今度はロシアへ行ってみた なんちゃって

2013-06-09 | ロシア
サンクトペテルブルグから高速艇でフィンランド湾を渡ると、ピョートル大帝の夏の離宮ペテルゴフに到着です


実はこのミニチュアの夏の離宮を見てから、実物をどうしても見たくてロシアに行ったんです。


夏の離宮は噴水宮殿とも言われ、中央には大滝とサムソンの噴水があります。




サムソンの噴水、アップ


実物は、キラキラです。


獅子の口から飛び出す噴水は圧巻


大滝の両サイドには、筋骨隆々のお兄さん達が並んでいるのですが、ちょっと違うかも




左側の金の蛙まで再現してあるのにはビックリです。




宮殿の海側にある下の庭園です。



夏の離宮は、本当に夏しか行けない、、行っちゃいけない所でした。

モスクワの赤の広場にある聖ワシリー教会


聖ワシリー教会の前にあるのミーニンとバジャルスキー像です。




全部違った模様の玉ねぎ屋根が、とても可愛いです


ソックリですが、小さい聖ワシリー教会の後ろには、パルテノン神殿がありました。

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世界遺産 セルギエフ・パッサート(ロシア)

2011-11-19 | ロシア
ロシア旅行最後の日です。
大きなホテルだったのでレストランも色々あり、好きなところでブッフェです。
この日は、バイキング風レストランで、バイキング


お天気は下り坂、世界遺産のセルギエフ・パッサートへ向かいます。
セルギエフ・ポサートの町は、モスクワから北北東に向かって70キロのところにあります。
近くには生物兵器の研究施設もあるそうです。
この町にはロシア正教の総本山、世界遺産のトロイツェ・セルギエフ大修道院があります。




駐車場から修道院に向かう途中で、雨です。それもかなり


入口で写真を撮るためのチケット100Pを購入します。賛美歌の入ったCDがおまけで付いてきました。いかにも手作り感満載のCDです。


入口は綺麗なイコンのトンネルでした。








修道士の人がガイドで付いて、最初に向かったのは教会付きの食堂です。


テラスの柱もお洒落です。


食堂内ではミサが行われていたので、手前の部屋で終わるのを待ちました。
手前の部屋と言ってもキラキラです。




部屋の壁にはアダムとエヴァの絵が描かれています。


こちらは壁画の中に扉が隠されています。


天井にも素敵な絵が描かれています。


大食堂への扉はとっても可愛くて、ちょっと修道院のイメージとは違います。


ミサが終了してお祈りを奉げていた人達が外に出るのをまって、可愛い扉から中に入ると、まったく違うこれぞ修道院という重々しい世界が広がっていました。






そして、イコノスタスはやっぱりキラキラです。




教会付き食堂を外から撮影。


次はキンキラ玉ねぎ屋根のトロイツキー聖堂へ入ります。が、、撮影は禁止です。


トロイツキー聖堂に向かい合うように高さ88mの鐘楼が建っています。


鐘楼の奥にも、なにやら白いとんがり屋根。


花壇とウスペンスキー大聖堂です。金の玉ネギを囲むように、金色の星が描かれた青い玉ネギの塔が四本立っています。左にある黒い屋根の可愛い建物は聖水の泉です。




ウスペンスキー大聖堂内です。






こちらは、何処で撮影したものか…
とても可愛らしく、心安らぐイコノスタスです。




ドゥホフスカヤ教会です。


結局、トロイツェ・セルギエフ大修道院を観光している間、雨はあがりませんでした。

ロシアで最後の昼食は修道院近くのレストランでボルシチでした。
 

ワンダーランド、ロシアの旅も終わりです。
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悠久の都モスクワ 2 <クレムリン入城>

