元気のたね

ヘルスフィットネススペシャリストの浅田千鶴です  

原則禁止

2013-08-24 23:54:00 | スポーツ
夏の甲子園が終わって、雨。

甲子園での連戦だけでなく、夏のスポーツは 暑さとの戦い。
学生スポーツで悲しい悲しい死亡事故が起こりましたが、大小さまざまな熱中症の症例を聞いています。
高校野球でも痙攣を起こす選手もありましたが、舞台裏の救護室は大変な人数の熱中症患者が運ばれていたそうです。
決勝戦は1試合なので、涼しい時間に行われるのかと思いきや、昼の日中!?12時プレーボール!?
良くぞ無事に深刻な大きな事故がなく大会が終わったものです。
大会関係者にお聞きすると、マウンドは40度を超えている事も多々あったそうです。

日本体育協会の熱中症ガイドラインでは、
乾球温度35℃、温球温度27℃、WBGT31℃以上では「原則運動禁止」

「原則禁止」とは、どういう意味なのだろう?
例外を認める場合もある・・・ということが含まれているのであろうが、何が例外なんだろうか?
スポーツ特性にもよるということか?

20年前、クラブ活動では 今ほど暑くなかったにせよ、水分補給を少なく制限されました。
「今では考えられないよね~」と笑い話です。
水を飲み過ぎてはいけない、プールで身体を冷やしてはいけない・・・など、なんの科学的根拠もない迷信でした。
その後、その馬鹿馬鹿しさを払拭する思いが強く、この仕事をしている面もあります。
今後、何年か経って、「あんな暑い中、よくやってたよね!?」と笑い話で・・・済まされればよいですが・・・
大きな事故が起きて、取り返しがつかないぐらいのことがなければ改革できないという体質は変わらないのかな。


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