この本を読んでいる途中で、偶然映画が公開されることを知りました。
高良健吾さん演じる主人公の静人はどんな感じでしょうか。
亡くなった人のことを、ふとした折に思い出すことがあります。
過去の光景のワンシーンだったりするのですが、
そんなとき、たとえ肉体はなくなっても、
生きている人の記憶の中で生きているのだなと、妙に感心します。
生と死に向き合って苦しみ、
悼む人になった静人をどう感じるかは人それぞれだと思いますが、
何も知らないとはいえ、
家族、特に病気の母親に心配をかけて放浪している静人は、
とんでもない親不孝者だと感じました。←母親目線です。