読書はしていたものの、随分更新をサボってしまいました。
読んだのは随分前ですが、本日から順に書いていこうと思います。
主人公はジュリヤンという若い男性。
見た目は素敵らしいが、性格は気位が高くとても面倒くさい。
百姓の子だけれど、記憶力が良くラテン語に長けて頭も良い。
父親と兄弟には、いつも殴られたりいじめられたりしている。
出世欲がとても強い。
そんな彼が家庭教師として雇われた先の、レーナル夫人と恋をする。
これがまた、ジュリヤンの面倒くさい性格のために、
すったもんだの恋である。
レーナル夫人と別れてパリに行くことになった彼は、
気位の高い令嬢マチルドに興味を抱かれ、
すったもんだの末、結婚することになるが・・。
別にあらすじを書くつもりはなくて、
とにかく、この、すったもんだの中身が重要になってくるわけです。
時代背景を探ることや当時の貴族の様子なども面白いです。