ホテル川久に泊まりたい

2023-10-26 | 国内旅行
南紀白浜にあるホテル川久、総工費400億円のバブル遺産
その異様なフォルムを見て、どうしても行きたい
そして泊ってきました。


中国を連想させるような門構えです。
瓦は紫禁城の瑠璃瓦で皇帝以外使うことが許されなかった老中黄です。






門をくぐると更に異世界の雰囲気。


わ~~い


中央のエンブレムは永田祐三さんのデザイン


建物の両端には巨大なうさぎのブロンズ
彫刻家バリー・ブラナガン氏の作で、空飛ぶうさぎは幅6m、高さ5m
空腹のあまり倒れていた僧侶に自らの命を差し出したという兎の逸話から、 奉仕の神様として塔の上に飾られているそうです。




ホテルに入ります。


入口脇からは、お庭と1階の大浴場「悠久の森」が見えました。


入口にはKawakyuのロゴ入りマットがありました。


中に入ると、じゃじゃ~~~ん
非日常を纏う豪華絢爛な空間
ギネス記録に認定されている黄金の天井のロビーです。


外が暗くなるとまた輝き方が違って見えます。


すぐにスタッフの方が現れて、チェックインのデスクに案内してくれました。
チェックインは壁際に並ぶデスクで行います。




チェックインを終えて、奥のロビーラウンジでウェルカムドリンクを頂きました。
でも17時から王様のビュッフェが待っているので、お菓子は我慢。






荷物は先にお部屋に運んでもらっているので、ロビーを見学です。
ハロウィンのディスプレイがありました。


一本1億円のシュトックマルモ技法で仕上げられた柱です
触っていいと言うので、スリスリ






チェス盤があって、自由に使えるようです。
でも、チェスできないし、、、


スタインウェイピアノは触ってはダメ。


らせん階段がありました。
それは上ってみたいですよね






上は2階の絵画の回廊に繋がっていました。


天井がかなり近くなって、5cm角の金箔が貼り詰められているのがよくわかります
削りたい。でも届かない


絵画コレクションの廊下です。






シャガールや横山大観などのコレクションが飾られていました。
これはパリオペラ座の天井画のリソグラフですね。




正面玄関の上にはサラ・チェリベルティの部屋がありました。
ん~~~、この空間は落ち着かなくて微妙に居心地が悪いです


明り取りの丸窓にも絵が描かれていました。




廊下の裏側には斗酒千吟という和室がありました。
中央の中尾淳さんの”六曲一双”はこの部屋のために描かれたものだそうです。
今は紅葉をバックにした絵が飾られていました。


こちらはドロミティルーム


2階廊下をぐるっと回って、ティールームの上の渡り廊下へ


渡り廊下の目隠しのようになっている丸窓から天井の明かりが見えます。


1階ロビーに降りて、展示物を見て回りました。
ホテル川久の歴史に関する展示物がありました。






ドン・キホーテの像。ブロンズではなく木像です。
とっても細工が細かいです。


壁には2世紀頃に制作された貴重なビザンチンモザイク画が4点埋め込まれていました
これも触っていいそう。


開業当時のホテルスタッフの衣装だそうです。
夢の国の衣装デザインだそうですが、・・・なんだか作業しにくそう






ロビーの床一面にローマンモザイクタイルが敷き詰められていました。








ピアノの向かいにあるのはエレベーターです。
3基あるそうですが、全部デザインが違うということで、後で全部乗ってみました。
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