良い子の歴史博物館

訪れたことのある博物館、歴史上の人物、交通機関についての感想、小論など。

台湾 国立歴史博物館

2006年01月03日 | 博物館
台北市内の国立歴史博物館に行って来た。

故宮博物館に比べると知名度がなく、観光コースから外れるためか、
比較的に訪問者が少ない。
おかげでゆっくり、見学できる。
子連れの場合、MRT「中正紀念堂」駅からタクシーに乗った方が良い。
「りぃしぃぼーうーぐあん(歴史博物館)」と言えば通じる。

20元(日本円で60円ぐらい)という安さで入場できる。

特別展示などのほか、中国各時代の展示物を見ることができる。

娘が興味を示したのが、唐代のラクダや胡人の彩色陶像だった。
躍動感があるからかな?

4Fまでエレベータで登ってから、降りながら見学すると良い。
隣接して、広い植物園があるので、散策の場所としても良いと思う。

台湾を訪れてみて、気がついたのが、日本人観光客の多さだ。
ここの博物館でも多数の日本人とすれ違った。

そごう美術館-アンコールワット展

2005年11月24日 | 博物館
横浜駅のそごう横浜店の6Fにそごう美術館がある。
ここで12月18日までアンコールワット展を開いている。

土曜日だったが、展示場内は比較的空いていた。
広くはないが、のんびりと見学できた。

カンボジアの歴史は、ほとんど知らないので、各説明パネルをじっくり読みたい。
混雑していると、なかなかじっくり読めないのだが、今回はそんなことはなかった。
(もっとも読んでもすぐに忘れてしまうが・・・)

仏教遺跡ではあるが、ヒンズー教の神々の像も多数ある。
インド文化の影響が極めて強い。
数多くの女神像の裸体は性崇拝の意味があるのだろう。
ちなみに各種女神像の見事なオッパイをじっくりと観察していたら、
妻から「どこを見つめているのよ!」と、軽蔑されたことは言うまでも無い。

出口にはミュージアムショップがあるので、あれこれ物色するのも楽しい。

ただロッカーの鍵が開かなくなってしまい、係員を呼ばなくてはならなくなった。

広島平和記念資料館

2005年02月17日 | 博物館
路面電車で原爆ドームで下車すると、
すぐ目の前に世界遺産がある。
外国人観光客も多い。
みんな熱心にドーム前の掲示板を読みふけっていた。
原爆の惨状を思い巡らす場所として、
厳粛な気分になる。
が、娘はぐっすりと寝ていた。

川に架かる橋を超えると、
佐々木貞子さんの像や折り鶴の捧げ物がある広場に出る。
毎年夏の式典が開かれる広場だ。
TVでは見たことのある風景である。
世界から原水爆が無くなる日まで消えない火が灯されている。

さらに広島平和記念資料館へ向かって歩く。
資料館の入場料はわずか50円だ。
ロッカールームが狭い。
もう少し広げた方がいいと思う。

外国人訪問客が多い。
世界中から広島について考えるために訪れるのだろう。

親は厳粛な気持ちでいるが、
目を覚ました娘は無邪気に資料館ロビーで走り回っていた。
転ぶたびに、受付の女性や、警備のおじさんが笑っている。
警備員が声を上げて笑うのは初めて見たぞ。
平和記念資料館のアイドルになったな。我が娘。(親馬鹿)

戦前の広島から、戦後の広島、被爆者の症状、言葉で言い表せない惨状などを、
遺物や写真、模型などで紹介している。

誰もが重苦しい気分になる。
戦争の愚かさを認識するには、良い場所だ。

核の数を国別に示した地球儀があった。
ミサイルが数に比例して、数多く突き出ている。
北朝鮮にはミサイルが出ていないのだが、どうしたのだ?
早く地球儀を作り直すべきだろう。

九州歴史資料館

2005年01月18日 | 博物館
九州歴史資料館
大宰府駅から相当歩いて、たどり着いた。
登り坂がきつい。
5角形の建物は立派だ。
階段がきつい。

受付でアンケート記入して入場する。無料だ。
建物の立派さに比べて、展示室は大きくはない。
資料のほとんどは倉庫に入ったままなのか?

講師みたいな人に率いられた学生グループが見学中であった。
専門家向けなのかな?

大宰府資料だけでも相当量あると思うが、
大宰府だけでなく、九州全体の資料を集めている。

隣では大工事をしていて、九州国立博物館を建設中らしい。
東京上野、京都、奈良、千葉佐倉に続く、国立博物館をここに作るそうな。
完成したら、この資料館はどうなるのかな?


沼津御用邸記念公園

2005年01月12日 | 博物館
沼津御用邸記念公園
皇室ゆかりの屋敷と庭園。
入り口に明治時代の警吏みたいな服装の人が直立している。
雰囲気を出そうとしているのだろう。
西の邸宅が公開されていて、ここに入るのに入場料を要する。
東の邸宅は庭園のみ入れる。
西の邸宅は意外と質素だった。
もちろん一般人の家よりずっと豪華だが、寝室などは旅館の部屋とさほど変わりは無い。
廊下部分も畳敷きの部分が多いのは面白い。
女官の部屋とか、調理場などは、「大奥」の小型版みたいだ。
ガイドさんが常駐していた。

庭園は広く、海に面したところは芝生広場になっている。
海の景色はきれいだ。
でも富士山が見える位置ではないらしい。
歴史民俗資料館が併設されていて、沼津の漁師たちの道具などが展示されている。
歴史資料館では珍しく、石器時代の石器のような眉唾物などは無い。

