家にある ”昔の衣装ケース 行李(こうり)” 何とも味わい深い 昔の道具。
こっちにきて それを教えてくれるのを知って やっと 先週の土曜日『 松本みすず細工復活 プロジェクト 』参加することができました。
といっても・・・
松本みすず細工 復活プロジェクト って なんで
ですよね…
説明いたしますと
明治・大正時代を最盛期に、松本市を代表する 伝統産業のひとつであった 「 松本みすず細工 」は、
2009年に 最後の職人さんが亡くなられたことにより、一度その技術は途絶えてしまいました・・・。
2011年、松本市や松本みすず細工を知る多くの人々の協力により、”復活 ”再生を目指したプロジェクト
と 記されています。
【 松本みすず細工 】
『 松本みすず細工 』は、その昔信州に多く茂っていた ”篶竹 すずたけ ”」と呼ばれる竹を使ってつくる、松本市に根付く
伝統的な竹細工です。
鉛筆ほどの太さの 篶竹は、水切れがよく丈夫で、弾力もあるという優れた材料で、ざるや行李などの生活日用品から、旧開智学校
に使われているような敷物に至るまで、幅広く編まれていました。
かっては、なくてはならない 「 くらしの道具 」だった竹細工。松本みすず細工は松本市の誇るべき 伝統産業なのです。
一番大変なのは この篶竹を編める状態にするということだそうで・・・ まったくの手作業なのですよと・・・
鉈を使って 鉛筆ほどの竹を 何本かに細くさいて・・・ 内側に白い部分には水分があるのでそれを削いでいくのだそうです。
これを 乾かして 実際に編むときには
”何を作るか ”を決めてから 作り出すそうです。
【 コースター 作り 】
まず 竹を34本はさみながら 並べていきます。
これは織物でいう ” 縦糸 ” です。
横糸で 2本竹を通してますが きっちり下におろしてしまう前に まず 一つを下して 模様があっているか ”確認 ”します。
大丈夫なら スススーて下して この時指の ”腹 ”を使って。。。 爪でやると ”ブスっ”っとなってしまうそうです。
2時間かかって・・・
編み方の 形を覚えて手が動くまでに 時間がかかってしまって・・・
編み物のようには 手が動きませんでした
指導してくださっているかたによれば・・・ このくらいは 10分くらいでできるそうで 。
ここまでくれば・・・ 少し竹を乾かしてから
貼り付けて
何とか 形になりました。
やすりをかけ ニスを塗って
= できあがり
=
せっかく 作ったので 大きくしちゃいました。
楽しい あっという間の時間でした。
文化として 松本に根付いた伝統産業として 普及活動にも努めている ”松本みすず細工復活プロジェクト ”
参加できて よかったぁ~。
ありがとう ございました