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憧れのスペイン16 <帰国>

2011-10-09 | スペイン
楽しかったスペインの旅も終わりです。
旅行の楽しみの一つ、ホテルの朝食ブッフェも堪能。自分で料理しなくていい生活って最高


午前中の2~3時間はフリーになるかな?と思っていたのですが、11:40のイベリア航空に搭乗するため、早めにホテル出発です。


バルセロナの空港です。また別のバルサショップ。お土産にと思いましたが、高いです。




この飛行機で、マドリードへ??出国するんじゃないの


マドリード乗り継ぎ待ちで、ランチです。


そして、ヒースロー空港へ??? また乗り継ぎ
成田が凄~く遠いです。


憧れのスペイン15 <ゴシック地区そぞろ歩き>

2011-10-09 | スペイン
お洒落なお店が並ぶグラシア通りから、ゴシック地区へ向かいます。
途中、バトリョとアマトリェーの並びには、カサ・リェオ・モレラがありました。
一階はロエベの店舗ですが、今回ブランド物は封印ってことで素通りです。


帰りはタクシーでホテルに向かうので、途中のカタルーニャ広場でタクシー乗り場をチェック
エル・コルテ・イングレスの前に黄色と黒のタクシーがいっぱい止まってます。


もうなんだかんだで二時間以上歩いているので、ここは一つお茶しましょ
以前バルセロナ観光をしたお友達から、4Gatsを薦められていたので、4Gatsを目指します。
これがもう、分りにくい場所にあって、、、 やっとの思いでたどり着きました。
これは、お店のカードですが、こんな地図じゃ分りましぇん


それでも、探してよかった~とっても趣のある建物です。


レストランと書いてあったので、お茶だけでもOKか?二人用の席はあるかカマレロに聞くと、無愛想に窓側のテーブルを指差しました。
まずは喉が渇いていたので、テ・イングレスを注文です。
有名なお店ですが、紅茶2.5ユーロとリーゾナブルなお値段


一息ついて周りを見回すと、店内はとってもお洒落な作り。
4Gats(クアトロ・ガッツ)はピカソやダリなどの芸術家が足しげく通ったカフェだそうです。
窓はアーチ状になっています。


壁には黒猫の絵が


横の壁にはラモン・カサスの「二人乗り自転車に乗るラモン・カザスとベラ・ロメウ」が架かっていました。
もちろんレプリカですが、元々は本物が飾ってあったのを、美術館に寄贈したそうです。


お茶のついでにトイレ休憩です。
トイレはお店の奥にありましたが、途中の照明がとっても素敵でした。


水分補給も終えて、次は世界遺産のカタルーニャ音楽堂へ向かいます。
裏路地を通っていくとすぐです。
ドメネクの最高傑作と言われているカタルーニャ音楽堂。 堂内の装飾が、それはそれは素晴らしいとのことで、見学ツアーに参加したかったのですが、着いたのは5時に近く、既に当日の見学ツアーは締め切られていました。綺麗なタイルのチケット売り場がむなしいです。


仕方が無いので、周りをうろうろ
正面から


二階の柱1本1本が違う模様で、素敵です。


横の道に回ってみて。


とにかく狭い路地に建っているので、引きで撮影しても、これが限界。
でもでも、最高です。
角の彫刻はカタールーニャの守護聖人であるサン・ジョルディです。


こちらは絵葉書ですが、夜はこんな感じ。


どうしても中が見たい。諦めきれないのでガラスにへばり付いて中を覗きました。
階段の手すりがキラキラです。


正面入口を横から覗きました。


奥に見えるのはサロンでしょうか??ステンドグラスが素敵 照明の色合いも雰囲気に合ってます。 入れないのが悔しい~


カテドラルへ向かいます。カテドラルのファサードは工事中。


それより、なんだか人が凄く増えてきた気がします。カテドラル前の広場にはコンサート用の特設会場が作られていました。
この日は街を厄災から守った守護聖人の聖女メルセのお祭り。あちらこちらでコンサートが行われるのだとか。


建築士会会館の壁にピカソのデッサンがあるというので見に行きました。
子供の落書きか、原始人の壁画です。
おじさんがカメラに向かって手を振ってます。いやいや、あなたでなく壁画を撮ってるのよ。


横の道から


そうこうしているうちに、人出は半端ない状態に。。。
ゴシック地区の中心、サン・ジャウマ広場へ人をかき分け向かいます。正面の細い路地がサン・ジャウマ広場へ抜ける道です。


カタルーニャ自治政庁の建物の脇を抜けていきます。




サン・ジャウマ広場です。ここで人間タワーの大会があるようなのですが、スケジュールも分らないので、先を急ぎます。正面は市庁舎。


ガウディのガス燈を探してレイアール広場へ。みんなゆっくり歩いてはいるのですが、道が東京駅状態になってきました。


レイアール広場到着。この辺りはちょっと治安が悪いと言われているところですが、いたって平穏な感じです。
メルセ祭なので、いつもとは違うのでしょうか。広場へは建物の中のトンネルを潜るようにして入ります。


どれだ~ ガウディのガス燈
これ かな??


