去る7月13日、今年度上半期の芥川賞と直木賞が発表されました。
芥川賞は伊藤たかみさん「八月の路上に捨てる」
直木賞は三浦しをんさん「まほろ駅前多田便利軒」
そして、森絵都さんの「風に舞い上がるビニールシート」でした。
私は「本が好きだっ!」というわりに、
これらの賞の受賞作というのは興味がなく
これまでほとんど見向きもしなかったのですが、
ここ数年、魅かれる作品は読むようになりました。
今回は伊藤たかみさんの「八月の路上に捨てる」にものすごく魅かれ
さっそくこのお話を読んでみることに。
がしかし。
ネットで本の検索をしても、このタイトルの本が出てこない。
図書館で検索しても同じ。
そこでまたまた山口市の図書館の方にお尋ねしてみたところ
(地元の図書館は休館中。。。)
この作品は(8月上旬現在)まだ書籍化されておらず、
「文学界」という雑誌の6月号に掲載された小説が評価され賞を取った、とのこと。
「ということで、今すぐ読む方法としては『文学界』6月号をご覧になることですね☆」
と前回同様、優しく丁寧にご説明くださり、
私はこの小説を無事読むことができました。
その後「文芸春秋」9月号にも載ったようで
そしてなんと書籍化もされたようです♪
他に1編収録とのことで、書籍で読むのが楽しみです!
以下、「八月の路上に捨てる」のあらすじです。
暑い夏の一日。僕は30歳の誕生日を目前に離婚しようとしていた。
愛していながらなぜずれてしまったのか。
現代の若者の生活を覆う社会のひずみに目を向けながら、
その生態を明るく軽やかに描く芥川賞受賞作!(出版社 / 著者からの内容紹介)
芥川賞受賞作!というと
なんだか小難しい、ずしんと重い作品なのかな~と思っていましたが
文章のリズムがホントに軽快で、描写も具体的かつ身近、
とても読みやすい作品でした。
本、買おっかな~
この「文学界」という雑誌、初めて読みましたが
いや~、活字中毒にはたまらん本です(笑)
いくつかのお話あり、座談会のようなものあり。
この号に載っていた文学界新人賞受賞作「風化する女」(作:木村紅美)
も面白かった。
突然亡くなった同僚の荷物の片づけを押し付けられる「わたし」の話。
淡々と進んでいく物語のなかに
働く女性の「あるある」な日常がちりばめられていて
OLの端の端のはしくれとして数年走ってきた私としては
なんだか読んでて切なくなってしまいました。。。
作者の木村さんは私と同年代なので、
これからの作品が楽しみ。
気にしておこうとおもう。
今まで読んだこともない雑誌を手に取ると
こういう偶然の「いい出会い」があるのだなぁ。
芥川賞は伊藤たかみさん「八月の路上に捨てる」
直木賞は三浦しをんさん「まほろ駅前多田便利軒」
そして、森絵都さんの「風に舞い上がるビニールシート」でした。
私は「本が好きだっ!」というわりに、
これらの賞の受賞作というのは興味がなく
これまでほとんど見向きもしなかったのですが、
ここ数年、魅かれる作品は読むようになりました。
今回は伊藤たかみさんの「八月の路上に捨てる」にものすごく魅かれ
さっそくこのお話を読んでみることに。
がしかし。
ネットで本の検索をしても、このタイトルの本が出てこない。
図書館で検索しても同じ。
そこでまたまた山口市の図書館の方にお尋ねしてみたところ
(地元の図書館は休館中。。。)
この作品は(8月上旬現在)まだ書籍化されておらず、
「文学界」という雑誌の6月号に掲載された小説が評価され賞を取った、とのこと。
「ということで、今すぐ読む方法としては『文学界』6月号をご覧になることですね☆」
と前回同様、優しく丁寧にご説明くださり、
私はこの小説を無事読むことができました。
その後「文芸春秋」9月号にも載ったようで
そしてなんと書籍化もされたようです♪
他に1編収録とのことで、書籍で読むのが楽しみです!
以下、「八月の路上に捨てる」のあらすじです。
暑い夏の一日。僕は30歳の誕生日を目前に離婚しようとしていた。
愛していながらなぜずれてしまったのか。
現代の若者の生活を覆う社会のひずみに目を向けながら、
その生態を明るく軽やかに描く芥川賞受賞作!(出版社 / 著者からの内容紹介)
芥川賞受賞作!というと
なんだか小難しい、ずしんと重い作品なのかな~と思っていましたが
文章のリズムがホントに軽快で、描写も具体的かつ身近、
とても読みやすい作品でした。
本、買おっかな~
この「文学界」という雑誌、初めて読みましたが
いや~、活字中毒にはたまらん本です(笑)
いくつかのお話あり、座談会のようなものあり。
この号に載っていた文学界新人賞受賞作「風化する女」(作:木村紅美)
も面白かった。
突然亡くなった同僚の荷物の片づけを押し付けられる「わたし」の話。
淡々と進んでいく物語のなかに
働く女性の「あるある」な日常がちりばめられていて
OLの端の端のはしくれとして数年走ってきた私としては
なんだか読んでて切なくなってしまいました。。。
作者の木村さんは私と同年代なので、
これからの作品が楽しみ。
気にしておこうとおもう。
今まで読んだこともない雑誌を手に取ると
こういう偶然の「いい出会い」があるのだなぁ。
いうことで話題になったような。。。私もちょっと気には
なってました。
芥川賞の作品は、とっつきにくいイメージがあって、今まで
読んだことなかったんですけど、ちょっとチャレンジして
みようかな・・・
「文学界」も本屋でチェックしてみます!
思えば、自分がどうやって本を選ぶかと考えたら
装丁の美しさとかタイトルとか
あと帯のコメントとか
そういったところからだなー。
そういう意味でやはりこの本は惹かれます。
芥川賞も10代の子がとったりとだいぶ、昔感じてた「敷居が高い」感は払拭されつつあるなーって思う~
よし!ぜひ読んでみよう!
えぇぇぇ!そうですか
フリーターさんだったんですか~!!!
あ~、その経験が
この作品に表れてるかも☆
う~ん、ホント何事も経験ですねぇ。
名前のなかった投稿コメント
消させていただきました。
よくあることなので大丈夫ですよ(^^)
私もたまにやりますし。。。(苦笑)
◆ゆきち
タイトルにある8月の温度感が
すごく出てる作品なので
「タイトル買い」は正解かも♪
読んでみてね☆
芥川賞は新人さんの作品に贈られる賞
なんだってね。知らなかった!
読んでみたくなるよ
本当に本が大好きなんだね(笑)
いつも新しい情報をありがとう!
本のことはジャスミンに聞くというシステムが
私の中では確立されているのよ
嬉しいことば、ありがとう。
書き手冥利につきます♪
来月から図書館でのお仕事再開なので
またたくさんの未知なる本との出会いも
あるでしょう。
それらがしがし紹介していくね☆
また読んでね♪
私も「風化する女」がいいなあ、と思いました。
注目したい新人作家ですよね♪
いらっしゃいませ♪
ホントこれからが楽しみです。
はやく書籍化しないかな~。
かつきさんのブログ拝見しましたが
すばらしいブログですね★
また遊びに行きます♪