良い子の歴史博物館

訪れたことのある博物館、歴史上の人物、交通機関についての感想、小論など。

異常な家庭

2007年01月25日 | 雑談
「亜澄が謝ってくれていれば…」遺体切断、両親が手記(読売新聞) - goo ニュース

ずいぶんな両親だ。
何でバラバラにされて殺された方を責めるのだろう。

だれでも、この種の異常な犯罪を行えるものではない。
実行するまでに、いくつもの前兆がある。
犯人の次男の真の姿について、私は全て知るわけではないが、
相当、倒錯的なものをもっていたとしか思えない。

年末年始は杭州

2006年12月21日 | 雑談
年末年始、どこかに行こうかな?
全く未定だった。
大体、年末年始の時期って、交通は満席、宿泊先は特別料金。
金ばかりかかって、苦労するだけ。
格安ツァーは年末年始は対象外だったり、正規の運賃と同額だったり。
本当は宮崎か鹿児島にでも遊びに行きたかったのだが、
既に飛行機は満席状態。
だいたい連休初日往便と最終日復便は、すぐに満席になる。
仮にとれても、4泊5日で正規航空運賃とすると1人12万円、家族で25万は下るまい。
うーん。
でも5日間も休みがあるのに、ただブラブラ過ごすのも、もったいないし。

ふと全日空のHP旅作が目に付いた。
海外の旅作があるらしい。
試しに検索をしてみたら、杭州4泊5日、夫婦2人子供1人で21万円台で申し込み可能。
とっさの衝動でそのまま申し込んでしまった。

正味3日間はたっぷり杭州観光ができる。

中国は広い。
よく5日間程度で北京・上海・西安を周遊というのも見かけるが、
中国へ行って、ただ乗り物で移動するだけの気がする。

数日1箇所をじっくり観光するのが正しいような気がして、
今回は杭州にしてみた。

ということで、来週は杭州の西湖にいる予定だ。

世界史履修

2006年10月27日 | 雑談
全国各地の高校、それも進学率の高い高校で世界史の履修不足が問題になっている。
確かに世界史って、覚えることが多いからね。
でも、ノルトは記憶するのが苦手だった。
高校時代、世界史が大好きで、いつも何かしらの歴史の本を読んでいた。
おかげで、社会科系の成績だけは学年トップを維持した。
でも、固有名詞とか、年代とかの丸暗記だけは絶対にしなかった。
必要なときに資料を見ればいいからね。
むしろ、全体の流れとか、つながりとかを重視してたね。
そして世界史が楽しくて楽しくて、・・・。

それで某私立大学を受験するとき、受験科目に世界史を選択した。
自分では世界史に絶対の自信があったからだ。
だからとくに世界史に関して受験勉強は全くしなかった。
一方、普段の英語の成績が悪いため、英語を必死に勉強したことを覚えている。

受験の結果は、英語がすらすら解けたのに対し、世界史がさっぱりだった。
通常、世界史といったら、西欧とか中国とかメジャーな地域を主にやるよねぇ。
ところが、その大学の世界史では、ベトナムやら、アフリカ諸王国など、
全く知らない地域の問題ばかり出てきた。
そんなの知るわけ無いじゃん!
かくして、苦手な英語の成績が良くて、世界史がまるで駄目だった。
受験世界史の範囲が広すぎるんよぉ。

台北101

2006年06月23日 | 雑談
台北101は地上101階の世界一の超高層ビルだ。

タクシーで乗り付けたが、どんよりとした雨交じりの曇天で、
雲が低く垂れ込めている中、得意なデザインのビルが現れた。
実に存在感のある建物である。
ちなみにタクシーの運転士さんには行き先を「やお りん やお たーろう」で通じた。
タクシーの車中で2歳の娘が眠りこけてしまった。
タクシーを降りて、しかたなく熟睡中の娘を抱っこして、ビル内に入った。
最近、私は少し腰痛気味なので、12kgの抱っこがきつい。
だが、ビル内は広かった。
せめて、どこかで休憩したかったが、適当なところが見つからない。
こうなったら展望室へ行こう!