ランブラス通りに出ると、もうまともに前へ進めない位の人混み 写真を撮る事もできません。
グエル邸見学は断念です。
ランブラス通り、特にリセウ駅付近はスリ多発地帯。ちょっと緊張
親とはぐれた子がいて泣きながら人の波にながされているのを、お母さんらしき人が叫びながら探していました。もう満員電車状態になっているので、この状態ではぐれたら…

リセウ駅近くで、道路にミロのモザイクを発見
とは言っても、全景を見ることはできず、自分の足元の道路がタイルになっているのを確認できたのみです。
この人混みからなんとか抜け出そうと、サン・ジュゼップ市場を見た後、路地に入りました。この辺りの路地も人通りが少ない時は注意なんてガイドブックには書いてありましたが、、、人通り多過ぎて注意です。
「ゴシック地区そぞろ歩き」の筈が、ゾロゾロ歩きになってしまいました。

カテドラル前に戻ってきました。会場ではイベントが始まっています。揃いの衣装を身に着けたおばちゃん達や、青年団みたいなグループ、見物人が相まって、凄いことになってます。
お腹も空いてきて夕飯のバル(BAR)探し、建築士会会館の隣のBILBAO BERRIAへ。


ほぼ満席状態だったけど、Holaと元気良く入ってみると、奥が空いてるよと愛想のいいカマレロ。案内されたのは、、本当に一番奥のトイレ横
それでも、この人出の中座れただけでもOKです。


アルコールのダメな私達はアグア・ミネラルとコカ コラを注文


BILBAO BERRIAはピンチョスのお店です。まずどんな物が置いてあるのか偵察 どれも美味しそうで目移りです。




これはデザートコーナー


食べ終わった串は右の筒に入れていきます。
最後に担当のカマレロが串の本数を数えて明朗会計


お腹も満たして最後のお買い物、エル・コルテ・イングレスに向かいます。
買い物を済ましてカタルーニャ広場に出ると、タクシーがいません。
それどころか、付近一帯交通規制で、車が入れないようになっています。
ぎゃー もう8時も過ぎて暗くなって来ているのに、どうやってホテルに帰るの
仕方なく、とぼとぼ、いえいえ暗い道は危ないのでシャカシャカと地下鉄のウルキナオナ駅へ。またまた緊張です




とにかく、今日は凄く歩きました。


ホテルはシャウタデリャ・ビラ・オリンピカ駅から徒歩10分。メルサ祭とは言え、中心地からは離れているので人通りも車さえもほとんど通らず、辺りはすっかり暗くなり、この旅最大の緊張です。
何時間も歩いてヘトヘトに疲れていたけど、凄い速さでホテルまで帰りました。
ホテルの前の道路 結構やばい感じです。


この晩は、夜遅くまで海岸の方で花火が上がっていました。






憧れのスペイン14 <バトリョとミラ>

2011-10-07 | スペイン
バルセロナの地下鉄、特に観光スポットを通る2号線は、1車両に何組もスリ集団が乗っているから、できるだけ使わないよう、またホテルへはタクシーで帰るよう注意されました。
でも見たい場所は沢山あるし、徒歩で回れないようなら地下鉄かな?ってことで、念のため地下鉄路線図を持って出発です。右下赤丸がホテルに近い4号線の駅です。


カサ・バトリョの前に到着です。
わ~いっぱい人がいます。
でも、正面を見物している人が大半で、チケット売り場には20人程度しか並んでいません。急いで列に並びます。
入場チケットは17.8ユーロ。すっごい半端な金額


中に入ると案内用のレシーバーが渡されます。
どこから来たのか聞かれたので、日本と答えると、レシーバーを日本語にセットしてくれました。


二階に上がる階段脇には何でしょう?これ?


