いつもあたりまえのように 玄関が開くと
”ととととととと
” と元気よく 飛び出していく
小夏ちゃんたち。
先日も ”ととととととと
”
「 ぎゃぎゃぎゃ 何やってるの ああああ~」
「 カメ虫 に(-_-;)顔を近づけちゃったよ~ うわあああ~ 」
その瞬間 何事が起ったのか・・・ ”ぷしゅ~” なんて音でもしていなかっただろうか
小夏ちゃんのシッポは ” ボボボ
”と ふくらみ
”ブシュブシュ ” ってクシャミを連発
慌てて 部屋に駆け込んできた。
母は、 小夏の顔に鼻を近ずけてみた。 予想していた匂いに 「 げげげ カメ虫臭だああ~ 」「 臭い 」
『 小夏の顔が ちょー臭い
』 「 ・・・・・ 」 『 小夏 小夏 だいじょうぶ? 』
『 そりゃ カメムシだもん 激臭だよ
』
「 かあしゃん くさい 顔が 吐きそうにくしゃいよ~ 」
『 拭いてもすぐに とれないしね~ 』 何でも 匂い嗅ぐからだよ・・・ なんて癖だからしょうがないのよね。
可哀そうな 小夏ちゃん。