良い子の歴史博物館

訪れたことのある博物館、歴史上の人物、交通機関についての感想、小論など。

サダム・フセイン

2006年12月22日 | 人物
イラク情勢、事実上の内戦みたいになったようですね。
大きく、クルド人区域、シーア派区域、スンニ派区域に別れ、さらに各区域で2、3の勢力が争っている感じです。
暫定政府を構成している諸勢力内でも闘争があり、互いに虐殺、拉致をやり合っているみたいです。
こうなると一つの国家として成り立つのが困難ですね。

米軍は増派を余儀なくされ、戦費がかさむことでしょう。

こういう事態になってみると、意外とサダム・フセインという人は偉大かもしれません。
凶悪な支配者だったが、イラク国家を統一維持するだけの力量があったからです。

バラバラな勢力から成る国を保たせるには、秘密警察の恐怖による無茶苦茶な暴力的支配が有効だったりするのですね。

そういえば、中国も天安門事件で多数を虐殺したおかげで、秩序が安定し、経済発展しているし。

無政府状態と恐怖政治、どちらが幸福なのだろう?
たぶん恐怖政治の方なんだろうな。
他を選べない国の人って可哀想だけれど。

年末年始は杭州

2006年12月21日 | 雑談
年末年始、どこかに行こうかな?
全く未定だった。
大体、年末年始の時期って、交通は満席、宿泊先は特別料金。
金ばかりかかって、苦労するだけ。
格安ツァーは年末年始は対象外だったり、正規の運賃と同額だったり。
本当は宮崎か鹿児島にでも遊びに行きたかったのだが、
既に飛行機は満席状態。
だいたい連休初日往便と最終日復便は、すぐに満席になる。
仮にとれても、4泊5日で正規航空運賃とすると1人12万円、家族で25万は下るまい。
うーん。
でも5日間も休みがあるのに、ただブラブラ過ごすのも、もったいないし。

ふと全日空のHP旅作が目に付いた。
海外の旅作があるらしい。
試しに検索をしてみたら、杭州4泊5日、夫婦2人子供1人で21万円台で申し込み可能。
とっさの衝動でそのまま申し込んでしまった。

正味3日間はたっぷり杭州観光ができる。

中国は広い。
よく5日間程度で北京・上海・西安を周遊というのも見かけるが、
中国へ行って、ただ乗り物で移動するだけの気がする。

数日1箇所をじっくり観光するのが正しいような気がして、
今回は杭州にしてみた。

ということで、来週は杭州の西湖にいる予定だ。