2011-11-13 | ロシア
前日、塀の外から眺めていたクレムリンにいよいよ入城します。


A:レーニン廟           B:ミーニンとポジャルスキーの像
C:ロブノエ・メスト         D:聖ワシリー聖堂
①:クタフィア塔         ②:トロイツカヤ塔
③:クレムリン大会宮殿     ④:兵器庫
⑤:大統領府           ⑥:大統領官邸
⑦:大砲の皇帝         ⑧:鐘の皇帝
⑨:ウスペンスキー聖堂    ⑩:グラノヴィータヤ宮殿
⑪:ブラゴヴェシェンスキー聖堂 ⑫:イヴァン大帝の鐘楼
⑬:アルハンゲリスキー聖堂  ⑭:テレムノイ宮殿付属教会
⑮:祭服教会           ⑯:ボロヴィツカヤ塔
⑰:武器庫             ⑱:大クレムリン宮殿
⑲:レーニンがよく歩いた林  ⑳:アレクサンドロフスキー公園

赤の広場とは反対側にあるクタフィア塔にチケット売り場がありますが、団体チケットが既にあるので、楽々通過。


ところが、アレクサンドロフスキー公園に入るともう長蛇の列


実際の入城はボロヴィツカヤ塔で、ここで一人一人セキュリティーチェックを受けなければならないので、非常に時間がかかります。逆光のボロヴィツカヤ塔です。


やっとクレムリンの中に入れました。武器庫に向かいます。
武器庫と言っても、ロシア史の文化遺産の宝物殿です。入口ではコートと大きめのバッグは預けます。


武器庫に展示されているお宝です。






鎧や銃など、武器の展示もあります。


豪華な馬車です。




エカテリーナ2世が戴冠式で身に着けたドレス
内臓はどこにあるんだという位細いウエスト


そして、そして、晩年のドレス。私でもゆとりだわ~
ビフォアー、アフターってか


武器庫から外に出ると、かなりの人が並んでました。


モスクワ川沿いの道からの大クレムリン宮殿です。
一番奥にアルハンゲリスキー聖堂がちょっと見えます。


アルハンゲリスキー聖堂は工事中のようです


広場の角にはブラゴヴェッシェンスキー聖堂があります。
ロシア正教は離婚を認めていないそうですが、イヴァン雷帝は他に妻を持った事から教会には入れてもらえず、聖堂の脇にポーチを増築して、このポーチで祈りを捧げていたと言われています。


テレムノイ宮殿付属教会の屋根です。11個の金色玉ネギが辛うじて全部見えます。


広場正面にはウスペンスキー聖堂です。


正面には聖者が描かれた荘厳な門がありますが、私達は横の小さな入口から入ります。


内部は壁や柱一面フレスコ画で埋め尽くされ、堂内の灯りに照らされて、とっても美しいです。
  

 



礼拝場所には一般信者が奥に入れないように、イコノスタスがありました。


クレムリンの中で一番高いイヴァン雷帝の鐘楼は、残念ながら修復中です。


鐘楼を回りこんだ所には、高さ6m重さ200tの『鐘の皇帝』がありました。
この鐘の鋳造中に火災が発生し、火を消そうと慌てて水をかけたため、ヒビが入り一部が欠け落ちてしまったそうです。でもこんなに重い鐘をいったい何処にどうやって吊るす気だったんでしょう。


次に現れたのは、一度も発射された事ない口径890mmの『大砲の皇帝』
なんだか役に立たない巨大なものばかりです。


大統領府です。警備員が暇そうに一人だけ立っています。
仮にもロシアの中枢なのに、観光客が傍をゾロゾロ歩いていていいんでしょうか。


こんな事しなくても忍び込めちゃいそうです。


それにしても長閑です。


奥の方に見えるのはちょっと可愛いニコリスカヤ塔でしょうか。


近代的な建物クレムリン大会宮殿の脇を通りながら、トロイツカヤ塔からクレムリンの外に出ます。




お昼は、シベリア風水餃子ペリメニ。
午後はイコン画の美的基準となった、ルブリョフの「聖三位一体」の展示で有名なトレチャコフ美術館へ向かいます。
途中のモスクワ川では、噴水が上がっていました。



奥にあるのはピョートル大帝の船の像です。

橋を渡ってトレチャコフ美術館へ歩いていきます。
トレチャコフ美術館はエルミタージュ美術館と並び称され、ロシア美術の名作やイコンが収集されている美術館だそうです。内部での撮影は全面禁止。




