すきなものもの★きになるものもの

今すきなもの、きになってるものについて
いろいろと・・・

海とさかなと下関。

2006年07月31日 16時16分41秒 | 旅あっちこっち
先々週末、下関にある「海響館(かいきょうかん)」へ行ってまいりました。

かねてから行きたいね~と相方と話しており、
やっと念願かなった訪問でした。

夏休み最初の土曜日ということで、
多分親子連れがわんさといるだろうという考えから
朝イチで出発。
丁度開館少し前に到着しましたが、思ったほどの人出ではなく、
わりとゆっくりと見ることができました。

下関という土地柄か、途中
「ふく」(ここらへんでは「ふぐ」と濁らない)の展示コーナーがあり、
もうイヤ!ってほんとに言っちゃうほどにいろんな「ふく」を
見せられました(苦笑)

ま、勉強になったけどさ・・・
多すぎだよ(涙)

写真はイルカ(とアシカ)ショーのひとコマ。
(暗めでスミマセン。。。)

このショー、今までにない近さでショーをみたからか
とってもダイナミックに感じました。
イルカのジャンプが高い!泳ぐのが速い!
見ていて爽快でした。

ショーが行われるプールにはスプラッシュゾーン(名前うろ覚え)という
プールのすぐ傍で見られる場所がありました。(整理券必要。10分前より配布)

フフ、ここすごいんです。

イルカが跳ねた水しぶきが「かかる」んじゃなくて
水しぶきを「かぶる」(笑)
そこで見ていた子ども達はぎゃあぎゃあ言って喜んでました。
夏休みシーズンじゃなかったら、ワタシもそこで見ていたでしょう。
ちょっと今回そのゾーンへ行くには気が引けた・・・
お子様ばっかで・・・(汗)

水族館ラヴの友人が山口に来たら、
是非見せてあげたいと思いました。
もちろんスプラッシュゾーンでね♪ゆうくさん


水族館を出ると、相方が「門司に行かん?」と提案。
門司って九州やん!遠いって!と言うと
「もう見えてるんですけど・・・」

見ると対岸に街が見えます。
えっ。あれが門司だったのか・・・(大汗)
気づけば船着場があって、「門司まで5分」とか書いてる!

私の心はすぐ決まり、船に乗り込み一路門司へ。


・・・しかし、まったく下調べをしていなかったので
せっかくの門司港レトロなのに、どこへ向かって良いかもわからず
さらっと「そのへん」をウロウロしただけ。
またそのうち、近いうち、行こうと思います。

その後は下関へ帰り、「唐戸市場(からといちば)」という
卸売り市場でお昼を食べました。

そう、この市場は朝はせりが行われるのですが、
一般客も鮮魚や食品が日中は購入できるようになっていて
休日のお昼は市場で各仲卸店が作った海鮮丼やにぎり寿司が楽しめます。

私は海鮮丼とあなごと大トロのにぎり。
相方はこれ↑プラス、ふくのにぎり。
(今更ふく食べときゃよかった・・・と後悔)

ウマかったです(涙)

市場を出て、港を歩いていると「霜降りあじ」なるものに遭遇。
俗に言うあじのひらき、なのですが
試食してみてびっくり!

ふわっふわ!
あじがふわふわ!
そしていい塩加減。
なんじゃこりゃ~!?

もちろん購入しました。
ホント美味しかった

そうそう、今回もご当地ソフトクリーム発見しました。

その名もうにソフト!

ど~しよ~かなぁ、と
注文してからも思い悩んでましたが(笑)、
意を決してひとくち。

・・・むむむ。
むむ。

意外とおいしいじゃん☆

オレンジ色した「バター飴」って食べたことないですか?
あの味に似ていました。

やっぱソフトクリームなので、魚介の味がしちゃあヤバイですよね(笑)
でも醤油かけたらプリン味になるかもしれないカンジは
そのままありました(笑)






ふたりのゆくえ

2006年07月19日 17時44分34秒 | 日々のあれこれ
昨夜、宣言どおりに夜更かしをし深夜2時までネットしてました(汗)

そろそろ寝ようかな~とPCを落とそうとしたその時。
ヤフーのヘッドラインニュースに
「極楽とんぼ」の山本さん吉本解雇」の文字。

えぇぇぇぇぇぇ???

どうしたの?
何があったの?
解雇ってクビってことよね?

