ネット生活 レベル1(仮)

私、魚住千晶(HN)の趣味の話&生存確認。更新遅めです。

今年もお世話になりました。

2011年12月31日 18時51分37秒 | Weblog
この一年、ブログを見に来てくださった皆様、
ツイッターで絡んでくださった皆様、ありがとうございました。
今年も皆様に大変お世話になりました。

今年は東北関東大震災と言う大きな災害があったり、
私の住む地域でも震度6強の直下型地震があったり、
9月には大きな台風が来て、うちの会社の倉庫の屋根もすっかり
吹っ飛んでしまったり…本当に大変な・悲しいことが多い年でした。

震災からしばらくは、能天気にゲームや読書のブログを書いたりしてて
良いのだろうか? 自分になにかできることはないだろうか?
色々考えましたよ。私でも、一応はね…。
(会社で支援物資集めてたのでガスボンベ持って行ったり、
少しずつ募金したり、買占めしない…とか、小さいことしかできんが…)
あと、防災とか避難に対して考え直す年にもなりましたね。
今まで10メートルを超える津波なんて、大げさだと思ってましたから。
本当に、自然ってちっぽけな人間の想像力なんて超越しているんですね。

今年も元気に働けたことは、本当に感謝したいです。
残念だったのは、去年一昨年に比べてあまり写真が撮れなかったことです。
天候のせいか薔薇の花の色合いや咲き具合がイマイチだったり、
震災直後で桜の写真を撮り歩く気分になれなかった等ありましたが、
来年はまた綺麗なお花や景色を求めてカメラを持って歩きたいです。

今年はアニメーターの芦田豊雄氏と、声優の川上とも子さんが
亡くなられたのが特に大変悲しく残念に思いました。
中高生の頃、熱心に見ていた「魔神英雄伝ワタル」「魔動王グランゾート」、
今でもたまに動画サイトでOP・EDを観たくなります。
川上さんは、「遙か3」の望美ちゃんや「戦国BASARA」シリーズの
いつきちゃんの声を担当されてましたね。まだお若いのに…。
本当に、ありがとうございました。

皆様、良いお年を!!
来年も宜しくお願い致します。

最近の読書

2011年12月25日 19時03分27秒 | 読書
寒い日の夜は寝床に潜って本読むのが一番ですな。

『ざまあみやがれ 仕込み正宗③』(沖田正午・祥伝社文庫)
踏孔師の藤十と仲間たちが、なかなか裁くことのできない
悪党に立ち向かっていくシリーズ第3弾です。
この著者の作品としては、結構渋めですね。

回向院の境内に貼りだされた高札。
そこに書かれていたのは、壱等賞金1万両の富籤を売り出すというものだ!
江戸時代と現代とで米の値段を比較すると1両=4万円、
お蕎麦の代金で比較すると1両=12~13万円で試算できるそうですね。
(これはネットで調べた) …となると、高く見積もると1万両というのは…。
もう、単位の計算が頭のなかでおかしくなるようなレベルの額なんですな。
(13万円×1万…130億ですかッ? 年末ジャンボもビックリだ!)
それでは人生狂わされてしまう人も出るってものでしょう。

…しかし、富籤の裏には(やっぱり)陰謀が蠢いていたのでした。

『大江戸あやかし犯科帳 雷獣びりびり クロスケ、恋をする』
(高橋由太・徳間文庫)

妖怪改方の同心・冬坂刀弥と仲間たち、雷獣の子供のクロスケが活躍する
シリーズの3作目です。クロスケ相変わらず統子に守られてるが…。

江戸の町では謎の白い灰が降り、刀弥以外の人間は病で寝付いてしまった。
どうやら疫病神の仕業らしいのだが、クロスケは疫病神に恋してるらしい?

人間の酷い扱いを受けた恨みって怖いよな。
私もかなり執念深い所あって、恨みはなかなか忘れないが…w
だけど、これクロスケの『恋』なのか? 恋未満な気がするぞ?