こちらは暖炉。ハウルの動く城みたい、ってガウディの方が先ですよね。


部屋の間仕切り。お洒落な欄間


海をテーマにデザインしたという2階の窓です。


天井も波打っています。すべてが曲線でできていて不思議な空間です。


もっと不思議なのが渦巻きの天井と目玉みたいな電気
なんだか安らげそうにないです。


カサ・バトリョの中には吹き抜けがありますが、吹き抜けのタイルは海をイメージしてか、白と青を基調にデザインされています。階下の方は白っぽく、上に行くほど青が強くなっているようです。
下から見上げて


上から見下ろして


下の方のタイル


最上階のタイル


下のほうが暗くならないように、それでいて違和感がないように凄く良く考えられています。

階段の手摺


こんな素敵なドアのマンションに住みたいわと、妹
首から提げているのが、レシーバーガイドです。


3階部分にはバルコニーがあります。
何と言うことのないバルコニーですが、屋根の部分のタイルはさすがに綺麗です。


これはバルコニーの出口部分の柱です。凄く幻想的


屋根裏を通って屋上へと向かいます。


何なんでしょう、この屋上 小人の帽子みたいな(実は凄い巨大)かわいい煙突の束


出入り口のカーブも素敵で、狭いけれどずっと見ていたい感じです。でも、あの球根みたいな塔、何か意味があるのかな??


カサ・バトリョは「骨の家」と呼ばれていたようですが、道路に面したベランダが深海魚の骨に見えるのは私だけですか


カサ・バトリョの隣は三角屋根の直線的な建物、カサ・アマトリェーです。


カサ・バトリョの設計時、ガウディはこのカサ・アマトリェーを意識したんでしょうか。
ことごとく対照的な建物になっています。


カサ・バトリョから、さっき見た時は長蛇の列だったカサ・ミラへ向かいます。

交差点の向こうにカサ・ミラが現れました


列はかなり短くなってます。それでも15分待ちってところでしょうか。
ベランダの柵は昆布がぐにゃぐにゃしたみたいな格好です。


下から見上げると、壁一面がうねっているのがよく分ります。
部屋の中もうねってるのかな??


これが入口です。ガラスに並んでいる人達が映っています。


やっと中に入れました。入場料11ユーロ レシーバーガイドが無い分安いのかしら。
中央の吹き抜けは、ちょっとジャングル風


バトリョに比べるとかなり広いです。


部屋への入口はかわいいけれど、、、いたって普通


ミラでは、当時の生活風景を再現して展示してあります。


きゃは かわいいベッドです。


窓の外は例の昆布ぐにゅぐにゅのベランダ

お部屋の展示はかわいいけれど、あまり感激がありません。

吹き抜けから屋上の突起が見えます。これを見たかったんですよね。ワクワク。


屋上へは屋根を通って登ります。
屋根裏にはミラの模型


これが屋上模型 なんだこりゃ


そして、そして、上がって来ました屋上に


想像以上に広くて、屋上までうねって階段の上り下りが大変。
とにかく一周。まるで障害物競争のために作ったような屋上です。




一つ一つのオブジェが超巨大でした。


煙突4兄弟。と思ったら、実は6兄弟


カサ・ミラの屋上 最高



憧れのスペイン13 <ランチでタパス>

2011-10-04 | スペイン
ランチの前に、バルセロナと言えばピカソ
ってことで、ピカソ美術館に向かいます。
途中のカサ・ミラ前には凄い人の列 この分だと1時間待ち覚悟かしら


夕方には空くことを祈りながらピカソ美術館へ、シウタデリャ公園の方から入っていきます。
凄く細い道。シャッターには危なげな落書きが


路地は更に続きます。






本当にこんな所に有名な美術館があるの?と思ったとき、いきなりピカソ美術館が現れました。


まずは入館待ち。待合室のような所があります。


この階段を上って美術館内に入ります。中は撮影できません。


さらっと美術館を終わらしての帰り道、ワンちゃんそこで何をしようとしてるの? 皆見てるよん。


お昼はホテルの近くの海岸でタパスです。
さすが芸術の街バルセロナ、いたる所にモニュメントがあります。


これぞ地中海という景色が広がっています。


レンタル自転車も景色にマッチしてオシャレ


巨大なコカコーラのオブジェ


このビーチはヌードOKだそうです。
ほほほ 目を皿にして探しても・・・
今日はビーチバレーの大会なので、さすがにヌードの人はいないですね。


ヨットハーバー沿いにはレストランが沢山並んでいます。


飲み物はコーラを注文。コーラの缶の模様も素敵です


タパスです。






どれも美味しくいただきました。
ただ一つ、、、夏のスペインのタパスに不可欠だというピミエント・パドロン
ちょっとデブのしし唐をオリーブオイルで炒めて塩で味付けしてあるのですが、辛いのと辛くないののロシアンルーレット 当たりが多かったです。


お店の中には色々な食材が並んでいます。






天井からはハモンです。ハモン


でも、、、このハモンは私たちの所には来ませんでした。


お会計はテーブルで。 って何もテーブルクロスで計算しなくてもいいんでない?


