アンチャーテッド エル・ドラドの秘宝 体験版

ここしばらく買ったゲームがことごとく肌に合わなかったり、残念なデキだったりと
ちょっとションボリしていたのだが、15日から国内で体験版の配信が始まった
「アンチャーテッド エル・ドラドの秘宝」が思いのほか良いデキで
憂鬱な気持ちを一気に吹き飛ばしてくれた。

最初タイトルを聞いて「何かの映画のゲーム化」と思っていたが本作は全くのオリジナル。
聞けば作ったのはクラッシュバンディクーシリーズを手がけた開発会社だそうで。
まあクラッシュバンディクーはやった事ないんですが（笑）

ゲームとしては早い話が「トゥームレイダー」系3D探索アクション。
このゲームは冒頭からセスナの機中での主人公と女性キャスター・エレナとの軽妙な
やり取りでプレイヤーを物語に引き込んでくれます。
ノリはロマンシングストーンとかハムナプトラ辺りの冒険物の洋画。

セスナ墜落後、エレナとはぐれた主人公を動かしてゲームをすすめます。
特筆すべきはグラフィック・・というか表現の細かさ。
水に浸かると主人公の服がちゃんと水浸しになるわ、主人公の動きに
あわせて服にシワがよるわと主人公廻りの表現が特に細かい。
背景は別段美麗というわけではないけど水の表現は綺麗だと思う。
カメラを回すと背景が流れるように処理されたり効果を上手く使っている印象。

この手のゲームにおいて最も重要なのが操作性。
実の所トゥームレイダーシリーズは操作性が肌に合わずに敬遠していた口で、
似たようなこのゲームでもまず操作性がイケてないんじゃないかと思っていたのだが
モッサリ感も無く実に快適に操作でき一安心。
ただ、丸太渡りなどでSIXAXISを使わされるのは無理やり感があって好きではない。
このゲームに限らず特殊デバイスを意地でも使わせようとするのは
どうにかならんか？WiiやDSのゲームに多いねそういうの。

敵とは格闘や銃で応戦。銃を使うときはTPS視点に切り替わり、障害物を使って
カバーもできる。格闘は□、△、○ボタンをペシペシ押して攻撃。
この辺はオーソドックスですな。

ゲームも丁寧に作られているし、何と言ってもキャラの掛け合いが
洋画のソレっぽくて気に入った！これは思わぬ収獲だったな。