やっとの思いで、展望室行きエレベータ入り口を見つける。
大人350台湾円。

入り口で、しばらく並ぶ。
前に並んだ人が、私たちが日本人であることに気付いて、片言の日本語で話しかけてくれた。
台湾のあちこちで、友好的に接してくれる。

エレベータは広く、並んだ全員が乗れた。
このエレベータ、現時点で世界最高速だそうで、登ると耳が痛くなる。

室内展望室は89階にある。
必死の形相の私は、広々としたソファーを見つけ、倒れこむように、娘を寝かせた。
そのまま、約1時間、娘は昏々と眠る。
我が娘、世界一のビルでお昼寝とは、なかなかの大物かもしれない。

若い女性のグループが、娘を見て、大喜び。
みんなで携帯電話で娘の寝顔の写真を写していた。
彼女らが台湾人でないと気付いた妻が、簡単な英語で、どこの国か?聞くと、
フィリピンの大学生だった。

我が娘、アジアの友好親善に役立ったらしい。

ようやく娘が目を覚ます。
トイレでオムツを替えたり、お菓子を買って食べたりと、
長時間、展望室に滞在した。

曇天のため、眺めは限られているが、とても気持ち良い景色だった。

エレベータで降りて、地下で食事。
人がいっぱいで、空いてる席を見つけるのに一苦労した。

それから、薬局や玩具屋、スーパーマーケット(超市)もあるので、お買い物。
娘に中国語の絵本を買ったら、大喜び。
でも、私も読めない字が多くて、中国語で読み聞かせができないよぅ。
発音記号らしきものが併記してあるのだが、私が勉強したピンインでないため、読めない。
仕方が無いので適当に読んであげる。

台北に限らず、東アジアの大都市では、超高層ビルの建設ブームだ。
この先、台北101を超えるビルも、どんどん建っていくのだろう。
機会があれば、訪れてみたいものだ。

台北に行ってきます

2005年12月29日 | 雑談
明日から、台湾に行ってきます。
年末年始を台北で過ごします。
残念ながら、現地は雨模様が続くようですが、
日本に比べれば、暖かいので、我慢しましょう。

できれば、あちこちの博物館を見学したいと思います。

ノルトの中国語が、果たして役立つか、不安がいっぱいですが、
中華料理をいっぱい食べて、元気になる予定です。


先史時代

2005年12月27日 | 雑談
ノルトの抱く石器時代に関する基本概念が間違っているのでは?との指摘があります。
ノルトの書いたものに根拠がないとの批判を受けています。
根拠を提示しろという実に理にかなったご指摘ですが、
ほとんどが二十年ぐらい前に読んだ手元に無い資料に基づくものばかりなので、
残念ながらきちんと提示できません。

そもそも「石器時代」とは学者たちでどのような概念なのかは
厳密なものはノルトは知りません。
ワールド・ブック百科事典によれば
「世界のある孤立した土地では、
古代の石器製作技術として知られる技法の
ほとんどすべてが西暦1900年代まで
引き続き用いられてきた」
そうです。
実際、「石器時代」研究者たちの関心を惹き付けた部族が幾つか存在しています。
1970年代のある部族に関するある記述では、
フィリピンだったかブラジルだったかのある部族は
「穴居生活をしており,
最近まで石器しか用いていなかったので
文字どおり『穴居人』で『石器時代』の人間であるが,
普通こうした言葉づかいでありありと描写されているような,
額の引っ込んだ,残忍な表情をした,毛深い,
半ば前かがみの姿勢をした類人猿に似た原始人とは
似ても似つかない人間である」
とのことでした。

厳密な定義とは異なるかもしれませんが、
一般的なイメージでの「石器時代」のイメージは、
「額の引っ込んだ,残忍な表情をした,毛深い,
半ば前かがみの姿勢をした類人猿に似た原始人」が
登場するものと解釈していました。

でも単に「技術区分」に基づくものとしたら、
ある民族は最近まで石器時代となりますが、
彼らはノルトのような一般人が抱く「原始人」イメージとは
かなり異なっています。
現代の普通の人間と全く同じで、
もっと便利な文明の利器の存在を知ったとたん、
即座にそちらに切り替えることができました。
「進化」する時間は全く必要なかったのです。

