『幸福な朝食』 乃南 アサ 新潮文庫

本棚の奥の方にあった、この本。
随分前に買ったきり、まだ読んでないと思っていて読み始めたら、
実は読んだ記憶がありました・・。
でも、内容は全く覚えてなかったので再度読むことに。

女優になりたいのになれなかったことが尾を引き、
仲の良かった友人の死も影を落とし、
幸せを求めようとしても孤独で、
その孤独感で精神状態までおかしくなってしまう、
美しい女性の悲しいお話でした。

あと少し手を伸ばしたら、そこに幸せがあったのに・・。

チランジア ジュードベイレイの開花

チランジア　ジュードベイレイ

昨年の夏にホムセンで買ったものです。
花芽が出てきたので、
どんな豪華な花を咲かせてくれるかしらと楽しみにしていましたが、
ちょっと期待外れで、少しづつ咲いてあっという間に枯れてしまうお花でした。
これは私だけなのか？環境が悪い？こんなもの？
謎です・・。





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まとめて植えてみた

数年前に自分で交配したコたち。
上に上に伸びていくので、置き場所の節約にまとめて植えてみた。

奥の２つのコが兄弟で、手前のコは一人っコ。
爪の感じが違います。
名前は省略です。



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チランジア ジュンシフォリアの開花

チランジア　ジュンシフォリア

随分前に購入した時から花茎が伸びていましたが、
ようやく咲きはじめました。
が、この花、なぜか1日ほどで枯れてしまうんです。
この画像の花は3番目くらいに咲いたものなんです。
もっと、ばーっと威勢よく咲かないものかしら？
環境が悪いのかな・・。謎・・。



とりあえず、全体像。



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コノフィツム開花中

Conophytum francoiseae Lav 25430

ちょうど去年の今頃も咲いていました。
去年の画像を見たら、少し増えています。
皮を脱がずに咲く面白いコ♪



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『グラビアの夜』 林 真理子 集英社文庫

林真理子さんの本は、ずっと前に「下流の宴」を読んで以来です。

フリマで安く入手した本だったし、
林真理子さんが特に好きというわけでもなかったので、
ずっと前から本棚に眠っていました。

グラビア業界の裏話的な背景の、短い小説です。
あっというまに読めるので、暇つぶしにはなると思います。

編集者がうつ病になる場面や回復するくだりは、
少しあっさりし過ぎている気がしました。
が、ハッピーエンドで良かったかな。

『ロック母』 角田 光代 講談社文庫

短編集です。

「ロック母」は川端康成賞受賞作であり、
評判の良い作品のようですが、
私にはいま一つピンとくるものがありませんでした。

どの作品も私の好みではなくて、
一つ選ぶとするなら、「父のボール」でしょうか。
後味の良い作品ではありませんが・・。

『いっぺんさん』 朱川 湊人 文春文庫

短編集です。

表題の「いっぺんさん」は悲しくても救われる不思議な良い話でしたが、
他のお話は、後味の良くない作品が多かったです。

「コドモノクニ」「山から来るもの」なんて、主人公の子どもたちは何も悪くないのに、
あまりの理不尽さに怒りさえ覚えました。

また、「磯幽霊・それから」、「八十八姫」は人間が怖いお話。

怖くてもちょっといい暖かいお話を期待して読んだらいけない、朱川先生の作品たちでした。