朝からずーっと歩き詰めだし、ロシア美術って全然分らないし、、、
ベンチを見つけてはあまり解説も聞かずに座っていました。

夜はサーカスです。
この空席が、開始時刻には、満席になりました。


「日本で見るボリショイサーカスのような、もしくは本場だからさらに凄い芸が見られるとは、決して思わないで下さい」とガイドさん
猫の平行棒の芸があって、この程度かなと見ていると、熊が出てきて、次いで象の曲芸もあって、全く期待せず見ていた分、大感激でした。


夕飯のレストランに到着したのは夜10時を回ってから。
この日の料理は大好きなつぼ焼きです。
 

 

毎晩毎晩遅くにガッツリ食べてすぐに寝ているので、心なしかお腹周りがきつくなった気がします。
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悠久の都モスクワ 1 <フリーだ! 地下鉄乗るぞ!>

2011-11-05 | ロシア
前夜遅くにモスクワ入りし、モスクワ観光初日でフリーです。
2003年にはモスクワ中心部のクレムリンに面した名門ホテル「ナショナル」前で自爆テロが発生、2004年にはモスクワの地下鉄で爆弾テロ、この年2005年も11月のチェチェン共和国評議会選挙に向けて、テロ事件が起きる可能性が高いとのこと

モスクワではテロ対策のため、警官(偽物も多い)によるパスポートチェックが頻繁に行われ、提示できない場合、罰金や連行される事もあるそうで、たとえホテルの隣のコンビニであっても、パスポートを持って行くように注意されました。
パスポートはすぐに出せて、なおかつ奪われないようにするため、チェーン付きのパスポートケースでコートの下のショルダーバッグと繋げました。財布もチェーンでバッグに繋がり、バッグは身体にチェーンで繋がり、チェーンだらけでまるでヘビメタ。

まずはバスで赤の広場へ行きます。赤の広場はまだ立ち入り禁止の時間で、聖ワシリー寺院前から広場を撮影です。幅130m長さ700mの広場は、天安門広場よりはかなり狭いですが、それでも人が立ち入っていないこともあって広く感じます。 午後にゆっくり散策です。


レーニン廟と後ろに見えるのは大統領府。大統領府に旗が揚がっているときは、大統領が執務中とのことですが、プーチンさん中にいるのかしら。


広場の突き当たりには、お菓子の家のようなかわいらしい国立歴史博物館があります。


スパスカヤ塔の門はまだ開いていません。


1893年から創業しているグム百貨店の中のトイレの場所を教えてもらいました。


グム百貨店の前には、広場を警備する人達が暇そうにブラブラ。
写真を撮る場所には気を付け、警察官や軍人の写真は、絶対撮らないように言われていたんですが、この時は舐めてました。 後でその怖さを実感させられようとは


次に向かったのは、かつてクレムリンの出城だったノヴォデヴィッチ修道院。池越しの全景です。


池のほとりはもう黄葉です。


バスは丘の上のモスクワ大学に来ました。ガチガチのスターリング様式の建物です。




丘の上からは、モスクワの街が一望でき、ジャンプ台もありました。




ランチをしたらいよいよフリーです。 大渋滞をくぐり抜けやっとランチです。
 

 

お腹を満たして、地図を片手にフリーです。
スタートは劇場広場から
ボリショイ劇場は改装工事中で中に入ることはできませんでした。


赤の広場方面へ向かいます。右手のメトロポリ・ホテルの上部にはミハイル・ヴルーベルのモザイクがあります。


いや~、それにしてもモスクワの渋滞は半端ないです。道路は車で埋め尽くされ、まったく動く気配もありません。




マネージ広場です。
広場の向こうには、2003年に自爆テロのあったナショナル・ホテルがあります。


マネージ広場中心にドーム型の噴水があります。


周りを見てみると、その下に人がどんどん入っていきます。 ってことで、私達も人の流れに乗って中へ 厳重なボディーチェックを受けて中に入ると、そこは“アホートヌイ・リャト”ショッピングモールでした。
マネージ広場の下一面がショッピングモールになっているようで、物凄い広さです。フロアも3階層で高級ブランドからファストフードのお店まで様々。各お店には強面のガードマンがいて、気楽に入る気分ではありません。


