私の日記帳

◆◇ベランダの多肉植物栽培日記◇◆
      &
◆◇読了した本の備忘録◇◆

コノフィツムの受難

2016-12-26 | コノフィツム
めったに更新しないブログですが、今年最後の更新です。

少し前に撮った画像ですが・・



丸く穴の開いた箇所、ここにはお花が咲いていましたが、
ある朝見ると、お花が抜き取られたようにぽっかりと穴が開いていました。

何かいる・・と思いましたが、ぱっと見てそれらしきは見当たりません。

ネットで調べると、ナメクジ被害というのがあるそうです。
ベランダのいったいどこからナメクジが?と不審に思った次の日もやられたので、
トレイに載せてあった鉢を全部除けてみました。

すると、犯人がトレイの底に転がって寝ていましたよ。
ちっちゃいイモムシのようで、ナメクジではありませんでした。
この犯人、全部で3匹いました。
悪いけど、全部駆除して、それからは被害がなくなりました。
お花の根元って美味しいのかしら?

くす玉
大切にしている、くす玉。
横から見た感じが好き♪
虫の被害はなかったけれど、なかなか増えません。





メセンの季節もあっという間に終わりました。
来年の秋もたくさんのお花が楽しめるといいな。

来年もぼちぼち更新します

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『スメラギの国』 朱川 湊人 文春文庫

2016-12-25 | 読書日記
前回に引き続き、朱川湊人さんの本です。

本を読む前に口コミを読んだのですが、評判が悪い。
何も考えずにブックオフで買ったので、これにはちょっと驚き。
残虐なのは私も苦手なので、読もうかどうしようか悩んだのですが、
嫌になったら途中でやめればいいと思ったので、とりあえず読み始めました。

が・・結局最後まで読みました。
確かに、猫大好きな方は読まない方が良いのかもしれません。
私は猫の写真を見て可愛いと思う程度なので、
あまり想像力が働かない分、残虐な部分も読み流す感じでした。

それよりも、猫との戦いに追いつめられて狂気に走る主人公の志郎が、
気の毒にすら感じました。

集団を洗脳して操る悪い奴、
それがここでは一匹の猫であるけれども、
同様の人間もたくさんいて、
過去には特攻隊を生み出した戦時中の日本軍、
現在では自爆テロなどもその例で、
そうしたことがどれだけ愚かなことなのかを、猫の集団を通して考えさせられました。

『わくらば追慕抄』朱川 湊人 角川文庫

2016-12-24 | 読書日記
「わくらば日記」が面白かったので、続編も読みました。

今回は悪役の御堂吹雪が新たなキャストとして登場しています。
でも御堂吹雪は謎だらけで終了。
続編は出ていないようですし、
朱川先生、続編を是非お書きくださいませ。

「夕凪に祈った日」というお話では、記憶喪失の女性が登場します。
その中で、洞爺丸事故というワードが出てきます。
昭和29年におきた日本海難史上最大の惨事で、
あのタイタニック号に次ぐ大事故なのだそうです。

この事故を題材にした、水上勉の「飢餓海峡」を読みたくなりました。

『わくらば日記』 朱川 湊人  角川文庫

2016-12-24 | 読書日記
「花まんま」に引き続き、朱川湊人さんの本を読みました。

美人で不思議な能力を持つ姉さまと、元気だけが取り柄のような妹。
仲の良い姉妹が、昭和30年代を舞台に難事件を解決していきます。

お話は、病弱な姉さまが亡くなって30年以上が経ったという設定で、
大人(老齢)になった妹の一人語りで進んでいきます。
妹が語る、子どもの頃の姉さまとの思い出を、
心地よく聞いているような、そんな優しい感覚を覚えます。