土砂降りの臨済寺

2023-05-22 | 国内旅行
5月19日今川義元の命日。
春の特別公開が行われている臨済寺に行ってきました。
この日はまるで桶狭間の戦いのような土砂降り。
義元公の恨みの雨でしょうか。
山門まで拝観を待つ人の列が伸びています。

山門の扁額は徳川慶喜の筆によるものだそうです。

ここからが長かった。
土砂降りの中、階段を少しずつ上りながら待つ事20分。
もうほとんど修行状態でした。


やっと本堂に到達です。




本堂中央に置かれているお賽銭箱には徳川の三つ葉葵。


本堂の左には座禅堂があります。


中には、僧侶でありながら、軍師参謀として自ら戦場に立ち、今川家に尽くした太原雪斎の像がありました。
今川家の人質であった竹千代に英才教育を施した人です。


その竹千代君の手習いの間もありました。


手習いの間の天井には八方睨みの龍が描かれています。


実際に使われていた硯なども展示されています。


本堂から竹千代手習いの間へ行く途中には石の上に猿と蛙の置物がありました。
何の意味があるのかな?


書院には家康公の掛け軸もありました。


国の名勝 臨済寺庭園
みんな思い思いにお庭を楽しんでいます。




庭園の上の方に茶室『無想庵』が見えます。
かなり混んでいて、さすがに上る時間はありませんでした。


ご本尊の釈迦如来像と、今川家の位牌が並んでいる奥に入る事が出来ました。




徳川慶喜による大龍山の額が掛けられているお部屋には、義元公と氏輝公の像がありました。




その横には軍神摩利支天の像


次の特別公開は10月15日の摩利支天祈祷会です。
もう一度のんびり拝観しに来たいと思いました。
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