噴水の奥はエレベーターで、スクリーンの画面もエレベーターと一緒に移動しています。


さっき外から見たドーム型噴水を下から見たところです。


アホートヌイ・リャトから出てマネージ広場を見渡します。


国立歴史博物館です。


中に入ろうと思ったのですが、凄い長蛇の列で断念。


この人達は。。。 レストランの入口に立っていたんですが。


人が集まっていなければ見落としてしまいそうな、ロシア全道路の起点となるプレート


ヴァスクレンスキー門です。ここで警察官が旅行者のパスポートチェックをしていたので、バックパッカーが捕まっている間に、スルッとすり抜けて赤の広場へ


朝とは打って変わり、赤の広場には観光客がいっぱいいます。


聖ワシリー教会へ直行です。おもちゃ箱から出したようなかわいい教会です。
教会の設計を命じたイワン雷帝はそのあまりの美しさに驚き、二度とこのような美しい教会が建設されないようにと、設計したポストニクとバルマの二人の目をくり抜いてしまったそうです。


聖ワシリー教会の前にあるのミーニンとバジャルスキー像です。16世紀のロシアの動乱を終息させた英雄だそうです。


聖ワシリー教会の玉ねぎ一つ一つの下が正教の教会になっていますが、とても狭くて暗くて迷路のようで、似たような形でもスパスナ・クラヴィー大聖堂の方がよかったな。
  

聖ワシリー教会の側に、一段高くなって丸く囲われたロブノエ・メストがありました。
中には小銭がいっぱい。でもでも、ここって死刑執行の場所です。今はハトがいて長閑だけど、トレビの泉みたいに小銭を投げ入れる所じゃない気がします。
 

グム百貨店に向かいます。


この時期、牛のオブジェがやたらにいっぱいありました。
中央のファサードを入ったところで、牛に混ざったネコです。


中はお洒落なショッピングモールで、地元の人が買い物するアホートヌイ・リャトみたいに強面のガードマンもいないし、観光客で賑わってます。
赤の広場には警察官もいっぱいいるし、テロの標的にはならないってことでしょうか。
渡り廊下には室内なのに赤いパラソルが


グム百貨店をぐるっと一周して地下鉄の駅プローシャチ・レヴァリューツィイへ向かいます。


一つ一つの建物がとっても大きいです。歩けど歩けど一つの建物が終わりません。


地下鉄の駅のマークは赤いM まるでマグドナルドみたいです。


モスクワの地下鉄駅は宮殿のようだと言われています。
そこで、路線図を見ながらできるだけ回ってみることにしました。


改札を出なければ均一料金 先月まで10Pだったのが、今月は13Pに値上がりしていました。


まずは、プローシャチ・レヴァリューツィイ


アルバーツスカヤです。


クールスカヤ


地下鉄のホームにはテロを警戒して、フル装備でライフルまで持った兵士が何人か警備にあたっています。
私達が写真撮影をしてホームで電車を待っていると、遠くから人混みをかき分けてその人達が走ってくるのが見えました。
ちょうど電車が止まって、通勤客に押されるように乗り込んでドアの方を見ると、な・な・何と彼らは私達の乗り込んだドアの前で立ち止まり誰かを探しています。って、、私達を
写真を撮ってテロの下見をしている怪しいアジア人と思われたのでしょうか。
幸いロシア人はみんなそれはそれは大きくて、小人のような私達はすっぽり身を隠すことができ、すんでのところでドアが閉まって電車は発進。写真を撮る時は気を付けなくちゃです。

ホテルのあるパルチザンスカヤに到着です。
これは撮りたい。


何棟にも分かれた超巨大ホテルです。どれも同じ形なのでまるで団地みたいです。


明日はクレムリンに入ります。









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華麗なる古都サンクトペテルブルグ 7 <ピョートル夏の離宮>

