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元気のたね

ヘルスフィットネススペシャリストの浅田千鶴です  

痛みがあるのに運動?

2012-03-29 15:19:42 | 健康
昨日のブログ「痛みを考える」の続きです。

慢性痛である腰が痛い、膝が痛い事の原因は 直接、その箇所にないことが考えられます。
また腰、膝が痛い事が他の場所へ2次災害を起こしていることも考えられます。

よって、腰や膝に痛みがあって運動療法を行う時には その関節だけを運動するようなプログラムを私は作りません。
極端に言うと足底だけのエクササイズを行うだけで、腰の痛みが緩和されることもあります。

運動療法を指導していると、「痛みがあるのに運動をしても良いのですか?」という質問を受けます。
また、実際に運動経験がある方が「お友達で膝が痛いっていう人がいて運動が良いから・・・と勧めても、分かってもらえないのよね・・・」と言うお話をよく聞きます。

「痛みがあるのに、とても運動なんてできない!」と、おっしゃる方も日常で、歩いたり座ったり立ったりしているのです。 ストレッチ運動の4倍5倍の負荷を膝にかけているわけです。

痛みがある時の運動は 日常で負荷がかかっている関節周囲の筋肉をストレッチなどで、ほぐして関節が動きやすい状態を作る。
そして、日常に行う動作効率を良くして関節に負担がかからないような体の使い方を身につけ、関節を保護する筋肉をバランスよく強くするようなことを行います。

昨日、郵便局で年金を受け取っておられる方たちのサークル「ポストサークル」の西宮支部にてウォーキング講習会を行いました。(日本姿勢と歩き方協会&JTB共催)
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「私は 以前、足首を骨折して、それから脚が痛いから、歩く練習は止めます」
と、おっしゃる方がいらっしゃいました。
でも、その方は 普段、歩いて生活をしているわけです。
上記のようなご説明をし、運動をしていただきました。
歩き方も、色々な注意点に気を付けて頂くと、スイスイと歩いていらっしゃいました。



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