まるで街全体が美術館のフィレンツェ おまけ

2020-01-04 | イタリア
スイス・エアラインでジュネーヴ・コアントラン国際空港乗り継ぎ帰ります。
帰りもブロイラーに。






自分用のお土産はウフィツィ美術館でゲットです。
名画の中の猫の本は、オランダのマウリッツハイス美術館で見つけて散々悩んで買わなかった本ですが
2度目の再会に運命を感じて買ってしまいました。


プリマベーラの眼鏡ケースは自宅で愛用してます。


今回色々な教会や美術館を巡った記念のチケットです。
  失くしてるのもあるけど・・・
  














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サンタマリアノヴェッラ教会の回廊

2020-01-03 | イタリア
サンタマリアノヴェッラ教会には、「死者の回廊」「緑の回廊」「大回廊」と3つの回廊があります。
地図の右側教会から、まず緑の回廊へでました。






床は、、、お墓ですよね


死者の回廊へ向かいます。
なんだか名前が。。。ちょっと苦手です








緑の回廊からスペイン人の大礼拝堂に入れます。
壁画はルネサンス前の物です。








壁画の左下に描かれているのはドゥオモみたいですが、まだこの時点ではドゥオモは造られていないんです。不思議ですね~。




もう足が痛いので引き返したいのですが、ここまで来たなら大回廊へ向かったのですが、とんでもない広さでした。










回廊の壁に窓があって、中に人が沢山いると思ったら、サンタマリアノヴェッラ薬局でした。




結局一番奥まで行ったんですね。


もう泥のように疲れて、やっとの思いで緑の回廊から出口までやってきました。






ホテルの部屋に戻ると日も傾いていました。
右側にはさっきまで歩き回っていたサンタマリアノヴェッラ教会がみえます。
あ~夕飯どうしましょ。もう歩きたくない。


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サンタマリアノヴェッラ教会

2020-01-02 | イタリア
サンロレンツォ教会から数分でサンタマリアノヴェッラ教会の横に出ました。


ホテルに一番近いサンタマリアノヴェッラ教会。
フィレンツェ滞在中毎日2回以上は前を通って、外観は見飽きていたのですが、内部に入るのははじめてです。


1219年にフィレンツェにたどり着いたドメニコ派の修道士達が、元々そこにあった小さな教会を修道院にしたのが、この教会の歴史の始まりです。
彼らが始めた現存する世界最古の薬局へはフィレンツェ滞在初日に行きました。
1460年頃に、貴族ルッチェッライ家により、建築家レオン・バッティスタ・アルベルティがファサードを建築を依頼され、1470年に完成したファサードは、白い大理石とグリーンの蛇紋石をふんだんに使った緻密なデザインの美しい外観になっています。




なんとこのレオン・バッティスタ・アルベルティさん、レオナルド・ダ・ヴィンチにも多大な影響を与えた大天才だそうです。
ルチェッライ家の紋章である“風を受けて大きく膨らんだ帆”も、コリント柱の上に刻まれています。




教会の入り口が分からず、ウロウロ。
ファサード右横門が入口でした。
明らかにお墓だろうと思われる脇の通路を進んでチケット売り場へ。




内部は奥行き100mとかなりの広さです。
ファサード上部バラ窓を内部から。




主祭壇前にはジョットの「キリスト磔刑図」が掛けられていました。


右側廊正面のストロッツィ礼拝堂です。










バルディ礼拝堂です。
上からぶら下がるのは香炉???




説教台です。ブルネレスキのデザインだそうですが、、、普通~


身廊の奥にはヴァサーリの聖歌台がありました。
キリスト像はジャンボローニャ作。






この後ろは聖職者しか入れなかったトルナブオーニ中央礼拝堂です。
恐る恐る入ると、解説を受ける観光客がいっぱいいました。
ギルランダイオのステンドグラスです。


天井の四聖人のフレスコ画もギルランダイオ作。
中央のライトが邪魔です。


壁一面を覆いつくすフレスコ画。
解説の方が一生懸命説明していますが、、イタリア語わかりません。




中央礼拝堂の左にはゴンディ礼拝堂。
中央のキリストは、ブルネレスキ作です。


ガッディ礼拝堂。
繊細なステンドグラスと天井画が素敵です。






左側奥、階段を上がった所に見えるのはストロッツィ・ディ・マントヴァ礼拝堂。




この部屋は聖具室ですが、土産物売り場になっていました。
買わずに撮影だけ。。。すみません。




壁にも色々な物があるのですが、よくわかりません。






床には遺跡でしょうか。


これから回廊へ向かいます。


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サンロレンツォ教会

2019-12-30 | イタリア
サンマルコ修道院からサンロレンツォ教会へ行く途中で、中央市場で遅めのランチです。
朝から歩き回って、やっと椅子に座って休憩です。