2011-11-01 | ロシア
今日はピョートル大帝の夏の離宮ペテルゴフ観光の後、夕方の便でモスクワへ飛ぶのでスーツケースはまたまたガムテープでグルグル巻きにして室内に置いてロックして出発です。
エレベーターホールから2回もカードキーを開けて入るのに、廊下でさえ安全ではないということです。


エルミタージュ美術館前の船乗り場へ向かいます。何度も通ったシュミット中尉橋の欄干です。


高速船でバルト海のフィンランド湾を横断します。


気温6℃。 厚手のシャツにフリース、コート、もちろん手袋という真冬の格好。それでも船着場から宮殿入口までの500mは海からの冷たい風でとても寒くて首が縮こまってます。


下の公園の中の道です。散策は後で。まずは宮殿前の大滝に向かいます。


宮殿が近付いてきました。


大滝とサムソンの噴水が涸れてます。


それにしても、キンピカのお兄さん達、その格好じゃ寒いでしょ。
葉っぱ一枚を身に付けたマーキュリー像を、なにげなく見ていると、なんと葉っぱの中もちゃんと作ってあって、ビックリ。


宮殿のテラスからは、フィンランド湾が見えました。


宮殿の入口からの階段は黒い手すりです。壁の金の装飾に落ち着きを与えながら、より豪華さを引き立てています。






窓から宮殿聖堂と上の公園が見えます。光輝く聖堂の先端には双頭の鷲が乗せられています。




ここにもありました、キラキラの大広間。


皇帝の部屋です。執務室でしょうか、ぐっと落ち着いた感じです。こうじゃなきゃ仕事できませんよね。


天井画が素敵です。


玉座の間です。壁にはピョートル大帝の親族の肖像画が掛けられています。


そして、玉座の後ろにはエカテリーナ2世がペテルゴフに入城した時の騎馬像が飾られています。
実力も兼ね備えた女帝です。


宮殿の中のシャンデリアは、どれも上部にオレンジ、下の方に紫を配して、とってもお洒落なものです。


ちょっとこぢんまりした謁見の間です。威厳を見せるためでしょうか必要以上にキラキラです。




一転して、白の食堂です。もう何を出されても美味しそう。


部屋の隅には真っ白な暖炉です。


中国風書斎です。


この中国風書斎に挟まれるように肖像画の間があります。ちょうど宮殿の中央部分になります。
色々な視線を浴びて、全然落ち着かない感じです。


壁のクロスがとても綺麗な部屋が続きます。


壁の中に隠れるようにかわいいカウチがありました。カーテン閉めたらすごく暗そう。


青い客間です。食器は式典用のセットだそうです。


あはっ、この部屋は豪華な小学校の講堂か披露宴会場みたい。宮殿っぽくないわ~


最後の間は黄色に花柄の部屋でした。


宮殿の外に出ると、大滝の噴水がでていました。


噴水が加わって、着いた時に見たテラスからの眺めとは一味違う景色です。


当時の衣装を着た人と記念撮影やダンスができます。


これです この大滝を見たかったんです。
ちょっと寒いけど、ギリシャ神話をモチーフにした光り輝く像と噴水が圧巻です。


大滝の前には20mにもおよぶ水柱を吹き上げるサムソンの噴水です。
サムソンはロシア、組み伏せられているライオンはスウェーデンを表しているのだとか。
スウェーデンも大蛇にされたり、ライオンにされたり大変です。


ペテルゴフは“上の公園”と“下の公園”の1000ヘクタールという広大な敷地に150もの噴水があります。
噴水大好きピョートル大帝は、マイナスイオンで癒されていたんでしょうね。
アダムの噴水です。サムソンの噴水を挟んで反対側にはイブの噴水があります。


碗の噴水です。これも左右に2つあります。


海岸近くにはエカテリーナ1世がピョートル大帝に手料理を振舞ったというモンプレジール宮殿がありました。ピンクの屋根がかわいいわ。


モンプレジール宮殿の中庭にはベンチの噴水があります。ピョートル大帝は貴婦人達がベンチに座ると水が噴出すトリック噴水を作って、驚かしては楽しんでいたとか。
ベンチの後ろの緑の服を着て生垣に紛れている(バレバレですけど)おじさんが、ベンチに誰かが座るとコックを開いて噴水を出します。


