私の日記帳

◆◇ベランダの多肉植物栽培日記◇◆
      &
◆◇読了した本の備忘録◇◆

『私は私。母は母。』 加藤伊都子 すばる舎

2016-03-03 | 読書日記
10年来、ほとんど毎日のように母から電話がかかってきて、
1時間程、様々な愚痴を聞かされています。

頼まれた買い物をネットで注文したりするのは苦ではないのですが、
毎日毎日、どこそこが痛いだの、嫌なことがあっただの、
私からすれば、とても大げさなのです。
例えば、チラシがポストに入っているのも嫌だと言うのです。

それがストレスになって電話に出たくなくて、出なかったら、
今度は私自身が罪悪感に苦しめられます。
それに、電話に出ないと、どこに行ってただの、何をしていただの、
責めるように言われます。

「こんな愚痴が言えるのはあんただけ。」
これが母の決め台詞です。

電話が鳴ると、心臓がドキっとします。

まぁ、そんなこんなで・・
こんなストレスを抱える人は他にもいるのだろうかと検索して、
この本に巡り合いました。


いろんな母娘関係があるものですね。

「娘には母の不幸への責任はない」

・・この言葉で、少しだけ楽になれた気がします。