カンボジア 時空を超えて 8 <アンコール・ワット>

2012-02-27 | カンボジア
これは2000年春に旅した時の記録です。
現在のシェムリアップは観光地として整備され、まったく様変わりしているようです。

ホテルから一歩外に出ると物凄い蒸し暑さで、掌にもぐっしょり汗、目にも汗が入って痛いです。
ホテルでのお昼ねタイムを利用して、茶色い水のバスタブでお洗濯。
午後2時半、首にタオルをかけて二度目のアンコール・ワットへ出発です。

上空からの写真を本から頂きました。


橋の上からのお堀とアンコール・ワットです。
外国人は入場料を払いますが、カンボジア人はただなので、中には地元の子供達が沢山います。


西塔門から延びる道を経堂まで進み、聖池手前で左に迂回。
聖池の水面にアンコール・ワット本殿が綺麗に映し出されていました。


聖池を回りこむと、本殿はまた違う顔を見せてくれます。


そして第一回廊への最初の階段の洗礼
低そうに見える第一回廊も以外に高いです。


一辺200mにもおよぶ長い第一回廊


第一回廊の壁一面には様々な物語の浮き彫りが施されています。
場所によっては赤い色も残っていて、昔はとても綺麗だったんでしょうね。


第一回廊を一周して中に入ると、でで~んと第二回廊です。
またまた現れた急階段にちょっと疲れモード


回廊の連子窓は明り取りとしての物と、ただの飾りの物があります。
そして壁には、美しい女神デバター達が






最後の難関、第三回廊への階段が待ち構えていました。




希望者だけが荷物をガイドさんに預けて登ります。
ここまで来て登らなくちゃ女が廃る なんて言っても、こ・こ・怖いです。


這いつくばって上まで登り見下ろすと、ぎょぇ~
遥か下の方にお坊さん達に混ざって荷物を預かっているガイドさんが見えました。


第三回廊の内側は十字回廊と同じで、沐浴のための池になっています。


神が降臨するとされる中央祠堂です。地上65mだとか。




こんなところにもデバダーが掘られています。


連子窓から見える西塔門


第二回廊の屋根越しに西塔門が見えます。


東側の第三回廊からは、どこまでも続くジャングルが広がっています。なんだか異次元の世界にいるようです。


第三回廊からの下りは恐怖そのものです。
なんでも、週に一人は落ちて怪我をする観光客がいるのだとか
一ヶ月前に、階段横に手摺が1本付けられたそうで、しがみついて下りるのを、地元の子供達が面白そうに見ています。


帰りは十字回廊を通って西塔門へ向かいます。


もう足がバキバキで、膝が笑ってます。
ナーガにもたれて暫し休憩です。


凄く疲れたけど、達成感もあって大満足のアンコール・ワットでした。



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汐留でゲゲゲ

2012-02-24 | 日記
汐留でこんなイベントを発見
それにしても、凄く小さい「ぬりかべ」ちゃん


早速中へ。むむっ、二次元の鬼太郎 やっぱり小さい




ねずみ男は気楽でいいな~


ちょっと脇キャラのあずき洗い


最後は鬼太郎神社


二次元じゃつまらないわ。やっぱり境港へ本物のブロンズを見に行こう…

この日のお昼は、激混み東京駅の「利久」の「牛たんヘルシー定食」
すごく美味しかったけど、、、お一人様はカウンター
狭すぎてあまり落ち着いて食べられませんでした。




さて、カンボジア、アンコール・ワットの続きでも書くかな。
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カンボジア 時空を超えて 7 <タ・プローム>

2012-02-19 | カンボジア
これは2000年春に旅した時の記録です。
現在のシェムリアップは観光地として整備され、まったく様変わりしているようです。

勝利の門から、タケウ寺院にむかいます。
アンコール・ワットと同じピラミッド形式の寺院ですが、ジャヤヴァルマン5世の死によって未完成のままです。


次に向かうのはタ・プローム
自然の力を明らかにするため、ジャングルの中で朽ち果てるままに据え置かれている寺院です。
アンコール・ワットの次に訪れたかった所です。 ワクワク