ベンチから振り返ると綺麗に整えられた庭の中に、わら束の噴水が見えます。


森の中の道を進むとピョートル大帝の像がありました。道の中央のポチッていうのがそうです。


こちらは太陽の噴水。


なにやらかわいい建物がありました。 温室のよう。


いたずら好きな大帝は色々なトリック噴水を庭の中に造っています。
これは水が噴出す道。

この寒いのに、チャレンジしてずぶ濡れになっている人がいました。

ピラミッドの噴水です。


森の中から、とても広い綺麗な模様の庭に出てきました。庭には同じタイプの噴水が2つ。ローマのサンピエトロ聖堂前の噴水をモデルにしたローマ噴水です。


チェスの山です。この坂を登ると下の公園は終わりです。高台にあるのが上の公園、低い海側が下の公園で、どの噴水も自然の高低差を利用して水が噴出すように造られているそうで、その技術に感嘆です。


チェスの山はドラゴンの口から水が流れていました。


下の公園の散策を終えてここで一旦休憩のランチです。


宮殿と色を揃えたお洒落なレストラン、と思ったらこんな写真が飾ってありました。
これって、、、


まずは前菜のサラダ。そして凄い量のスープと羊肉を串に刺したシャーシュリンク。





とてもおいしいのですが、どれもこれも半端じゃない量で、全部食べると動けなくなります。

上の公園散策の前にちょっとかわいそうなピョートル大帝のお話を

ピョートル大帝の下でロシアは大いなる発展を遂げました。彼は自らヨーロッパ諸国を巡り、医学、数学、軍事、造船など様々な技術を学び、ロシアのヨーロッパ化を進め、特に海に重要性を見た彼は、偽名を使ってプロイセンやイギリスなどの造船所で自ら油にまみれて働いて、その経験や技術を元に、海軍力を強化し、バルチック艦隊を創りあげています。

そんな偉業をなしたピョートル大帝ですが、家庭的には不幸で、妻エヴドキアはサンクトペテルブルグに移り住むことを拒み、息子と共にモスクワ生活。
単身赴任のピョートル大帝は、農民出身のエカテリーナに一目惚れ。 これがとても健康そうな(恰幅の良い)女性。
Wikipediaからエカテリーナ1世


大帝は彼女を、ここ夏の離宮に迎え入れ、宗教上離婚できない正妻とのドロドロ三角関係
遂に妻エヴドキアは、ピョートル大帝の暗殺を企てるも失敗に終わり、修道院送りに
同じく暗殺を企てた息子アレクセイは死刑を宣告され、獄中でショック死。
晴れてエカテリーナを正妻に迎え、20年間でなんと12人の子供をもうけます。
それなのに、信頼していたおデブのエカテリーナに浮気をされ、大帝は彼女の目の前で浮気相手を殺してしまいます。 それでもエカテリーナは顔色一つ変えなかったそうです。
ピョートル大帝の最後は、冬の川で座礁している船の乗組員を助けようと、自ら氷のような川に飛び込み、全員を救い出したものの、高熱を出した彼は53歳の生涯を終えました。そして、後継者を指名しなかったため、跡を継いだのは、浮気妻エカテリーナ1世だったと、なんとも気の毒な話です。

食後の上の公園散策に出ます。
上の公園は広いネプチューンの噴水が中心にあります。



ネプチューンの噴水を一周するようにして、宮殿の聖堂に戻ってきました。


サンクトペテルブルグの観光もこれでお仕舞いです。まだまだ見てみたい場所がいっぱい残っています。
これまで色々な国や街を見てきましたが、サンクトペテルブルグはもう一度訪れたいベスト3には入ると思います。
今度はもっと暖かい時期に、来たいわ~

お・ま・け
またまたガタガタのアエロフロート国内線でモスクワに向かいます。
モスクワに向かう途中、ガタガタ揺れて蓋の無い荷物入れから、今にも荷物が落ちそうなところです。








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