戸田村立造船博物館

2005年01月11日 | 博物館
戸田村再発見
西伊豆戸田村の御浜岬から見る富士山は絶景だ。
御浜岬の港側には砂浜があり、遊ぶことができる。
そんな御浜岬の先端にあるのが造船博物館である。
駐車場は広い。
幕末にロシアが日本に派遣したプチャーチンと津波で遭難したディアナ号、
洋式帆船の戸田号の造船についてなどが展示されている。
ガイドさんが、あれこれ講義してくれる。
村のボランティアらしい。
でも時間が無いために、ゆっくりと見学しなかった。

なお深海海洋博物館がくっついている。
深海の生物のホルマリン漬けなどが展示されていて、
専門で無い人にとって、気持ち悪いものだった。

土肥金山

2005年01月10日 | 博物館
土肥金山
西伊豆の土肥の金山資料館。
入場門に人形の門番が立っている。
坑道に入ると、ガイドの音声が始まる。
センサーで動く仕組みだ。
電気人形の展示がいくつもある。
水汲みの場所では湿度が高くて、眼鏡がすぐに真っ白になった。
江戸時代に坑道を掘り進んだときは、坑内は温泉の水が出てきて、温度が高く、裸同然で働いていたらしい。
坑内で女性も数多く働いていた。
坑内風呂の展示では、入浴中の女性の人形が、スタイル抜群の美女だったのは、笑える。
あんな美人が金鉱で働くかしらん?

坑道を出ると、順路に従って、資料館に入る。
大久保長安の人形なんかがある。
金塊や200キログラムの巨大金塊にさわれる。
砂金体験館もあるが、別料金となる。
お土産売店は広い。
金箔入りの各種食べ物や、金細工など、金関係が多い。

駐車場が広く、西伊豆観光の定番の場所なのだろう。
充実した見学コースとなっている。

佐渡の金山

2005年01月06日 | 博物館
佐渡金山

金山の坑内に電動人形が多数あって、採掘の様子を再現している。
興味深い。
坑内を歩き終わると資料館に出る。
資料館には金塊を触れるコーナーがある。
三菱マテリアルがこの金山資料館の親会社らしい。
最近まで採掘されていた。
残念ながら、既に佐渡では採掘中止。

佐渡の定番観光コースで、人出はまあまあ多い。

下町風俗資料館

2005年01月03日 | 博物館
下町風俗資料館
上野公園の一角にある小さな資料館で、昭和初めの雰囲気を再現する展示となっている。
昔懐かしい駄菓子屋、商家、民家の部屋などがある。
行商人の売り声のBGMが流れている。
2Fに登ると、昭和初めのいろいろな玩具があって、自由に遊べる。
1時間ぐらい遊んでしまった。
あれこれ解説してくれるおじさんやおばさんが待機していた。

上野公園には、上野動物園や国立博物館、各種美術館などあり、なかなか、ここの資料館にまで足が伸ばせないらしく、見学者は少ない。
小さいながらも、独特の雰囲気で、人が少ないのでゆっくりでき、いい感じだ。

佐倉武家屋敷

2005年01月02日 | 博物館
佐倉武家屋敷
千葉県佐倉市の国立歴史民俗博物館(佐倉城)から歩いて15分ぐらいだった。狭い道の奥まったところにある。
3つの武家屋敷が並んでいる。1件で入場券を買い、3つを見学できる。
佐倉が城下町であることを思い起こさせる。
調度品などが展示されている。
古い武家屋敷通りの雰囲気が少し残っている感じ。
行きは京成佐倉駅から国立歴史民俗博物館を経由して、ここに来て、帰りは京成佐倉駅より、JR佐倉駅の方が近いので、そこまで歩いた。1日で歩く距離の凄いこと・・・。足が棒。


八丈島歴史民俗資料館

2005年01月01日 | 博物館
八丈島観光協会

八丈島の「官庁街通り」に面した中にある。
昔の八丈支庁の建物を資料館にしている。
建物自体が文化財みたいなものだ。
学校の木造校舎の雰囲気に似ている。
いくつかの部屋があり、所狭しといろんな資料が「積んで」ある。
縄文時代の土器から、流人の資料、貝の標本、天皇視察記念までが、
びっしりと展示されている。
田舎の素朴な資料館という感じで、
「学校の用務員」のおじさん、おばさんが管理しているみたいな雰囲気で、
「専門の学芸員」が管理運営するような学術的な雰囲気ではないのが、良い。



氷川丸

2004年12月28日 | 博物館
氷川丸とマリンタワー
横浜山下公園に接岸している、かつての豪華客船を展示している。
船内の各部屋に船の模型や資料が展示されている。
レストランもあり、ゆっくり休憩できる。
操舵室からの横浜港の眺めが良い。
デートスポットとしても、雰囲気が良い場所だと思う。

ピース大阪

2004年12月28日 | 博物館
ピース大阪
大阪大空襲をテーマにした展示館。
「平和」を叫ぶ団体ほど、うさんくさいものはないが、資料は見ごたえがある。
戦時中の遺品の一つ一つに重みを感じた。
建物はきれい。
大阪城の一角にある目立たない場所で、休日でも人は少ない。
ゆっくりできる。

横溝屋敷

2004年12月27日 | 博物館
横溝屋敷
横浜鶴見の「田舎」にある旧名主の屋敷。
近くに市民の森や三ッ池公園、二つ池など緑が多い環境の中にある、
見学は無料なのですぐに立ち寄れる。
本宅2階にも登れる。
史料がいくつか展示されている。
門なども立派だ。