元気のたね

ヘルスフィットネススペシャリストの浅田千鶴です  

ツタンカーメン展

2012-04-23 22:49:20 | 身体
友人の誘いで、ツタンカーメン展に行ってきました。
誘われなかったら、行っていません。
人で混み合うところは嫌いです。
日曜日の昨日は 2時間待ちの入場制限だったとか?!
平日の今日は 大丈夫だろう・・・と思いきや、11時到着で1時間待ちでした。

さて、一番興味が引いたのは 入口で大きく掲示してあったレントゲン写真。
「いや~ん!? 私の背骨に似てるぅ~!」
ちょっと親近感(?)が湧きました。
てっきり、後にも展示してあるものだと楽しみにしていたのですが、入口だけでした。

ちなみに、近年にレントゲンやCTなどの検査によって、ツタンカーメンの謎が解き明かされようとしているようです。
後で調べますと・・・

頭蓋底部に欠けている部分を発見。
他にも、体の十数か所に骨折があった。
足首の周りには、両側から固定したような痕跡がある。古代のギプスかもしれない。
親知らずが横向きに生えていた。 痛みで苦しんでいた可能性はあるが、敗血症を引き起こすほどの炎症は確認できない。虫歯や持病は無かった。
胸骨がなくなっている。CT画像で見る限り、折られたのではなく、刃物で切り取られたものだ。
しかも死んだあとに切り取られた。
後頭部が細長い。後頭部に樹脂の塊が見られる。
後頭部に縦に走るひび割れのような線が見える。
身長168cm
左大腿骨の骨折 。骨折の仕方が、かなり強い衝撃によるもので 、しかも膝蓋骨(膝の皿)が無くなっている。折れた断面に樹脂が入り込んでいることから、ミイラ処理するときには折れていたことが分かる。 骨折面に炎症の起きた痕跡が残っていた。 つまり生前の骨折と考えられる。
骨折から死亡までの時間は 炎症の進み具合から考えて、1日~5日。 骨折による出血多量が原因なら、もっと早く死んでいるはず。
したがって直接の死因として考えられるのは
◎骨折による感染症
◎胸部にも重傷を負っていて、それが致命傷になった。

以上がレントゲンやCT検査で分かった事だそうです。

みなさん・・・
みなさんも痛くなってからレントゲンやCT検査を行います。
健康診断で血液検査をしても、レントゲンやCT検査は行いません。
痛みが酷くなってからでは遅いのです。
ですが、諦めてはいけません。
私のように・・・「ツタンカーメンと同じように背骨が歪んでる~!」
「あれ?腰椎4番と5番の椎間板は いつのまに?どこに消えたのだろう?」
「あれ?膝の軟骨は いつのまに?どこへ消えてしまったのだろう?」
というようなスポーツ選手は たくさんいます。
昨日、TV情熱大陸で貴乃花親方も言っていましたが、「冬は古傷が痛む。」
でも、元気に動いていられるのは 筋肉の強さなのです。
冬に冷えて痛むなどはあっても、トレーニングを来ない、セルフケアをする事で、痛みも予防し、元気に動けるのです。


ツタンカーメン展で、現代人として誇りに思えたのは現在の医療・科学の発展です。
しかし、紀元前に人の力と知恵で作られた調度品などは あっぱれ!
人の持つ力は 昔々の人の方が優れているのではないでしょうか?
医学、科学に頼らない人の身体の持つ力を養いたいものです。

帰りに購入した本「大往生したけりゃ医療とかかわるな  中村仁一 著」





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