#1冒頭でムーンライトさんと激しいバトルを繰り広げて以来目立った動きが無かったダークさんがいよいよ本格的に始動。もう等身大POPだの置物だの言わせませんよ!
■一家に1人えりかさん
ちょっとお前らベタベタくっつきすぎじゃね?てな位、のっけから密着しすぎな2人(主にえりかさん)にニヤニヤ。一緒に散歩に行くだけで大喜びしてくれるんだから安上がりでいいですよね。オマケに密着しながら宿題の手伝いもしてくれるんだから一家に1人、えりかさんの時代ですよ!
■平凡?
つぼみんとシプコフがお互いの衝撃的出会いについて盛り上がるそばで疎外感を感じてスネるえりかさんが可愛い。「出会いは平凡」って言いますが、えりかさんはこころの花を抜かれた記念すべき第1号犠牲者ですし、つぼみんはそのデザトリアンが最初に戦った敵な訳で、普通に衝撃的な出会いだと思うんですけどねー。えりかさん的にはつぼみんに空から降ってきて欲しかったんですかね。
■失礼な事を言われるのに定評のあるサソリーナさん
「まったく砂漠の使徒にも困ったもんだよ。ま、いくら出てきても倒しちゃうけどね!」
というえりかさんの言葉に対し、つぼえりの様子を監視していたサソリーナさんが
「失礼しちゃうわね~ん」
#1でえりかさんがサソリーナさんを見て
「あっ!変な人!」と言った際にサソリーナさんが「失礼なコね」と返した、というやり取りがありましたが、今回のコレはその時のやり取りを踏まえてのネタなのかなあと。
■三段オチ
さやか「ウフ」
つぼえり「ウフ」
サソリーナさん「ウフ(満面の笑みで)」
・・・サソリーナさん・・・やっぱり可愛いよな?俺、おかしくないよな・・・
■さやかさん受難
さやかの女子サッカー部の前に立ちはだかる、見るからに怪しげなサソリーナさん率いるサバーク中学女子サッカー部。中学生に見えないというツッコミよりもまず普通の人間じゃない事をツッコむべきだと思います。
試合中、砂で目潰しをしたり3人がかりで殺人スライディングを仕掛けたりとさすが伊達に「砂漠の乾いたサッカー」を標榜してません。てかサソリーナさん、ドカベンの岩鬼ですか。
相変わらず作戦が「幼稚園バスをジャックするショッカー」レベルの、組織の壮大な野望にそぐわないセコい嫌がらせ、というのが。まあ、プリキュアの敵ってこんな感じだからねえ・・・とは言ったものの、本格始動したダークさんのお仕事がゴールに飛んできたボールを明後日の方向に吹き飛ばしたりお花畑を荒らしたり・・ってのはどうなんですか。ダークさんも断われよ・・・って、コレってまさかダークさんが立案した作戦・・・?
しかし、一度ならず二度までも砂漠の使徒の手にかかってしまったさやかさんは、川原の少年サッカー団並のネタキャラ街道まっしぐらな気が。サッカーに関わった者はもれなく不幸に合う呪いでもかかってるんでしょうか。
てか今のさやかさんのこころの花を使えば最強のデザトリアンが誕生しますよ、サソリーナさん。
■はしたないえりかさん
ダークさんにシプコフを拉致されて逃げ帰ってきたつぼえりはコッペ様の元で反省会。コッペ様は集会の時の机にもなるし、アイテムを収納する物置にもなるし、普段は信楽焼のタヌキの置物のように癒しを与えてくれるしと便利グッズすぎますね。一家に1匹、コッペ様の時代ですよ!
今回、えりかさんは実にお行儀がよろしくないというか、恐らくパンツが見えようが全く気にしない人なんじゃないかと思わせる描写が散見されて、まあ、その・・・無防備すぎなんじゃないですかって事で今から教育的指導に行ってきますね。(ニヤニヤしつつ猛ダッシュで
■神出鬼没
ゆり「ちょっと、静かにしてくれない?」
・・・ってアンタいつの間にいたんですか!!!某タキシードを着た変態仮面の人並みの唐突な登場に亜美ちゃんもビックリですよ!
