良い子の歴史博物館

訪れたことのある博物館、歴史上の人物、交通機関についての感想、小論など。

中国語

2005年05月31日 | 雑談
ノルトは現在も、中国語を学習中です。
NHKラジオ講座を聞き始めて(途中中断あり)3年程度になります。
しかし全然、身に付かないなぁ。

上達しない原因は、時間数が少ないからですね。
1日最低でも2時間以上、学習しないと身に付かないで、どんどん忘れていきます。
それが、1日20分だけ聞くだけです。
それも時々サボったりします。
従って、いまだに初心者レベルから抜け出せません。
日本人は簡単な文なら、漢字で意味を理解してしまうのが、
却って上達を阻害するという話も聞きます。
実際、ネイティブの話を聞いてもチンプンカンプンです。
ゆっくり話してもらって、しばらく考えて、それでも、理解できなかったりします。
まぁ、語彙が少ないので、日常会話ですら、難しいよなぁ。

思い起こしてみると、ノルトは学生時代、英語が大の苦手でした。
英語ができなくても、中国語ならできるかも、と、思ったのが甘かった・・・。
集中的に1000時間ぐらい学習できれば、上達するのでしょうが、時間が取れないし・・。
初心者レベルから抜け出せないノルトでした。

これに対し、古代の日本の貴族は漢語に堪能でした。
漢詩も原音で朗読していたはずで、レ点などは必要ありませんでした。
遣唐使が廃止されてからも、宋人が渡来すると、
貴族の中には通訳なしで談笑できる者がいたとのことです。
いやぁ、立派だよなぁ。
加えて、漢字を日本語に取り入れて消化して、自在に使いこなしてしまうわけです。

それにしても、現代中国の簡体字は、あまりにも簡略化しすぎて、わけわからないです。
一方、台湾が使っている繁体字は、日本の戦後教育を受けた者には、
やっぱりわからないのが多いです。
日中共同で、簡略漢字の統一をして欲しかった・・・・。