お洒落なお店が並ぶグラシア通りから、ゴシック地区へ向かいます。
途中、バトリョとアマトリェーの並びには、カサ・リェオ・モレラがありました。
一階はロエベの店舗ですが、今回ブランド物は封印ってことで素通りです。
帰りはタクシーでホテルに向かうので、途中のカタルーニャ広場でタクシー乗り場をチェック
エル・コルテ・イングレスの前に黄色と黒のタクシーがいっぱい止まってます。
もうなんだかんだで二時間以上歩いているので、ここは一つお茶しましょ
以前バルセロナ観光をしたお友達から、4Gatsを薦められていたので、4Gatsを目指します。
これがもう、分りにくい場所にあって、、、
やっとの思いでたどり着きました。
これは、お店のカードですが、こんな地図じゃ分りましぇん
それでも、探してよかった~
とっても趣のある建物です。
レストランと書いてあったので、お茶だけでもOKか?二人用の席はあるかカマレロに聞くと、無愛想に
窓側のテーブルを指差しました。
まずは喉が渇いていたので、テ・イングレスを注文です。
有名なお店ですが、紅茶2.5ユーロとリーゾナブルなお値段
一息ついて周りを見回すと、店内はとってもお洒落な作り。
4Gats(クアトロ・ガッツ)はピカソやダリなどの芸術家が足しげく通ったカフェだそうです。
窓はアーチ状になっています。
壁には黒猫の絵が
横の壁にはラモン・カサスの「二人乗り自転車に乗るラモン・カザスとベラ・ロメウ」が架かっていました。
もちろんレプリカですが、元々は本物が飾ってあったのを、美術館に寄贈したそうです。
お茶のついでにトイレ休憩です。
トイレはお店の奥にありましたが、途中の照明がとっても素敵でした。
水分補給も終えて、次は世界遺産のカタルーニャ音楽堂へ向かいます。
裏路地を通っていくとすぐです。
ドメネクの最高傑作
と言われているカタルーニャ音楽堂。
堂内の装飾が、それはそれは素晴らしいとのことで、見学ツアーに参加したかったのですが、着いたのは5時に近く、既に当日の見学ツアーは締め切られていました。綺麗なタイルのチケット売り場がむなしいです。
仕方が無いので、周りをうろうろ
正面から
二階の柱1本1本が違う模様で、素敵です。
横の道に回ってみて。
とにかく狭い路地に建っているので、引きで撮影しても、これが限界。
でもでも、最高です。
角の彫刻はカタールーニャの守護聖人であるサン・ジョルディです。
こちらは絵葉書ですが、夜はこんな感じ。
どうしても中が見たい。諦めきれないのでガラスにへばり付いて中を覗きました。
階段の手すりがキラキラです。
正面入口を横から覗きました。
奥に見えるのはサロンでしょうか??ステンドグラスが素敵
照明の色合いも雰囲気に合ってます。
入れないのが悔しい~
カテドラルへ向かいます。カテドラルのファサードは工事中。
それより、なんだか人が凄く増えてきた気がします。カテドラル前の広場にはコンサート用の特設会場が作られていました。
この日は街を厄災から守った守護聖人の聖女メルセのお祭り。あちらこちらでコンサートが行われるのだとか。
建築士会会館の壁にピカソのデッサンがあるというので見に行きました。
子供の落書きか、原始人の壁画です。
おじさんがカメラに向かって手を振ってます。いやいや、あなたでなく壁画を撮ってるのよ。
横の道から
そうこうしているうちに、人出は半端ない状態に。。。
ゴシック地区の中心、サン・ジャウマ広場へ人をかき分け向かいます。正面の細い路地がサン・ジャウマ広場へ抜ける道です。
カタルーニャ自治政庁の建物の脇を抜けていきます。
サン・ジャウマ広場です。ここで人間タワーの大会があるようなのですが、スケジュールも分らないので、先を急ぎます。
正面は市庁舎。
ガウディのガス燈を探してレイアール広場へ。みんなゆっくり歩いてはいるのですが、道が東京駅状態になってきました。
レイアール広場到着。この辺りはちょっと治安が悪い
と言われているところですが、いたって平穏な感じです。
メルセ祭なので、いつもとは違うのでしょうか。広場へは建物の中のトンネルを潜るようにして入ります。
どれだ~ ガウディのガス燈
これ
かな??
ランブラス通りに出ると、もうまともに前へ進めない位の人混み
写真を撮る事もできません。
グエル邸見学は断念です。
ランブラス通り、特にリセウ駅付近はスリ多発地帯。ちょっと緊張
親とはぐれた子がいて泣きながら人の波にながされているのを、お母さんらしき人が叫びながら探していました。もう満員電車状態になっているので、この状態ではぐれたら…
リセウ駅近くで、道路にミロのモザイクを発見
とは言っても、全景を見ることはできず、自分の足元の道路がタイルになっているのを確認できたのみです。
この人混みからなんとか抜け出そうと、サン・ジュゼップ市場を見た後、路地に入りました。この辺りの路地も人通りが少ない時は注意
なんてガイドブックには書いてありましたが、、、人通り多過ぎて注意です。
「ゴシック地区そぞろ歩き」の筈が、ゾロゾロ歩きになってしまいました。
カテドラル前に戻ってきました。会場ではイベントが始まっています。揃いの衣装を身に着けたおばちゃん達や、青年団みたいなグループ、見物人が相まって、凄いことになってます。
お腹も空いてきて夕飯のバル(BAR)探し、建築士会会館の隣のBILBAO BERRIAへ。
ほぼ満席状態だったけど、Hola
と元気良く入ってみると、奥が空いてるよと愛想のいいカマレロ。案内されたのは、、本当に一番奥のトイレ横
それでも、この人出の中座れただけでもOKです。
アルコールのダメな私達はアグア・ミネラルとコカ コラを注文
BILBAO BERRIAはピンチョスのお店です。まずどんな物が置いてあるのか偵察
どれも美味しそうで目移りです。
これはデザートコーナー
食べ終わった串は右の筒に入れていきます。
最後に担当のカマレロが串の本数を数えて明朗会計
お腹も満たして最後のお買い物、エル・コルテ・イングレスに向かいます。
買い物を済ましてカタルーニャ広場に出ると、タクシーがいません。
それどころか、付近一帯交通規制で、車が入れないようになっています。
ぎゃー
もう8時も過ぎて暗くなって来ているのに、どうやってホテルに帰るの
仕方なく、とぼとぼ、いえいえ暗い道は危ないのでシャカシャカ
と地下鉄のウルキナオナ駅へ。またまた緊張です
とにかく、今日は凄く歩きました。
ホテルはシャウタデリャ・ビラ・オリンピカ駅から徒歩10分。メルサ祭とは言え、中心地からは離れているので人通りも車さえもほとんど通らず、辺りはすっかり暗くなり、この旅最大の緊張です。
何時間も歩いてヘトヘトに疲れていたけど、凄い速さ
でホテルまで帰りました。
ホテルの前の道路
結構やばい感じです。
この晩は、夜遅くまで海岸の方で花火が上がっていました。