お腹もいっぱいになり、これで解散です。
さ~バルセロナの野放し。どこから回るかな。









憧れのスペイン12 <サグラダ・ファミリア>

2011-10-03 | スペイン
サグラダ・ファミリアの生誕のファサード側には道路を挟んで公園があります。
この公園の池からのサグラダ・ファミリアの全景を眺めます。


池に映るサグラダ・ファミリアも素敵です。


サグラダ・ファミリアを訪れる観光客が増加したことで増収となり重機を使って工事するようになったので、後25年ほどで完成の見込みだそうです。
生きているうちに完成したサグラダ・ファミリアを見られる可能性が高くなりました。


2011年1月のローマ法王の聖別のミサに向けて、突貫工事が行われていました。


生誕のファサードを下から見上げて
左右で楽器を奏でる6体の天使は、日本人彫刻家外尾悦郎氏の作です。


生誕のファサードはキリストの生誕の物語が彫られています。
キリストの誕生を見守る人達がいます。


左側の上部です。


キリストを抱いたマリア様がロバに乗っています。


右側の上部です。




全体を見ていると分らないところも、一つ一つ見るととても細かい細工が施されています。何時間見ていても見飽きないです。
コーナーにはラッパを吹いている人がいます。




ずっと見上げているので首が疲れてきした。そう言えば、公園の池の淵に望遠鏡があったような。。。

いよいよ中に入れる時間になりました。
入口の柱を支えているは、亀


内部も工事中ですが、かなり出来上がっています。
ステンドグラスの色がすばらしいです。




柱の色が場所によって少しずつ違っています。




天井の高さにビックリです。お花のような模様になっています。


一通り内部を見た後、鐘塔に上れるエレベーターへ急ぎます。
エレベーター乗り場に並びながら一枚。
外に観光バスが来てワサワサと観光客が降りてきています。


小さいエレベーターなので30分程度並ぶのもざららしいのですが、ダッシュで向かったので5分程度で乗れました。


エレベーターから降りると、鐘塔の天辺が凄く近くなりました。風が強いよ~


生誕のファサード中央にあったハトのいる木が手の届く所にあります。
下には公園の池が見えますが、真緑です。


座薬ビルがかなり大きく見えます。先端の丸みといい本当に座薬だわ


屋根はまさに工事中




天辺シリーズです。
生誕のファサードの木の天辺です。ハトが留まっています。


鐘塔の天辺。


近くから見ると、窓穴は下から上に斜めに開けられてます。途中にあるボタンのような物は何でしょう 押せませんよね。 ランプでしょうか。


鐘塔の内側から見ると光は上へと向かって射し込んでいます。




色々な飾り付けてあって、かわいい けれど、下から見えるのかな?




鐘塔の明り取りスリットから覗いてみました。チラッと見える彫刻はどの部分でしょう。。


塔の途中には外に張出した狭いバルコニーがあります。バルコニーの飾りです。イガイガの一つが大体人間の頭位の大きさ。 バルコニーへの出入り口がとても狭くて、みんなが記念撮影するので渋滞です。


このバルコニー、実はここにあります。


螺旋階段をひたすらグルグル回って下りていきます。手すりも低く階段の巻きがきついのでバランスを崩しそうになります。でも、中心の穴は小さいから下に落ちることはないですね。


生誕のファサート脇の建物が見えました。かなり下まで来たようです。


そして無事内部にある出口に到着です。


集合は受難のファサードです。内部は先ほど見たので今度は地下を通って行くことにします。
結構時間ギリギリです。
地図の右が生誕のファサード、左が受難のファサード。


地下は博物館のようになっていました。
サグラダ・ファミリアの柱の模型です。


石膏で作られた模型が沢山置かれている工房。


こ、これはなんですか
沢山の錘が糸でつられています。よく見ると。。。逆サグラダ・ファミリアだ~
建物のバランスを図るのに使ったものなのだと、近くにいた別の日本人団体のガイドさんが説明していました。


受難のファサードに出てきました。
こちらは生誕のファサードとまったく違うイメージです。


生誕のファサードが曲線的な美しさなのに対し、受難のファサードは直線で無機質な感じ
まさに受難ということなんでしょうか。




あはっ あんな所に座っている人もいます。


生誕のファサードの鐘塔に書かれている「Sanctus」は石そのものの色でしたが、受難のファサードには色が付けられています。
生誕のファサードの「Sanctus」です。


個人的にはずっと生誕のファサードを見ていたいな。

後ろを振り返りながら、木の陰に見えなくなるサグラダ・ファミリアとお別れです。