ノルトが小学生の頃に感じた点にも批判がありました。
>>それぞれの人種が違う「猿」の系統から出たなら、
>もっと人種間に違いがあるんじゃないか
>では伺うが、どの程度の違いがあれば納得するというのであろうか。

もし白人と黒人あるいは黄色人種との間に子供が生まれないほどの違いがあれば、
それぞれの人種が異なる「系統」から出たと考えることが可能です。
実際には人種間に、生物学的な違いがほとんどありません。
「形質」がどんなに異なっても、「種」は同じホモサピエンスなのです。
そのため異なる人種の異性を愛したとしても、
獣姦になるわけではありません。
異人種間で子孫を設けることができます。
人種差別主義者であったヒトラーですら、
人種間の生物学的相違はさしたるものでないことを承知していたのです。
「科学的な意味では人種というものなどないことは……百も承知だ。」
と語ったことがあります。
ところが「学者」の中には、
平然と人種の違いを「猿」系統図の違いで主張し、
さらに人種によって発展段階が異なると決め付け、
「劣等人種」を見下してきたのです。
こういう「学者」はヒトラーより悪質です。


>極端な言い方をすればすべての理化学的年代測定法は仮定に則っている。
>しかし、その仮定に起因する誤差も併記している事が多いのが学術書である。
>これは考古学者でなく主に理系の化学者が担当していることもあろう。
>年代測定に出してみたらあまりの古さに逆に考古学界が驚くということもある。


考古学者なら、ご存知でしょうが、
放射性炭素による測定法も初期の頃に比べると、
新たな理論が生まれて進歩しているそうです。
ところが、そのためますます「仮定」とすべき“パラメータ”が
大きく増えているのではないでしょうか?
例えば、炭素14をつくり出す宇宙線が,
過去1万5千年ないし2万年間変化しなかったという仮定は
間違っていることが
少なくとも20年ぐらい前には、わかっていました。
専門家が言えることは、放射性炭素はおそらく,
分解速度の75%と161%の間の速度で生産されているだろうという程度で,
それ以上確定的なことは何も言えないそうです。
さらに標本の汚染の問題は常に付きまといます。
まともな考古学者なら、
測定された年代をそのまま全面的に受け入れることはありません。

以前に中央アジアで発見された少女のミイラが
6千年前と大きく報道されたことがありました。
確かに理化学的年代測定ででた数値なのでしょう。
まもなく、実際には2千年前ぐらいじゃいか、
ということに訂正された記憶があります。
着衣があまりにも精巧なので、6千年前じゃ古すぎるということで、
再検討されたとの記事内容だったと記憶しています。
誤差とするには大きいのですが、この程度の誤差なら、許せる気もします。
しかし、時には2桁以上の違いが出ることがあるとの記事を読んだことがあります。


>しかしだからといって、
>何でもそれにこじつけて批判できると思ったら大間違いだ。

との批判もありました。

1980年代の資料ですが、
サイエンス誌「古人類学の力関係」1981年8月
「主だった科学的証拠といえば,哀れなほどわずかな骨の陣列であり,
それを基にして人間の進化の歴史を構成しなければならない。
ある人類学者は,その仕事を,無作為に選び取ったわずか13ページをもって
『戦争と平和』全巻の筋立てを再構成しようとすることになぞらえた」

サイエンスダイジェスト誌の記事(1982年5月号)では
「注目すべき事実を述べれば,
人間の進化について知るために我々が持つ有形の証拠は,
全部合わせても一つの棺の中に入ってしまい,なお場所が余るのである。」
「例えば,今日の類人猿はどこから出て来たものとも思えない。
彼らの過去は不明であり,化石の記録はない。
そして,今日の人間,すなわち,直立し,毛や羽毛やうろこがなく,
道具を作り,脳の大きい人間の本当の起源についても,
もし我々が自分に対して正直になるならば,
同じように謎であることを認めねばならない」

先史時代に関する多くの説には、
それらが想像や推測が主で、根拠薄弱なケースが多いことについての
記述を他にも読んだことがあります。

どちらにせよ、考古学者たるものは、
謙虚にあらゆる可能性を疑う姿勢が重要と考えます。
特に、素人の素朴な疑問に対し、
やたらと「権威」ある「根拠」を求める姿勢は改めた方が良いでしょう。
そういう権威主義が、やがて権威盲信につながり、
次の藤村新一を生み出すのではないでしょうか?
第一、素人がきちんとした根拠をすぐに提示できるわけ無いじゃないですか?