サン・ロレンツォ教会は393年に建築されフィレンツェの中でも最も創立の古い聖堂の一つです。
その後15世紀に改築されてメディチ家の菩提寺になっていますが、ミケランジェロがファサードを造るはずが、財政難で中断し、現在ものっぺりしたファサードのまま。


チケット売り場は教会の左側にあったので、そのままキオストロの回廊を見学です。




回廊の壁一面に、何か。読めないので分かりません。。。


回廊の片隅には宝物館もありました。
もう宝物も見飽きてきてます。






左に見える柱のところにコジモ・デ・メディチが眠っていて、主祭壇の真下にあたります。


さあ上の教会入ります。


主祭壇です。


主祭壇の前の赤いマットの下には、先に見学したクリプタがあってコジモが眠っています。


主祭壇の上のクーポラには「フィレンツェの聖人たちの栄光と4人の教父」というフレスコ画が描かれています。








白とグレーが基調の落ち着いた雰囲気の教会です。
天井には正方形の格間が填められ、中にはメディチ家の紋章がありました。


ドナテッロの遺作「受難の説教台」
かなり変わった説教台です。




同じく「復活の説教台」の下には観光グループが。。。




ちょっと控えめなパイプオルガン。




中央祭壇から左側には旧聖具室がありました。
こちらにもメディチ家の人達のお墓があります。


旧聖具室祭壇のクーポラには500年前の星座が描かれていました。


手前礼拝堂の天井です。


左翼廊の祭壇です。


メディチ家当主ピエロの墓です。
隣の聖遺物の礼拝堂との間にありました。


次の祭壇です。ダンディの祭壇画あります。


何やら似たような扉が沢山。もう何が何だか分からなくなってます。




とても静かで落ち着いた教会でした。


だんだん雲行も怪しくなってきたので、最後の観光場所、サンタ・マリア・ノヴェッラ教会へ急ぎます。
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フラ・アンジェリコの受胎告知に会いに

2019-09-08 | イタリア
フラ・アンジェリコの受胎告知を見に、サンマルコ修道院へ。
朝からずっと歩き続けているので、かなり疲れてます。
サンマルコ修道院が閉まる時間が迫っているので頑張ります。


回廊の壁にはフラ・アンジェリコの描いたフレスコ画の「十字架像に祈る聖ドメニコ」がありました。








階段を上がって行くと、目の前の壁に「受胎告知」が現れました。


色々な受胎告知がありますが、フラ・アンジェリコの受胎告知は温かい光で包み込まれるような気持になれます。
階段からでないと全体を写すことができません。




サンマルコ修道院、二階の廊下です。


左右にいくつもの小さな僧坊があり、僧侶が寝泊まりしていたようです。


その僧坊の全てにフレスコ画が描かれています。




その中にもフラ・アンジェリコの作品があります。
第1僧坊の「我に触るな」




第3僧坊の「受胎告知」




第6僧坊の「キリストの変容」


廊下にも素晴らしい絵が描かれています。
フラ・アンジェリコ作「聖母子と聖人たち」


修道院長
サヴォナローラの部屋が一番奥にありました。




院長室入口にあるこの絵が一番気に入りました。


サヴォナローラの椅子がありました。


「シニョーリア広場でのサヴォナローラの処刑」です。


図書館です。もの凄く広い。。。疲れる。。。




修道院のパトロンだったコジモ・ディ・メディチ専用の僧坊です。
フラ・アンジェリコとベノッツォ・ゴッツォリの共作の「東方三賢王の礼拝」


二階から見た聖アントニーノの回廊です。


一階に下りてフラ・アンジェリコ「リナイオーリの祭壇画」


フラ・アンジェリコ「聖ペテロ・マルティールの祭壇画」


元食堂であった部屋には壁一面にギルランダイオの「最後の晩餐」がありました。
そこには、ニャンコが。
受胎告知、最後の晩餐、東方三賢王の礼拝、テーマは同じでも画家によって色々な表現のし方があるんですね。




フラ・アンジェリコを堪能してサンマルコ修道院を後にしました。





さあ、お昼を食べに行きましょ。
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