あわあわしながらニュースを読み、
そして大変なショックを受けました。


そのままとりあえず眠って、
朝がきて。
テレビをつけると、どこも芸能ニュースのトップはこのこと。
日テレの「ズー○イン」なんて(バレバレか。。。)、
「このあと相方の加藤さんの番組がありますが、何を思うんでしょうか」
とか言ってるし。。。


加藤さん、今日は番組休むかな。
と思いつつ、8時から「スッキリ!」を見ると
目が腫れ気味の加藤さんの姿が。

そしてこの件について、謝罪を始めた。

第一声からもう泣きそうで、
そのうち号泣。
わたしまで泣けてきて

「何であんたが謝ると!あんたは謝らんでいいとよ」

と泣きながらテレビに語りかけてしまいました。


ほんと今日の加藤さんは、見てて痛々しかった。
日テレは鬼やな~
早退させてあげたらいいのに、
など思ってしまったくらい、見るのつらかった。


ふたりはどうなってしまうんだろう。

大好きな「めちゃイケ」はどうなるんだろう。
数取団とか山さまとか。。。

欽ちゃんにも迷惑かけた形になるんだよね。
すごくいい球団なのに、
このことでものすごい傷がついちゃったよ。

このあと吉本が今後について、
あと欽ちゃんも会見するそうだ。
解散は避けられないかな。
怒った欽ちゃんはできれば見たくないな。。。


“売れっ子”加藤とのコンビ解散必至 (スポーツニッポン) - goo ニュース

中原中也を味わう

2006年07月04日 15時36分24秒 | 旅あっちこっち
山口市の湯田温泉駅を降りて少し歩くと
中原中也記念館があります。

今年2月5日の記事でも書きましたが、
私は湯田温泉という街を1人で散策することになり
(相方が湯田で試験を受けるのでそれについていった)
「足湯」とともにふらっと立ち寄ったのがこの記念館でした。

中原中也~?
詩人ってことは知ってるけど
読んだことねぇな~。

とまあ、こんなカンジで(最悪だ。。。)入館したのでした。

そのときはちょうど、本人の手書き原稿が特別展示されてる時期で
推敲に推敲を重ねて
この部分はこれより前に持ってこようか、後に持ってこようか、という
「産みの苦しみ」が
力強い筆文字から伝わってくる、そんな重厚な展示物もありました。

彼に限ったことなのか、
原稿用紙に詩を書き綴っているのですが、
もうマス目、完全無視(笑)
「この文はここに入る!」を表す矢印も、
豪快に紙の上を踊っていました。

1階の展示を見終え、2階に続く階段があったのでそれを登っていると
その階段の柱に、1編の詩。

それを見て私は、はっとさせられました。


   「月夜の浜辺」

  月夜の晩に、ボタンが一つ
  波打際に、落ちてゐた。

  それを拾つて、役立てようと
  僕は思つたわけでもないが
  なぜだかそれを捨てるに忍びず
  僕はそれを、袂に入れた。

  月夜の晩に、ボタンが一つ
  波打際に、落ちてゐた。

  それを拾つて、役立てようと
  僕は思つたわけでもないが
   月に向かつてそれは抛(はふ)れず
   浪に向かつてそれは抛(はふ)れず
  僕はそれを、袂に入れた。

  月夜の晩に、拾つたボタンは
  指先に沁(し)み、心に沁みた。

  月夜の晩に、拾つたボタンは
  どうしてそれが、捨てられようか?

    (角川文庫「在りし日の歌 中原中也詩集」より抜粋)



多分、高校の現代文で習った詩です。
中学だったかもしれない。
でも高校だったような気がする。
とにかくはじめの数行を読んで、
懐かしさで胸がいっぱいになりました。

授業で習ったときも思ったけど
ものすごく情景が手に取るようにわかる。
月夜、浜辺、そしてボタン。
役者は揃った!ってカンジでしょうか。
美しい1編です。

読んだことねぇよ~なんて思ってましたが
しっかりかつて、読んでいたんですね。あはは。

湯田にお越しの際は是非、この記念館にお立ち寄りください。
ってなにを宣伝してるんでしょう私は(笑)
ホント、「詩なんて読まない!」って方も
楽しめる場所なのではないかと思います。


余談ですが
この記事を書くにあたり、山口市立図書館から詩集をお借りしてきました。
その際、職員さんに
「『月夜のボタン』っていう詩が入った詩集を探しています」
と言ってしまいました。
結果、「月夜の『浜辺』」というタイトルでしたが、
お姉さんはとてもにこやかにそして見事に
目当ての詩集を探してくださいました。
ありがとうございました