。ラハール殿下レベル3000くらい。

公式サイトはこちら(※音注意)