つぼえりが見失いかけていた事をチクリと指摘して去っていくゆりさん。意外とトゲのある物言いをするキャラだったんでちょっと驚きです。正しい事を言ってるんだけどその伝え方で友達に誤解を受けそうなタイプの人ですね。
つぼえりが決意してシプコフも元へ急ぐ場面で、薫子とコッペ様が同じ画面に収まっていたのは意味深ですね。
■今週の絶望先生
またまた登場絶望先生。今回は学生服姿で登場です。絶望先生と呼ばれる事に対する抵抗かw
あのダークさんを相手に互角の立ち回りを見せる絶望先生の正体は、やはり植物園に置かれている便利な置物なんでしょうか。
サソリーナさん「またあのイケメン!」「また?」
えりかさんとのやり取りと同じく、#2で初めて絶望先生と遭遇した時のやり取りを踏まえたネタ。
■プリキュア大爆発
主題歌インストアレンジをバックにした戦闘は燃えないのがおかしい。反則です。
正攻法で戦うブロッサムに対してテキトーな感じで走り回って敵を蹴散らすマリンが、もうえりかさんの性格を如実に反映した戦闘スタイルで素敵すぎます。
見得を切る時もブロッサムが「参りましたか!?(キリッ」と凛々しくキメているのに対して、マリンは猫口から「にゃっ!」だもんなあ。ちょっと、マリンをテイクアウトしていいですか?
そして新たな合体技、その名も「プリキュア大爆発」
このネーミングは「プリキュアおしりパンチ」を考案したブロッサムに違いない!!OPでマリンが放っていた技だからてっきりマリンの技だと思ってましたが、まさか合体技だったとは・・・。さすがにこんなテキトーな技はテキトーな方々にしか効きそうもありませんが。(技を食らって星になるテキトーな方々
■いつの時代も変身解除はエロい
プリキュア・フローラルパワー・フォルテッシモすら跳ね返す圧倒的なダークさんのパワー。変身解除して肌着姿で倒れるつぼえりが性的すぎるんですが・・・。サッカーボールを弾き飛ばしたり花を枯らすようなセコい仕事をこなすだけの人じゃないと思ってましたよ!ダークさんグッジョブ!(サムズアップしつつ
ダークタクトを取り出して止めを刺そうとするダークさんの前に現れたゆりさん。思わぬ邂逅にダークさんは「そういう事か、面白い」と言い残して撤退する。ゆりさんの手にはプリキュアの種の欠片が。残りの欠片の行方が今後の展開の鍵になっていそうです。
今回は#10にして早くも物語の1つの山場を迎えたという感じ。スタッフも米村脚本、作監馬越、作画陣に宮本、上野、すしお と超豪華。フレプリの時はどうだったかというと#10はブッキーとタルトの入れ替わり回ですからね。ネタ回だったんですよ(笑)
主要キャラは一通り出尽くして話も広がりを見せつつあった所でのこの展開は、ちょっとした総集編的な趣がありました。#1、#2を踏まえたサソリーナさん絡みのネタとか、つぼみが丘の上でシプコフと出会った時の回想とか、さやかの女子サッカー部ネタという過去のネタフリを回収したりとかね。新戦士の追加やダークさんを本格的に絡ませるにあたってここら辺で一度整理しておこうという意図があったのかも。
ダークさんは常にサバーク博士の傍らに佇んでいた事からも、三幹部よりも格上の側近的ポジションであろう事は想像に難くありませんでしたが、今回アバンに於けるサソリーナさんとのやり取りでその位置付けがはっきりと描写されていました。
ハトプリはダークさんとムーンライトさんの一騎討ちで幕を開けました。この2人の関係が物語の大きなカギになっている事は間違いありません。そういう意味でも今回の#10は非常に重要な話だったと思います。
さて次回。強大な力に対抗するには特訓しかない!フレプリに続いてヒーロー物の王道パワーアップ方法を導入か?
今回のデータ放送
緑選択で2pt。合計30ptです。次レベルは34ptなので早くても再来週か。しかし今回はつぼえりのどちらがクローズアップされてる訳でもなさそうだったから緑と睨んだんですがねえ。どうやら青が正解だったようで、こうなると判断が難しくなってきますね。来週は赤行きます。