虞美人草という花をご存知ですか。ポピーの別名です。
虞美人は呉の将軍 項羽の愛妾で、美少女ということになっています。
どんな激しい戦場へも、常に項羽と共におりました。
時は秦の始皇帝が没し、中国全土で反秦蜂起が発生し、秦が滅びようとしているときです。
楚の将軍 項羽は自他共に認める勇猛果敢で、超人的な軍事の天才でした。
向かうところ敵なし、百戦すれば百勝する常勝不敗の猛将です。
項羽自ら率いる軍は鉄の規律を誇り、次々と強敵を下していきます。
多くの人々は秦に取って代わって、楚の項羽が天下を獲るだろうと考えました。
しかし、そうはなりませんでした。
漢の劉邦という男が天下を獲ったのです。
劉邦は農民の生まれですが、真面目に働くことを嫌い、
町の酒場で飲んだくれながら、ヤクザみたいな人物に成長していました。
生家からは勘当同然の身の上です。
ひょんなことから、小さな町の反秦蜂起軍の頭領に担ぎ上げられ、
勢力を伸ばしていました。
劉邦の軍の特徴は、いい加減で無秩序、みんな好き勝手で、
無規律、めちゃくちゃです。
肝心の戦争はとても弱くて、百戦すれば百敗する情けない軍隊でした。
劉邦自身が適当な性格だったためです。
酒好きで女好き、欲望丸出しの最低の男こそ、劉邦です。
それが何故天下を獲れたのか?
実は劉邦の軍に次々と有能な人々が集まってきたのです。
劉邦は無能でしたが、良い点が一つありました。
他の人に仕事を任せ、成功すれば、報酬をケチらないという面があったのです。
一方の項羽は、自分一人が天才で全ての決定を行いました。
部下は項羽の命令に従うことだけが要求されました。
それが一番効率がいいわけですが、男は自分の才能を発揮してみたいものなのです。
かくして、劉邦の部下になりたいと天下の才能ある人々が集まってきたのです。
書物が大好きな変人である蕭何(しょうか)、
強兵を次々と手品のように撃破する戦場の魔術師である韓信、
謀略大好き人間である張良、・・・、
次々と奇人変人異能の才人が劉邦に従ってきたのでした。
結局、4年にも及ぶ血みどろの楚漢戦争は垓下(がいか)の戦いで
劉邦の勝利に決着します。
四面楚歌の中、哀れなのは虞美人です。
もはやこれまで、と、虞美人は死にました。
項羽もまもなく壮絶な戦死を遂げます。
虞美人の墓にポピーの花が咲いたのでした。
リーダーに必要な資質とは何か? そんなことを暗示する歴史劇とも言えるでしょう。
虞美人は呉の将軍 項羽の愛妾で、美少女ということになっています。
どんな激しい戦場へも、常に項羽と共におりました。
時は秦の始皇帝が没し、中国全土で反秦蜂起が発生し、秦が滅びようとしているときです。
楚の将軍 項羽は自他共に認める勇猛果敢で、超人的な軍事の天才でした。
向かうところ敵なし、百戦すれば百勝する常勝不敗の猛将です。
項羽自ら率いる軍は鉄の規律を誇り、次々と強敵を下していきます。
多くの人々は秦に取って代わって、楚の項羽が天下を獲るだろうと考えました。
しかし、そうはなりませんでした。
漢の劉邦という男が天下を獲ったのです。
劉邦は農民の生まれですが、真面目に働くことを嫌い、
町の酒場で飲んだくれながら、ヤクザみたいな人物に成長していました。
生家からは勘当同然の身の上です。
ひょんなことから、小さな町の反秦蜂起軍の頭領に担ぎ上げられ、
勢力を伸ばしていました。
劉邦の軍の特徴は、いい加減で無秩序、みんな好き勝手で、
無規律、めちゃくちゃです。
肝心の戦争はとても弱くて、百戦すれば百敗する情けない軍隊でした。
劉邦自身が適当な性格だったためです。
酒好きで女好き、欲望丸出しの最低の男こそ、劉邦です。
それが何故天下を獲れたのか?
実は劉邦の軍に次々と有能な人々が集まってきたのです。
劉邦は無能でしたが、良い点が一つありました。
他の人に仕事を任せ、成功すれば、報酬をケチらないという面があったのです。
一方の項羽は、自分一人が天才で全ての決定を行いました。
部下は項羽の命令に従うことだけが要求されました。
それが一番効率がいいわけですが、男は自分の才能を発揮してみたいものなのです。
かくして、劉邦の部下になりたいと天下の才能ある人々が集まってきたのです。
書物が大好きな変人である蕭何(しょうか)、
強兵を次々と手品のように撃破する戦場の魔術師である韓信、
謀略大好き人間である張良、・・・、
次々と奇人変人異能の才人が劉邦に従ってきたのでした。
結局、4年にも及ぶ血みどろの楚漢戦争は垓下(がいか)の戦いで
劉邦の勝利に決着します。
四面楚歌の中、哀れなのは虞美人です。
もはやこれまで、と、虞美人は死にました。
項羽もまもなく壮絶な戦死を遂げます。
虞美人の墓にポピーの花が咲いたのでした。
リーダーに必要な資質とは何か? そんなことを暗示する歴史劇とも言えるでしょう。
TBありがとうございます。
秦の始皇帝中国統一時代から三国志の孔明の病没までは中国史の中でも圧巻ですよね。
学生時代、いつも感動して読んでました。
久々に読み直しましたが、リーダーの資質、戦略の重要性、義等々、いろいろと考えることができました。
(考えても今の生活になんの役に立つかは分かりませんが...)
大変面白く読ませていただきました。
ああ、それで劉邦は項羽に勝ったんですね。
確かに人を生かす能力がリーダーには大事ですものね。
他のコンテンツも読ませて頂きたいと思います。
を書いている者です。遅くなりましたが、トラ
ックバックいただきましてありがとうございま
した。今後、こちらのブログもチェックさせて
いただきます。ではでは。
名前とタイトルが逆でした。失礼しました。パソコンがクラッシュして、まだ動揺がおさまらないようです。
私も中国史が好きなんですよ。
また寄らせていただきますね。
この度は、トラックバックありがとうございました。
なるほど、良いお話を教えていただきました。
ポピーの話も、悲しいけど良い話ですね。
今度からポピーの花を見る目が少し変わりそうです。
今後ともよろしくお願いします。
ご指摘ありがとうございます。
呉ではなく楚でした。
楚のつもりで書いていたのですが、間違えていました。
修正いたしました。