『千両役者捕物帳』(幡大介・ハルキ文庫)
この方の本を読むのは初めてですが、本の帯に惹かれて買いました。
これもまた、挿画を柴田ゆう氏が担当しております。
コミカルなテイストの時代劇ですね。

旅芸人一座の千代丸は、貧しい農村出身の華奢で気弱な若者だが、
類まれなる美貌と天性の演技力から、未来の千両役者と期待される逸材。
どこからどう見ても可憐な娘にしか見えない、女形です。
「旅芸人一座の女形」って言うと時代モノに馴染まない方は取っ付き悪いが、
「男の娘」で俳優みたいなポジションだと思ってくれ。(笑)
江戸で興行を上げて大評判になったのもつかの間、
同心の息子と娘を亡くした桜山家の御母堂を慰めるため、
娘の千代のふりをすることに。ところが陰謀に巻き込まれて…!?

…どうやら新シリーズらしいな。これは楽しみだ。

聖剣LoM

2011年12月15日 19時33分11秒 | ゲーム
今年の秋ごろからたまにPSNで何かをDL購入するようになりましてね。
いや、色々怖いからPSNカードで小額ずつしかチャージしませんよ。
以前ブログに書いた「不思議の国の冒険酒場PORTABLE」もお買い得で面白く、
では、次はゲームアーカイブスで過去の名作も買ってみようと思ったわけです。
「やってみたいな」と思っていたものの、未プレイのゲーム結構あるからな。
その中でも、私がRPG始めたばかりの頃から気になっていた1本がありました。

「聖剣伝説レジェンドオブマナ」です。

攻略本かなんかで観たキャラクターの絵、温かみのあるグラフィック、
とても興味を持ちましたけど、当時はRPGど素人でしたからね。(笑)
アクション要素があるRPGなんて、できる自信がないよ…と、
ゲームショップで見かけても手にとって棚に戻すこと数回…。

…そう。結局、10年も前から気になっていたのに未プレイだったんだ。

それをゲームアーカイブスで見かけましてね。600円ですよ!!
思い切ってDL購入してPSPに入れました。
今、悪戦苦闘しならがも楽しくプレイしていますよ。
女性主人公で名前は「薫子」にしました。

さらっと、事前に登場人物とかチェックすることは忘れません。
そして、ちゃんとチェックして良かったよ。本当に!(笑)
だってワシ、キャラのネーミングに困ると「レイチェル」とか
「マチルダ」って名前をつける習性がありますもん。
それ、聖剣LoMでやっちゃ絶対ダメだ。(苦笑)

最近の読書

2011年12月15日 18時47分00秒 | 読書
本は毎日のように読んでいますが、
相変わらず記事を書くのをサボっています。

『疾風ガール』(誉田哲也・光文社文庫)
『武士道シックスティーン』『武士道セブンティーン』が面白かったんで
この人の他の作品も読んでみたくなりましたよ。

柏木夏美はロックバンド「ペルソナ・パラノイア」のギタリスト。
ルックスと天才的なギターの腕前を買われてメジャーデビューという矢先、
敬愛するバンドのボーカル・城戸薫が自殺してしまう。
体には不審な傷があり、彼の名前は偽名だった…。
夏美と芸能事務所に務める宮原は、薫の真実の貌を探す旅に出る。

夏美ちゃんが、とにかくパワフルでカッコ可愛い!!
彼女がライブでギター弾くシーンが良いね。熱気が伝わってきます。
前半はバンドの話が多いのですよ。
宮原さんはタレ目でちょっとヘタレっぽけど、本当は芯がある良い人。

この著者の描く女の子は可愛い! そして、ちょい出演だけの
脇役が良い味出し過ぎで、「ちょい出演」だけでは勿体ない!!

