お気楽ヲタ人生

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Fプリ第23話

2009-07-12 10:28:32 | アニメ

自重しない映画CMに全米が泣いた

親友と信じたせつながイースだった事のショックから部屋に閉じこもるラブ。ラブを心配する美希はあえて「せつななんて子は元々いなかった」とラブを叱咤するが、ラブはその言葉を受け止めきれずに家を飛び出してしまう。傷心のラブはカオルちゃんから「罪を憎んで人を憎まず」の言葉を聞き、ある決意を秘めて占い館へと向かう。

一方、イースの元にクラインから寿命終了の手紙が送られてきた。自らの寿命を知ったイースも決着をつけるべくラブの元へ向かう・・・。

こんな感じで決意を秘めた二人が雨が降りしきる森の中で拳と拳で語り合うBパートはまさに熱血少年漫画の世界。駆けつけた美希と祈里が加勢しようとするのを拒み、一対一の戦いを選択するラブは主人公の鑑!男前すぎます。

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お互い拳をぶつけ合う中で、イースは自分の心情を吐露していく。

「こんなハズじゃなかった!」
「お前といると私の中の何かがおかしくなっていく!」
「お前といると私が私でなくなっていく!」
「いつもいつも馬鹿みたいに笑ってる。そんなお前が・・お前が・・・・!!

羨ましいと思ったーーーーッ!! 」(告白キターーーーーーーーーーーーー!!!)

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「羨ましいと思った」

イースは自分の寿命が尽きる事を知り、今までかたくなに否定してきた自分の心の中に芽生えた何かと向き合うべく、ラブとの戦いに臨んだに違いない。

そして戦いの末に、やっと言えた素直な一言。

イースと東せつなとの決別。そしてイースは四ツ葉のクローバーを見つける。自分が踏み潰したクローバーのペンダントを重ねる演出は、偽りの友情から、真の友情への転換を意味しているんだろう。いい演出だ。

「幸せを呼ぶ四ツ葉のクローバーはね、心から幸せを望んでいる人じゃないと見つけられないんだよ」

今からでもやり直せる、そう言ってピーチが差し出したクローバーを手にしようとした時、クラインの宣告と共に無情にもイースの寿命は尽き果てる。

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そこに現れたサウラーとウエスターからイースの寿命が尽きた事、ラビリンスの人間の寿命は生まれた時から管理されている事を聞かされたラブ。絶望の中、突如シフォンの額が輝きを放ちアカルンがイースの中へ。そして、キュアパッション誕生。

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ラビリンス本国への帰還を促すサウラーとウエスターに自分はもうイースではないと言い放つパッション。

歓迎するピーチだが

「あなた達の仲間になるには私は手を汚しすぎた・・」

そういい残してパッションは去っていったのだった。

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前回、そして今回。本来の女児アニメとしてこれで良かったのかという事はさておき、パッション覚醒編はFプリ屈指の名エピソードとして完結しました。今回、特にBパートは涙なしでは見れません。怪しい宗教団体から脱退させる話とか思っちゃうと途端に笑えてくるんですが。

それにしてもここ数回、スタッフ的にもかなり力が入ってるなあというのが作画や演出等画面の端々から伝わってきました。愛されてるよねーFプリ。

さすがに今までの事は綺麗さっぱりなかったよ!という展開にはならず、次回はこれまでの自分の悪事と向き合うせつな=パッションの話になるみたいです。まあ、そりゃそうだよなあ。街をジュースの海にしたり男の子突き飛ばしたり色々やってきてるもんな。これから数回はせつな贖罪エピソードになるんでしょうか。

てか、ラブの家に居候展開っぽいですよ?え、同棲とかどんだけ燃料投下しますかスタッフはww