サンロレンツォ教会から数分でサンタマリアノヴェッラ教会の横に出ました。
ホテルに一番近いサンタマリアノヴェッラ教会。
フィレンツェ滞在中毎日2回以上は前を通って、外観は見飽きていたのですが、内部に入るのははじめてです。
1219年にフィレンツェにたどり着いたドメニコ派の修道士達が、元々そこにあった小さな教会を修道院にしたのが、この教会の歴史の始まりです。
彼らが始めた現存する世界最古の薬局へはフィレンツェ滞在初日に行きました。
1460年頃に、貴族ルッチェッライ家により、建築家レオン・バッティスタ・アルベルティがファサードを建築を依頼され、1470年に完成したファサードは、白い大理石とグリーンの蛇紋石をふんだんに使った緻密なデザインの美しい外観になっています。
なんとこのレオン・バッティスタ・アルベルティさん、レオナルド・ダ・ヴィンチにも多大な影響を与えた大天才だそうです。
ルチェッライ家の紋章である“風を受けて大きく膨らんだ帆”も、コリント柱の上に刻まれています。
教会の入り口が分からず、ウロウロ。
ファサード右横門が入口でした。
明らかにお墓だろうと思われる脇の通路を進んでチケット売り場へ。
内部は奥行き100mとかなりの広さです。
ファサード上部バラ窓を内部から。
主祭壇前にはジョットの「キリスト磔刑図」が掛けられていました。
右側廊正面のストロッツィ礼拝堂です。
バルディ礼拝堂です。
上からぶら下がるのは香炉???
説教台です。ブルネレスキのデザインだそうですが、、、普通~
身廊の奥にはヴァサーリの聖歌台がありました。
キリスト像はジャンボローニャ作。
この後ろは聖職者しか入れなかったトルナブオーニ中央礼拝堂です。
恐る恐る入ると、解説を受ける観光客がいっぱいいました。
ギルランダイオのステンドグラスです。
天井の四聖人のフレスコ画もギルランダイオ作。
中央のライトが邪魔です。
壁一面を覆いつくすフレスコ画。
解説の方が一生懸命説明していますが、、イタリア語わかりません。
中央礼拝堂の左にはゴンディ礼拝堂。
中央のキリストは、ブルネレスキ作です。
ガッディ礼拝堂。
繊細なステンドグラスと天井画が素敵です。
左側奥、階段を上がった所に見えるのはストロッツィ・ディ・マントヴァ礼拝堂。
この部屋は聖具室ですが、土産物売り場になっていました。
買わずに撮影だけ。。。すみません。
壁にも色々な物があるのですが、よくわかりません。
床には遺跡でしょうか。
これから回廊へ向かいます。