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新4点セットで攻勢 民主、社保庁不祥事追い風

2006年05月25日 | 政治
新4点セットで攻勢 民主、社保庁不祥事追い風 (産経新聞) - goo ニュース
社会保険事務所による国民年金保険料の不正処理問題が、民主党にとって、政府・与党に対する新たな攻撃材料となった。二十四日の衆院厚生労働委員会ではさっそく、質問をこの問題に集中させ、「共謀罪」の創設をめぐる問題や教育基本法改正問題、憲法改正の手続きを定める国民投票法の制定問題とあわせた「新四点セット」を武器に、終盤国会で攻勢をかけたい考えだ。
二十四日の衆院厚労委では、山井和則氏が「(保険料納付率の)目標値に無理があったのではないか」として、社会保険庁の村瀬清司長官の責任を追及した。
村瀬氏は「法令を無視してまでやれと指示したつもりはない」と釈明したが、川崎二郎厚労相は社会保険事務所ぐるみの不正であったことを認め、悪質者は社保庁解体後の年金新組織に採用しない方針を表明。厚労省は、年金新組織への移行を待たず、都道府県を超えたブロック単位での人事異動を行う再発防止策を打ち出すなど、早期の幕引きを図る構えだ。
しかし、今回の不祥事が、民主党にとって「絶好の追い風」となったのは間違いない。
菅直人代表代行は二十四日の党「次の内閣」会合で、「インチキなデータで(改革を)実現したという小泉構造改革の象徴だ」と皮肉った。
この問題以外にも、与野党が対決している共謀罪をめぐる衆院法務委員会の審議では、河野洋平衆院議長が自民、公明、民主の国対委員長に慎重審議を求めたことを盾に早期採決に抵抗。教育基本法改正では、「愛国心」を明記した対案を提出して自民党を揺さぶり、国民投票法案への対案も二十六日に提出予定。「両法案の審議では政府・与党案との違いをアピールしたい」(政調幹部)と意気込む。
「後半国会は完全に野党ペースだ」と渡部恒三国対委員長は二十四日の国対役員会で、笑みを浮かべた。 →情報源

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「新4点セット」などとぶちあげず、フツーにやればよいのではないかと。
つか、4点セットの時も年金未納問題のときもそうですけど、勢いに乗れば乗るほど余計なことをやらかして自爆して、結局ぐだぐだに終わってしまう、というイメージが強いので、調子に乗らず淡々とやるべきことをやったほうがいいと思うんですけどね。けど………やっぱりこの様子だと、やっぱり調子に乗って余計なことをやらかしそうだなぁ…。
多分、民主党に足りないのは「堅実」という言葉じゃないですかね。見た目派手にやろうとすると、どうしでも中身がすかすかになりがちで…足元がおろそかになるというか。審議を欠席したり、審議を滞らせたことを戦果のように誇ったりするのではなく、地味に・堅実に、ひとつひとつ話し合いに応じて議論するという地道な努力が必要だと思います。