『鴨川ホルモー』(万城目学・角川文庫)
以前、某番組でこの本の映画化されたものが話題になっていましてね。
「なんつーぶっ飛んだ話なんだ…」と、印象に残っておりました。
前に読んだ『鹿男あをによし』と同じ著者でしたので、読むしかないと…。

二浪して京大に入学した「俺」(安倍)は、葵祭のエキストラのバイトの後
上賀茂神社で奇妙なサークル勧誘のビラを受け取った。
サークルに入る気はないが食費だけ浮かそうと、新歓コンパに行った「俺」は、
そこで出会った女性の美しい「鼻」にすっかり恋をしてしまう…。

…顔じゃなくて、女性の鼻に執着するあたりがなんとも…。(笑)
そして、一目ぼれのパワーで突き進む若さがまぶしいな、オイ!!
(ちなみにワシは一目ぼれってしたことないぜ。ワシにとってそれは、
単にお米の銘柄としての意味しかないのよ。ええ。笑)

『鹿男あをによし』同様、中盤あたりになるまで何事が起こっているのか
読んでいてサッパリわかりません。それでも、謎がどうにも気になるし、
味のある登場人物に惹かれて読み進めていると…!!!

…なんか、京都行ってみたくなりましたよ。

『密室の鍵貸します』(東川篤哉・光文社文庫)
ホラ。この人今アレがドラマ化されて話題じゃないですか。
少々出遅れ気味な気もしないではないけれど、私だって少し前から
この人の本読んでみたいって気になっていたんだからねッ!

しがない貧乏学生・戸村流平は、折角就職内々定が決まったものの、
将来に対する意見の食い違いから彼女に派手に振られてしまう。
ところが、彼を振ったその彼女が背中を刺され、
4階から何者かに突き落とされて死亡してしまった。
そして、その夜流平と一緒だった先輩も、流平が気づかぬうちに
浴室で差されて殺されていたのだ…!!
二つの事件の第一容疑者になった流平の運命はかに…!?

ユーモアのある文章が個人的にかなり好き!
トリックとかは、本格推理小説好きには楽しめるかと…。
ミステリだから、細かいことは書きませんよ。(笑)

最近の読書

2011年12月04日 18時50分31秒 | 読書
『大江戸あやかし犯科帳 雷獣びりびり クロスケ、吸血鬼になる』
(高橋由太・徳間文庫)

妖怪改方の同心・冬坂刀弥とその許嫁の統子、ちびの雷獣クロスケが
活躍する大捕物シリーズの第2弾です。
吸血鬼と人間の女性の恋って悲恋って決まってるよね。普通…。
吸血鬼さんの方が血を吸うのやめて、イワシでも食わない限り。(笑)
(↑あ。これはこの本の内容とは全く関係ない話です。ゲームネタ)
なんか、この本もタイトルと内容がズレてる気がいたしましたよ。
唐人・ミクニさんは、これからも活躍するんですかね?
なんか、面白いことやらかしてくれそうだな。

『こころげそう』(畠中恵・光文社文庫)
タイトルの「こころげそう」とは、「心化粧」という字を書きまして、
「口には言わないが、内心恋焦がれること」だそうです。
幼馴染9人を巡る謎めいた事件と切ない恋模様が描かれた物語です。
文中にハッキリ書かれてないけど、お絹ちゃんが主人公の宇多のことを
想っているんだな~ってのは、よ~くわかった。
そして、彼が彼女の気持ちに気づかないことも…。これ、せつないなぁ。
コミカルな部分は殆どなく、しっとりせつないお話ですね。

『半落ち』(横山秀夫・講談社文庫)
現役警察官・梶聡一郎がアルツハイマーを患う妻を殺害し自供してきた。
動機も過程も素直に明かすが、殺害から自首までの2日間のことは
頑として語ろうとしない。それはなぜなのか?
ドラマ『臨場』観て、この方の本を読んでみたくなったのですよ。
でもワシは捻くれてるから敢えて『臨場』は読まない。(笑)
上手く言えんが、コレ読んでもドラマ『臨場』観てた時に思った、
「なんか胸熱くなるよな。涙出そうになる」ってのと、
同じような種類の感覚がありましたね。同じ原作者さんですからね。
『臨場』とか刑事ドラマは少しだけ観ましたけど、
自分は逮捕されたり自首した人がどうなるのか無知だったなぁ…と、
思わされましたね。警察官、検察官、裁判官…犯罪者にかかわる
色々な人々が登場します。そして、最後には思いもよらぬ真実が…。