結局、藤村新一の捏造を暴いたのは、
素人のマスコミ取材チームだったのは、
実に象徴的な出来事でした。

特にノルトが主張したいことは、
現段階で、謎の多い先史時代を確証された事実であるかのごとくに、
歴史教科書に載せるべきでないということです。

警備体制

2005年12月21日 | 雑談
先月のことだ。
横浜そごう店から「みなとみらい21」地区行きへの観光船に乗った。
船室に入ってみて驚いた。
目つきの鋭い警察官が一人立っているではないか。

こんな小さな観光船に乗り込んで何を警戒しているのか?
おまけに、子供に飲ませようと、カバンからペットボトルを取り出したところ、
その警察官が睨み付けるではないか?

窓の外を見て、またまた驚いた。
岸壁のところどころに、警察車両が止まっている。

船が進むうちに、海上保安庁のボートとすれ違った。
しかも1艘だけでなく、何隻もだ。

船が到着し、みなとみらい21の半月型ホテル横で下船する。
波止場もホテルの周りも私服警官が数十メートル置きに立っていた。

何事だろう?

家に帰って、ニュースを見て、納得した。

その日、天皇陛下がみなとみらい21地区を訪問されていたのだった。

ブログ

2005年11月16日 | 雑談
本ブログを見てくださる方がいきなり増えることがある。
なぜかわからないが。
goo のブログのランクを見ると、昨日は725位(385997 BLOG中)だった。
ときどき千番以内に入る。
その割には管理者ノルトは更新をサボってばかりで、本当にゴメンナサイ

勝手ながら自分のペースで更新していくので、お許しを

風邪

2005年07月26日 | 雑談
風邪は人類の敵だ。

連休中、家族で長野に行った。
だが、到着したとたん、子供が熱を出したことに気がついた。
ぐったりしているではないか!
そういえば、朝からいつもの元気がなかった。
すぐにホテルに行き、病院を紹介してもらい、救急受付で受診した。
39.5度だった。
翌日も38度を超えていて、結局、ホテルに缶詰となった。
予定は全てキャンセル。
熱が下がり、元気が出た3日目の朝、早々にホテルを出て、帰宅を急いだ。
どこも観光できず、せっかく借りたレンタカーもほとんど使わず、出費がかさんだだけだった。

幸い、子供は今、元気に走り回って、謳い踊っている。

『風邪』と総称されているものに、インフルエンザが含まれる。
風邪とインフルエンザは医学的には別物とすべきらしいが、
歴史的には同じ名前で登場する。

第一次世界大戦終結時の1918年~19年にかけて、スペイン風邪が猛威を振るった。
感染者6億人、死者数千万人。
世界大戦の犠牲者をはるかに上回る被害が出た。
日本でも39万人死亡したそうだ。
一説によると、鳥インフルエンザが変異したものだという。
いつ、また同じことがあるかもしれないと、関係機関は警戒せざるを得ない。

第一次世界大戦と、その直後のスペイン風邪で人類史が大きく変わった。
あらゆる権威や、体制が揺るぎ、暴力と虚無と混乱の時代が幕開けしたのだ。
ロシア、オーストリア、ドイツ、オスマン、中国等では、次々と皇帝支配が終わりを遂げた。
かつては抑圧されていた諸民族、労働者階級、女性が声高に立ち上がるようになる。
親孝行が当然とされていた儒教文化圏では、子供たちが平然と反抗するようになった。
戦争による大量虐殺と破壊、スペイン風邪による大量死による影響は、
人類の意識を根本から変えた。
様々な意味で現代世界が形成されたと考えていい。

第一次世界大戦後に世界に君臨する5大国(米・英・仏・独・日)は現在も、そのままである。
GNPの比率からすれば、世界経済に占める5大国の比率は今日の方が高い。

巨視的には基本的な現代世界秩序は、第一次世界大戦とスペイン風邪で成立したんじゃないか?