いきなりの巨木(スポアン;ガジュマルの一種)のお出迎えです。




積み上げられていた石が崩れ、建物が拉げています。


今にも崩れ落ちてきそうな建物の中へ、みんなでゾロゾロ


通りゃんせ状態


寺院の中は、仙人が住んでいるかのような雰囲気です。


まるで寺院の養分を吸い取っているかのように生えるスポアン
石を食べる怪獣のようです。








崩壊した寺院の中を歩き角を曲がるたびに自然の力に驚かされます。








スポアンは建物だけでなく、仏様の養分も吸い取っていました。


そして怪獣の親玉登場
木がタコのように建物に絡み付いています。




ここで暫し撮影タイム。後ろを振り向くと、みんな日陰に固まっていました。
物凄く暑いです。気温は40度を超えてます。。。


神秘的な寺院の外に出ると、いきなり物売りの子供達がワラワラと群がり、現実に引き戻されました。

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2012世界らん展

2012-02-18 | 日記
前日の雪が残るバルコニーに出たシマくん


肉球がしもやけになっちゃうよ。


雪も消えたお昼から、東京ドームの世界らん展に行きました。


まずはローラン・ボーニッシュ先生のフラワーアートを見学です。




信じられない位大きくて奥行きのあるブーケです。


見る角度で印象が全然違います。




そして大物のディスプレイの数々。
ジュディー・オング、魅せられて風


松田翔太、アフロ田中風


一際中央で目立つ、仮屋崎省吾作


今にもしゃべりだしそうな表情のラン達です。












ボルネオの珍しいランの展示もありました。






仙人みたい。


青いランです。


葉がラメのように光ってました。


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カンボジア 時空を超えて 6 <アンコール・トム>

2012-02-16 | カンボジア
これは2000年春に旅した時の記録です。
現在のシェムリアップは観光地として整備され、まったく様変わりしているようです。




一度ホテルに戻って朝食を摂った後、アンコール遺跡群最大のアンコール・トムへ向かいました。
トムとは大きいと言う意味で、アンコール・トムの周囲は12kmもの城壁で囲まれ、東西南北に巨大な門があります。
南大門に続く路の両側には、巨大な蛇のナーガを引く神々の像(左側)と阿修羅像(右側)が並んでいます。


阿修羅の石像と記念写真です。


南大門はバスも通ることができます。門の上の四面仏の顔の長さは3mもあるのだとか。


四面仏の下にも沢山仏様が彫ってあります。


アンコール・トムの中心に位置するのがバイヨンです。
大乗仏教の須弥山を象徴化したとされるバイヨンは、ヒンドゥー教の寺院であるアンコール・ワットとはかなり異なる形をしています。






ここはプノン・バケンとは違って人間のための寺院なので、あまり急な階段は無く上り下りが楽です。


壁には一面に物語のレリーフが掘り込まれています。
象に乗った行軍。




柱にはデバター像が彫られています。




第二層のテラスには16基の尖塔があって、それぞれに守護神が祀られていたようです。
内部は人がようやく通れる程狭い位置に経蔵があったり、まるで迷路のようです。






迷路をグルグル回ってバイヨン裏手に出ると、日本の協力による復旧作業が行われていました。




相変わらずの蒸暑さです。
集合場所のバイヨン裏手の売店で椰子の実ジュースを飲んで一休みです。


パプーオンはピラミッド型の寺院ですが、工事中で遠景のみ。


バイヨンから北へ向かうと王族が閲兵をした象のテラスがあります。
ず~っと象のレリーフが施されています。


ガルーダのレリーフもあります。


そして、テラスに上がる階段の両脇は、3頭ずつの象の頭が支えています。


アンコールトムの東門には勝利の門と死者の門があり、戦いで死んだ者達はひっそりと死者の門から城壁の中に運び込まれたそうです。
私達は勝利の門を通って、アンコール・トムを後にしました。

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