中国語

2005年05月31日 | 雑談
ノルトは現在も、中国語を学習中です。
NHKラジオ講座を聞き始めて(途中中断あり)3年程度になります。
しかし全然、身に付かないなぁ。

上達しない原因は、時間数が少ないからですね。
1日最低でも2時間以上、学習しないと身に付かないで、どんどん忘れていきます。
それが、1日20分だけ聞くだけです。
それも時々サボったりします。
従って、いまだに初心者レベルから抜け出せません。
日本人は簡単な文なら、漢字で意味を理解してしまうのが、
却って上達を阻害するという話も聞きます。
実際、ネイティブの話を聞いてもチンプンカンプンです。
ゆっくり話してもらって、しばらく考えて、それでも、理解できなかったりします。
まぁ、語彙が少ないので、日常会話ですら、難しいよなぁ。

思い起こしてみると、ノルトは学生時代、英語が大の苦手でした。
英語ができなくても、中国語ならできるかも、と、思ったのが甘かった・・・。
集中的に1000時間ぐらい学習できれば、上達するのでしょうが、時間が取れないし・・。
初心者レベルから抜け出せないノルトでした。

これに対し、古代の日本の貴族は漢語に堪能でした。
漢詩も原音で朗読していたはずで、レ点などは必要ありませんでした。
遣唐使が廃止されてからも、宋人が渡来すると、
貴族の中には通訳なしで談笑できる者がいたとのことです。
いやぁ、立派だよなぁ。
加えて、漢字を日本語に取り入れて消化して、自在に使いこなしてしまうわけです。

それにしても、現代中国の簡体字は、あまりにも簡略化しすぎて、わけわからないです。
一方、台湾が使っている繁体字は、日本の戦後教育を受けた者には、
やっぱりわからないのが多いです。
日中共同で、簡略漢字の統一をして欲しかった・・・・。

反日感情

2005年04月06日 | 雑談
なんだか、よくわからないのだが、ここ数年、韓国、中国での反日ムードが高まっているらしい。
これに対抗して、日本側の嫌韓、嫌中感情も大きなものになっている。

おい、おい。
何やってるんだか。

お互い仲良くすれば、どちらも大きな利益があるのに。
特に、日本と中国。
現在、互いに最大の貿易取引相手国ではないか。
両国は経済的には完全に依存している関係にある。
対立を深めても両国とも何の得にもならない。
だが、この単純なことが理解できない馬鹿が多すぎる。

私は日本人だが、妻は中国残留孤児の娘で、私の義母は中国人である。
従って、日中両国が対立してもらっては困るのだ。
妻の生まれ故郷は北朝鮮と国境を接する吉林省で、
かなり朝鮮文化が入り込んでいる地域でもある。
従って、中国・朝鮮地域が反日に向かってしまうのは、困る。

私の考えでは、日本の敵は中国や韓国ではない。
日本国内の左翼勢力こそ、各国の反日感情に火をつける元凶だ。
左翼マスコミが、教科書問題や靖国参拝問題、いわゆる従軍慰安婦問題を誇張して書きたてる。
誇張どころか、歪曲報道すら、なされている。
一部の文化人や政治家が、これに同調している。
中国や韓国の立場では、これらに敏感に反応しないわけにはいかない。
しかも中国、韓国の人々には、真実は知らされていない。
さらに日本外務省の無能さが輪をかける。

中国、韓国とも大きな国内問題を抱えているのだろう。
それを直視したくないために、反日感情に向かっているのかもしれない。

なんてまぁ、世の中、馬鹿が多すぎるのか。

今後、どうなるかわからない。
北朝鮮と韓国は、どちらも膨張する中華圏に吸収されるのだろうか?
このまま、日米 vs 韓中 の図式で“冷戦”が始まる可能性を憂慮する。